Gメン75 280話は、帰って来た女刑事シリーズPART2!休暇で帰国した元Gメンのインターポール捜査官・津川螢子警部補(夏木マリ)を誤射してしまう吹雪杏子刑事(中島はるみ)
第280話 パリから来た車椅子の女刑事 | ||||||||||
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仮題 | パリから来た車椅子の女刑事(シナリオ#280) | |||||||||
シリーズ名 | 帰って来た女刑事シリーズPART2 | |||||||||
放送 | 80.10.11 | |||||||||
プロデューサー | 近藤照男、樋口祐三(TBS) | |||||||||
脚本 | 高久進(池田和雄、井口真吾) | |||||||||
撮影 | 吉田重業 | |||||||||
監督 | 山口和彦 | |||||||||
擬斗 | 伊達弘 | |||||||||
役名(台本) |
津川螢子警部補(※元Gメン/インターポール本部捜査官) —- 光代・トーマス(※ウィリアム捜査官の妻) マイケル・トーマス(※息子) ウィリアム・トーマス捜査官(※螢子の上司/インターポール本部捜査官) サリバン・ロガート(※長男/アメリカ人のマフィア) ジャック・ロガート(※次男/マフィア) マリオ・ロガート(※三男/マフィア) ジム・ロガート(※四男/マフィア) 宝石店の支配人(※パリ) ロンドンの警備員 執刀医 看護婦 刑事たち |
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出演 | 黒木 | 立花 | 中屋 | 島谷 | 田口 | 杏子 | - | - | 津川螢子警部補 | - |
主演 | 津川螢子警部補、吹雪杏子刑事 | |||||||||
ゲスト |
夏木マリ<元Gメン・津川螢子警部補> — 真理明美 ジョン・S ナイジェル・R(ナイジェル・リード) ヤン・エリック(YAN ERIK) ジェームス・R ラッセ・S ゲイリー・K |
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タイアップ | - | |||||||||
類似シーン | - | |||||||||
撮影日 | - | |||||||||
ロケ地 |
横浜(赤レンガ倉庫) 山梨(山中湖畔) |
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収録 |
(1)FOREVER:- (2)BEST SELECT:- (3)BEST SELECT(女Gメン編):◎ (4)DVD-COLLECTION I:- (5)DVD-COLLECTION II:- (6)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~5):◎ (7)DVDコレクション:94号 |
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主題歌 |
エンディング 「遥かなる旅路 Wandering man」(作詞:竜真知子 作曲:ミッキー吉野 編曲:川上了 唄:ポプラ/コロムビアレコード) —- オープニングテーマ 255~266、269~291、295~306話:オリジナルの「Gメン75のテーマ」 |
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挿入歌 | - | |||||||||
劇伴特記 | 「バーディー大作戦」より流用1曲(車での追跡シーン) | |||||||||
備考 |
フランス語:字幕スーパー パリ全景:実景動画(86話から)流用 パリでの追跡:都内夜間ロケと(250話から)流用分を合成 ロンドン全景:実景動画3種類 |
Gメン75 第280話 パリから来た車椅子の女刑事 あらすじ(ストーリー)
新東京国際空港へ元Gメンであるインターポール(国際刑事警察機構)本部捜査官としてパリへ派遣されていた津川螢子警部補を出迎えた吹雪杏子刑事。螢子の帰国目的はパリで殉職した上司ウィリアム・トーマス捜査官の家族に遺品を届けるためだった。
その螢子をパリから尾行していた謎の外国人は、隠し持っていた拳銃に弾丸を装填し螢子と杏子の車を狙撃する。
螢子たちは狙撃者の乗った車を追い倉庫街へ追い詰めたが銃撃戦となり螢子は狙撃者を射殺。しかし螢子の援護に回った杏子が撃った相手は狙撃者ではなく螢子だった。
一命を取り留めた螢子は黒木警視正に、意気消沈する杏子を責めないでほしいと願い出る。
一方、中屋警部補たちは国際外事局に届いたインターポールからの国際手配書を持ってきた。手配書の主は螢子が射殺した男でシカゴ出身のマフィア、マリオ・ロガードだった。マリオはロンドンで宝石強盗を働きインターポールに追われていた。
数日後、二人のアメリカ人が来日した。彼らが手にしていた新聞には射殺されたマリオと狙撃したインターポール捜査官・螢子の記事が載っていた。
Gメン75 第280話 パリから来た車椅子の女刑事 感想・ポイント
- 帰って来た女刑事シリーズPART2-津川螢子警部補編-
- 殉職した上司の遺品を持ってパリから帰国した螢子
- マフィアの狙撃を受け追いつめる螢子と吹雪杏子刑事
- 螢子を誤射してしまう杏子
Gメン75 280話は、元Gメン・津川螢子警部補(夏木マリ)の帰国と再会、活躍を描く「帰って来た女刑事シリーズPART2」。
降板理由が明確ではなくGメンとしての最終活躍編もないまま姿を消した津川螢子警部補(本編最終編251話・シナリオ最終編252話)のその後が明確になった作品でもある。
Gメン降板後、警視庁国際外事局からインターポール(国際刑事警察機構)本部へ派遣されていたことがわかる。
黒木警視正(丹波哲郎)との再会シーンでは、速水涼子刑事(森マリア)のような再会に関するセリフはなし。
特別な任務を帯びた帰国ではなく、籍はインターポールのまま休暇で帰国したところ事件に巻き込まれるという活躍編だった。吹雪杏子刑事(中島はるみ)との共同主役は1981年春の大規模なメンバー入れ替え(307話~)のテストのようにも感じた。
杏子の誤射によって負傷し車椅子生活を余儀なくされる津川螢子警部補だが、231話「危機一髪!車椅子の女刑事」を思わせるようなスリルをふたたびという見どころも。
富士山麓を舞台に無国籍風な装いの外国人ギャングも登場するあたりは往年のキイハンターを彷彿とさせるなつかしい演出である。
国際刑事警察機構(インターポール/International Criminal Police Organization-INTERPOL)の詳細記事
インターポール(国際刑事警察機構)とは
国際刑事警察機構(International Criminal Police Organization-INTERPOL)
国際刑事警察機構(インターポール)は、194 か国(地域を含む。)が加盟する国際刑事警察機関である。1923 年(大正 12 年)に前身の国際刑事警察委員会が設立されて以来、国際的な警察協力の促進、国際的な犯
罪の防止及び対策を推進する様々な機関の活動を支援している。
(・・・以下略・・・)
目次
インターポールの構成要素と財政
1 総会(General Assembly) ····································································· 1
2 執行委員会(Executive Committee)····························································· 1
3 ファイル管理委員会(Commission for the Control of Files)····································· 1
4 事務総局(INTERPOL General Secretariat)······················································ 1
5 国家中央事務局(National Central Bureau)····················································· 2
6 インターポールの財政 ········································································· 2
インターポールの沿革
1 国際刑事警察会議 ············································································· 4
2 国際刑事警察委員会 ··········································································· 4
3 国際刑事警察委員会の活動再開·································································· 4
4 国際刑事警察機構 ············································································· 4
5 他の国際機関との関係 ········································································· 4
インターポールの活動
1 実用的な情報の交換のための信頼性の高い情報ハブ機能の提供······································ 6
2 協力関係を通じた警察活動の強化································································ 9
3 革新的な解決策の提供による警察活動の強化······················································ 9
4 透明性の確保と即応性の強化によるパフォーマンスの向上·········································· 9
我が国とインターポール
1 加盟 ························································································ 10
2 組織・法制度 ················································································ 10
3 分担金 ······················································································ 10
4 総裁、副総裁及び執行委員への就任状況························································· 10
5 事務総局への職員派遣 ········································································ 10
6 日本での総会等の開催 ········································································ 10
7 技術協力 ···················································································· 11
8 外国警察との協力状況 ········································································ 12
参考資料
国際刑事警察機構(インターポール)の概要························································· 35
年表 ···································
出典:警察庁刑事局組織犯罪対策部国際捜査管理官作成
Gメン75 帰って来た女刑事シリーズ
<第一部>
279話:速水涼子刑事・帰国再会編(最終編:203話「また逢う日まで速水涼子刑事」)
280話:津川螢子警部補・帰国再会編(最終編:251話「Gメン対エーゲ海の骸骨」)
—-
<第二部>
288話:速水涼子刑事・活躍編
289話:津川螢子警部補・活躍編
「帰って来た女刑事シリーズ」は二部構成である。
一部は外国の捜査機関から帰国した直後の元女性Gメンと古巣Gメンとの再会。そして合同で捜査する活躍編。二部は、帰国後警視庁の捜査員としてGメンの捜査に加わる活躍編といったような位置づけになっている。
残念なのは初代女性Gメン・響圭子刑事(藤田美保子、現・藤田三保子)が帰って来なかったこと。
インターポール(国際刑事警察機構)本部に転籍となりその組織の一員としてロサンゼルスへ派遣された設定のまま。
別枠で男性元Gメンとともに帰って来るのではと思い、以降ずっと期待していたが叶わぬ夢だった。
Gメン75 第280話 放送当時の資料
※切り取って別利用していた元写真と記事を合成して復元。オリジナル写真に「Gメン75」文字はなし。
※放送当時の番組宣伝写真。記念撮影?