キイハンター 65話は、競馬場の売上金5億円を奪いブラジルへ逃亡を企てるギャングが某国大使館を占拠!車のセールスマンに化け潜入する島竜彦(谷隼人)とのスリリングな攻防戦!
第65話 俺たちは殺人者 (共同調査:NWP夏目プロダクツ) |
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仮題 | 俺たちは殺人者(※シナリオ#66) | 放送 | 69.6.28 | |||||||
脚本 | 高久進(池田和雄、井口真吾) | |||||||||
撮影 | 佐々木祐二 | |||||||||
監督 | 村山新治 | |||||||||
役名(台本) |
真紀子 滝上 北岡 南波 野津 ルイザ ダニー 経理課長 銀行員 |
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出演 | - | 啓子 | 吹雪 | 島 | ユミ | 風間 | - | - | - | - |
主演 | 島竜彦 | |||||||||
ゲスト |
戸浦六宏 富士真奈美 蜷川幸雄 宮口二朗(宮口二郎、非情のライセンス/坂井刑事) 佐藤晟也 高見エミリー 山田甲一(山田光一) 篠恵輔 ※ノンクレジット ハーマン・ルイス |
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某国 | エスカルゴ | |||||||||
類似作品 | Gメン75 10話「大空の身代金」 | |||||||||
備考 | フランス語⇒字幕スーパー |
キイハンター 第65話 俺たちは殺人者 あらすじ(ストーリー)
殺人を犯し、競馬場の売上金5億円を奪った滝上をボスとする北岡、南波の三人組強盗団。横暴な彼らは某国・エスカルゴ大使館に逃げ込み、真紀子夫人、秘書官の野津、女中のルイザを人質に立てこもった。3人は吹雪一郎がFBI(アメリカ連邦捜査局「Federal Bureau of Investigation,」)捜査官だった頃、シカゴでマークしていた銀行ギャングだった。
彼らは大使が本国に帰国中と知っての計画的な潜伏。隙を見て国外脱出を狙っていた。ブラジルへ脱出する貨物船が出航するのは午後4時。それまで治外法権の大使館に隠れているつもりだ。
島竜彦は車のセールスマンに化けて大使館へ乗りこんだ。敵の行動を吹雪に連絡する為わざと捕まったのである。だが、滝上らの監視で思うようにコンタクトが取れない。刻々と迫る出航までのタイムリミット。滝上らは足手まといとなった人質を殺そうとする。島は人質を庇いながら、何度か脱出を試みるが・・。
キイハンター 第65話 俺たちは殺人者 解説・見どころ
- 競馬場で五億円を奪ったギャングが大使館へ立てこもる
- 大使館へのキイハンターのスリリングな潜入作戦
- 本部に館内の危機を知らせる島
今回のプロットは後のGメン75 10話「大空の身代金」。島ちゃんこと島竜彦(谷隼人)が車のセールスマンに化けて潜入するシーンは、津坂刑事(岡本富士太)に継承されている。治外法権に守られた大使館の中で、いつ横暴さを爆発させるかわからない殺人者から人質を庇いながら次々と必死の脱出を試みる島の活躍を中心に、時間経過の緊迫したタッチで描くサスペンス・アクション編。
Gメン75のセスナでの取引シーンをカット、競輪場から売上金を奪って洋館に立てこもる構成が同じ。
キイハンター 第65話 俺たちは殺人者 雑誌記事
この頃のTVガイド誌(6月14日号)に当時人気を博していた同じ東映系のアクションドラマ「プレイガール」の面々とのやりとりが掲載されていた。題して-ボウヤの逆襲-(以下抜粋)
東映撮影所で「プレイガール」の緑魔子、桑原幸子といった魔女たちが谷隼人をつかまえて、「や~い、キス・ハンター」とイビリました。すると、あのオトナシイ谷隼人が途端に怒り出しました。「『キイハンター』は視聴率25%の僕の大事な番組です。悪ふざけはやめてください。」魔女たちはシュンとなって、「ごめんなさい!」
出典:週刊TVガイド 69年6月14日号
キイハンター 雑誌グラビア
キイハンター 65話ゲストの高見エミリー氏掲載雑誌。キイハンターのカラーグラビアつき。当時の人気の高さがうかがえる。
キイハンター 65話 俺たちは殺人者 当時のマスコミ向けスチール写真