Gメン75

Gメン75 第10話 大空の身代金

Gメン75 10話

Gメン75 10話は、旋回するセスナ機から投下されたマリファナを巡るマフィアとGメンの死闘をスリリングに描く!

第10話 大空の身代金
仮題 -(※シナリオ#-)
放送 75.07.26
脚本 高久進佐藤肇
撮影 浅井宏彦
監督 佐藤肇(佐藤肇・回顧録
役名(台本)
出演 黒木 関屋 草野 津坂 山田 圭子
主演 関屋警部補、草野刑事、津坂刑事、響圭子刑事
ゲスト 中丸忠雄キイハンター/小田切慎二Gメン75/結城警視正
今井健二
工藤明子
平泉征(平泉成、平泉征七郎)
斉藤浩子
菅原清人
森佑介
相馬剛三
峰洋子
五野上力
小笠原剛
鹿地史郎
白井克明
備考 類似作品:キイハンター 65話「俺たちは殺人者」
使用機材:セスナ
結城警視正ではないお父さん役の中丸忠雄氏。娘役に斉藤浩子氏。
Gメン75 中丸忠雄 斉藤浩子

Gメン75 第10話 大空の身代金 あらすじ(ストーリー)

大空を飛ぶセスナ機から大量の木箱が投下された。地上には無線機でセスナのパイロットと交信する謎の男・緒形信男がいた。低空飛行するセスナ機の目撃通報で警視庁パトカーが現場に急行。エンジントラブルに見まわれたセスナ機はそのまま洋上へ不時着し、緒形信男という名を言い残してパイロットは死亡した。

投下された木箱から二億円相当の大麻が押収され、警視庁はGメンに出動命令を下す。大麻は空路沖縄から運ばれたものと断定。黒木警視の指揮の下、関屋警部補らが動き出す。大麻を押収され資金の穴埋めをシカゴのマフィアから強要された緒形は、配下の古市とともに競輪場を襲撃。売上金を奪い逃走した。

関屋らGメンに追いつめられた緒形はアマチュア飛行連盟会長・奥宮邸へ逃げ込み、奥宮会長の家族を人質に立てこもる。邸内から警視庁の包囲網突破のチャンスを覗うが、現状を把握した津坂刑事はセールスマンに化けて内部潜入を試みる。

Gメン75 第10話 大空の身代金 解説・見どころ

Gメン75 10話
  • 多摩川河川敷でセスナ機使用の大掛かりな取引シーン
  • 結城警視正登場前の中丸忠雄氏がゲスト
  • 洋館へのGメンのスリリングな潜入作戦
  • マフィアはなぜ洋館へ逃げ込んだのか

「大空の身代金」の基本プロットは、キイハンター 65話俺たちは殺人者」である。初期Gメン75は、国際的視野と感覚を基軸にできるだけドライに描こうと力みすぎたのかゴツゴツとした粗削りなドラマ展開が目立つ。Gメン75黎明期ならではの新旧アンバランスな作風は、これはこれで心地いい。
 
シカゴのマフィアが多摩川河川敷に敷物を引きながら上空を旋回するセスナに無線で指示。ブツを地上に投下させ受け取るという「ザ・ガードマン」も「キイハンター」もビックリなダイナミックな取引。目撃者が必ずいるような真昼間の場所でも物怖じしない大胆さ。マフィアの一員・緒形信男今井健二)はGメン75史上、類まれなる個性派キャラのひとりとして心に刻まれる。細かいことを気にせず堪能したい作品。

追いつめられた緒形は、セスナ機で逃走を図るべく結城警視正似のお父さんを拉致し飛行場へ向かう。ここまでやっちゃう展開だと、関屋警部補か草野刑事には飛び立つセスナにしがみつくようなアクションシーンを期待してしまう。おそらく準備稿段階のシナリオではオールドファンの期待感をくすぐるような展開が予定されていたのかもしれない。

ゲストに結城警視正登場前の中丸忠雄氏と当時の人気女優・斉藤浩子氏。斉藤氏は75年春に終了した「猿の軍団」(円谷プロダクション)のユリカ役を思わせる可憐な面影が印象的。

Gメン75 第10話 大空の身代金 雑誌記事

Gメン75 第10話 大空の身代金
出典:毎日新聞
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