Gメン75 315話は、長野県黒谷町のシリーズ第8弾!犯人逃亡幇助罪で追われる片桐ちぐさ(島かおり)に殺しの嫌疑?!立花警部(若林豪)はちぐさが留置されている新潟県へ向かう。
第315話 独房の中の花嫁 | ||||||||||
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仮題 | 独房の中の花嫁(シナリオ#315) | |||||||||
シリーズ名 | - | |||||||||
放送 | 81.06.20 | |||||||||
脚本 | 高久進(池田和雄、井口真吾) | |||||||||
撮影 | 加藤弘章 | |||||||||
監督 | 小松範任 | |||||||||
役名(台本) |
片桐ちぐさ<島かおり> 望月かよ(※望月源治の娘) —- 北岡すみ江(※ちぐさの従妹・女将・35才) 北岡忠男(※すみ江の夫) 鶴見警部(※浄土崎署/40才) 古田徳治(※45才/殺しの証人) 古田健一(※小学校四年) 奥沢猛(※35才)殺された被害者 警察医 看護婦 刑事A 刑事B 従業員A 従業員B 山仕事の女 |
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出演 | 黒木 | 立花 | - | 田口 | マリコ・寺岡 | 賀川陽子 | - | - | - | - |
主演 | 立花警部 | |||||||||
ゲスト |
島かおり<片桐ちぐさ> 石井亜希子<望月かよ> 稲野和子 田口計 梅津栄 石田太郎 塩見三省 小山友成 大江徹 篠原大作 山浦栄 立川良一 伊藤良昭 有戸美知子 大村一郎 浦上嘉久 |
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タイアップ | - | |||||||||
類似プロット | - | |||||||||
撮影日 | - | |||||||||
ロケ地 |
【新潟県浄土崎】 静岡県(伊豆・城ヶ崎、門脇灯台展望台ほか) —- 【長野県黒谷町】 スタッフ談・1983年 全シリーズ:五日市市、奥多摩、足尾などで撮影し合成 |
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収録 |
(1)FOREVER:- (2)BEST SELECT:- (3)BEST SELECT(女Gメン編):- (4)DVD-COLLECTION I:- (5)DVD-COLLECTION II:- (6)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~5):- (7)DVDコレクション:105号 |
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音楽 | - | |||||||||
備考 |
長野県・黒谷町を舞台にしたシリーズ(8) フルネーム:立花吾郎(調書) 313-324話草鹿刑事欠場 |
Gメン75DVDコレクション収録予定:105巻
Gメン75 第315話 独房の中の花嫁 あらすじ(ストーリー)
立花警部は深夜、Gメン本部で悪夢にうなされた。片桐ちぐさが犯人逃亡幇助罪で追われる身となり長野県黒谷町から姿を消して三ヶ月。立花はちぐさの家出人捜索願を出したまま何の手がかりも得られないまま月日が過ぎていた。
ある日、上野駅で少年と少女が保護された。何と黒谷町で別れた望月かよと古田健一という少年だったことから立花警部は上野へ急行する。
マリコ・寺岡刑事と賀川陽子刑事と合流し、かよと再会する立花。かよはあれから旅芸人・鶴丸たまえ一座とともに黒谷町を去り新潟へ巡業に出ていたのだ。
健一はかよの隣の家に住んでいたという。かよは立花にちぐさが殺人を犯したと告げる。驚きを隠せない立花は、ちぐさが留置されている新潟県へと向かった。
日本海の港町にある浄土崎署に到着した立花は、捜査主任の鶴見警部に会いちぐさに面会を求める。
Gメン75 第315話 独房の中の花嫁 当時の話題・感想
- 黒谷町のシリーズ第8弾
- 今回の舞台は新潟県(ロケは伊豆の城ヶ崎周辺)
- 犯人逃亡幇助罪で追われる身の片桐ちぐさに殺しの嫌疑?
- 立花警部(若林豪)断崖絶壁の死闘
シリーズ第8弾にして初の「長野県黒谷町」以外の地が舞台。ちなみにシナリオでは新潟県××町となっている。劇中の舞台は”新潟県”だが、実際は伊豆の東海岸にある城ヶ崎付近で撮影。最寄り駅は”城ヶ崎海岸”。
駅から断崖絶壁まで歩いて行けないこともない。桜の季節に行ったことがあるが桜並木がきれいで気づいたら到着してたという感じ。坂道が多いので足腰に自信があればのんびり歩いてロケ地散策するのもいい。
城ヶ崎付近は、Gメン75 334話「茶碗にテープを貼る変な泥棒」でも「石川県」にお色直しして撮影されている。
Gメン75 283話「オホーツク海の幽霊船」では北海道の港の全景で城ヶ崎付近の漁村が使われていた筈。
Gメン75 302話「露天風呂に浮んだ白い死体」からの続編。犯人逃亡を手助けした容疑をかけられた片桐ちぐさ(島かおり)はどうなってしまうのか?今回もスリリングにドラマは展開する。
音楽担当が前作までは菊池俊輔氏だったが、義野裕明氏にバトンタッチしたため映画「怪談せむし男」のおどろおどろしい劇伴もなくなってしまった。この点はちょっと残念。
長野県黒谷町シリーズ
(1)273話「怪談・死霊の棲む家」
(2)276話「夜囁く女の骸骨」
(3)281話「夜歩く魔物の花嫁」
(4)285話「満月の夜女の血を吸う男」
(5)290話「X’masカードの中の人骨」
(6)296話「雪の夜悪魔が生んだ赤ん坊」
(7)302話「露天風呂に浮かんだ白い死体」
(8)315話「独房の中の花嫁」
(9)326話「闇の中の女子大生殺人」
(10)351話「幽霊の指紋」
(11)16話「花嫁強盗団」・最終回<Gメン82>
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(参考)218話「梟の森みな殺しの夜」※類似ジャンル
Gメン75 第315話 独房の中の花嫁 当時の記事
刑事ドラマにしてはチト場違いだが結構面白いのが、この”君の名は”的なラブロマンス。演ずるは 若林豪(立花警部)と島かおり(ちぐさ)。
昨年8月(※1980年)に始まって八作目を数える。今回は行方不明だったちぐさが殺人犯として逮捕される。しらせを受けた立花が伊豆にかけつけるというお話。
「初めは三回ぐらいの予定だったのにおかげさまで好評。思いつめた二人の恋が若い人にもわかるのかなあ」と若林。残念ながら”悲恋”に終わりそうなのだが「イメージシーンでいいからぜひ若林さんと結婚式をしたいわ」と島。
レディーにお茶のサービス。ムードも最高です。(門脇灯台展望台で)
出典:TVガイド
※犯人逃亡幇助罪で姿を消した片桐ちぐさが新潟県にいる?!しかも殺人の疑いで留置されていることを望月かよから知った立花警部は新潟へ飛ぶ。
※週刊TVガイド誌のコラム。おいお前は俺の敵か?味方か?-丹波哲郎。行方不明になっていた記事の一つ。
当時の撮影現場の様子が垣間見れる内容だ。自分が撮影所に遊びに行ったときは敵か味方かの語りはなかったが、キイハンターからの昔話や撮影の思い出を本番と本番の間にスタッフさんや見学者に話しかけ笑わせていた。