Gメン75 68話は、CIA(Central Intelligence Agency 中央情報局)の非情な弾丸と記憶喪失の女(范文雀)の素性を探る小田切警視(夏木陽介)
第68話 小菅一丁目35番地 東京拘置所 | ||||||||||
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仮題 | 小菅1丁目35番地 東京拘置所(台本#68) | |||||||||
シリーズ名 | - | |||||||||
放送 | 76.09.04 | |||||||||
脚本 | 池田雄一、西島大 | |||||||||
撮影 | 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞) | |||||||||
監督 | 山内柏 | |||||||||
役名(台本) |
大下俊造 清瀬マリア/大下洋子 ベン・川崎 徳丸(農夫) 写真家 看守 |
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出演 | 黒木 | 草野 | 津坂 | 山田 | 圭子 | 小田切 | - | - | - | - |
主演 | 小田切警視、響圭子刑事 | |||||||||
ゲスト |
田村高廣 范文雀(Gメン75、Gメン82/賀川陽子刑事、プレイガール/ユーミン・ダロワ、ハン・ザ・摩耶) 酒井修 江角英明(江角英/Gメン75 黒谷署・大町刑事課長) 藤井智憲 五野上力(斎藤力、斉藤力、五之上力、五ノ上力) 亀山達也 佐川二郎 比良元高 八百原寿子 |
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タイアップ | - | |||||||||
類似作品 | 同一プロット:キイハンター246話「墓場へ走れ!男と女」 | |||||||||
撮影日 | - | |||||||||
ロケ地 | 仙石原 | |||||||||
備考 | - |
Gメン75 第68話 小菅一丁目35番地 東京拘置所 あらすじ(ストーリー)
シリア、ベトナム、南米など動乱の地で反戦活動を続ける国際的なシンガー・清瀬マリアとその恋人・ベン川崎。だが、ベンはマリア殺害の容疑で警視庁の小田切警視に逮捕され東京拘置所へ送られた。
ある日、小田切は街角の観光写真のパネルに写っていたマリアとそっくりな女性に釘付けになった。無実を叫ぶベンの供述に疑問を感じた小田切は、マリアが消息を絶った朝霧高原へ飛ぶ。
そこでマリアによく似た女性を発見する。だが彼女は洋子といい、自分はマリアではないという。しかも記憶喪失だった。
小田切はカメラマンとして近づくが夫の大下俊造の抵抗に合う。Gメン・響圭子刑事らの協力を得、事件の背後にある真実を見極めようとする小田切。そんな時、謎の農夫が洋子を襲い銃弾を発射してきた。
そのライフルマークから発射された弾丸は、CIA(アメリカ中央情報局)工作員が使う特殊拳銃と判明する。
Gメン75 第68話 小菅一丁目35番地 東京拘置所 解説・見どころ
- 響圭子刑事(藤田美保子/現・藤田三保子)のギター弾き語りシーン
- 国際的な反戦歌手の失われた過去と自らの過去を消そうとする男
- 政治的な諜報活動に人間を利用しようとする国家機関の恐怖
リアルタイム時、どこかで見たことあるなと思いながら見てたが、思い出せず。後年「キイハンター246話 墓場へ走れ!男と女」の地上波再放送で記憶が繋がった作品。
個人の弱みにつけこみ諜報活動に利用しようとする国家機関の工作員。今も昔もスパイ天国と言われている日本ではフィクションとは思えない恐怖。過去を思い出させようとする人間、過去を忘れ去ろうとする人間の悲哀も絡めて描くハードボイルドサスペンス。
藤田三保子氏の生歌も堪能できる点も見どころ。当時、歌の原曲を探したがわからず今に至る。
※参照:CIA(Central Intelligence Agency)中央情報局/アメリカ合衆国の対外情報機関