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Gメン75 第251話 Gメン対エーゲ海の骸骨

Gメン75 251話

Gメン75 251話はギリシャロケ編!津川螢子警部補(夏木マリ)最終編!インターポール本部国際会議出席の帰路、黒木警視正(丹波哲郎)に迫るナチ親衛隊残党の影との死闘

第251話 Gメン対エーゲ海の骸骨
仮題 ①エーゲ海のドクロ(※シナリオ#247)
②Gメン対エーゲ海の骸骨(がいこつ)(※シナリオ#251)
シリーズ名 80ヨーロッパ縦断ロケシリーズ
放送 80.03.22
脚本 高久進(池田和雄、井口真吾)・西島大
撮影 吉田重業
監督 鷹森立一
協力 ギリシャ政府観光局オリンピック航空ヒルトン・インターナショナル、SASスカンジナビア航空、コンパスクラブツアー(日新航空
役名(台本) 藤崎邦夫
藤崎亜紀
ハンス・ピルツ
ブルーノ
ミラー
オレステス警部
制服警官(ギリシャ人)
メイド⇒(決定稿では無)
暴力団A、B⇒(決定稿では無)
高級娼婦(ギリシャ人)⇒(決定稿では無)
解剖の医師達
警察病院の医師
出演 黒木 立花 中屋 島谷 田口 螢子
主演 黒木警視正・津川螢子警部補
ゲスト 滝田祐介(滝田裕介)
岩本多代
カール・ピーターソン
デビット・モリソン
ナイジェル・リード
ピーター・ストーン
大矢兼臣
ロケ地 アテネアクロポリスの丘ギリシャ国民銀行アテネ大学プラカ地区アテネヒルトンホテルエリニコン国際空港<現在は閉鎖・別エリアに新空港>)
ピレエフス
ロドス島リンドス神殿
備考 ポストカード記載の黒木の宛名「T.KUROKI」
津川螢子警部補最終編

Gメン75 第251話 Gメン対エーゲ海の骸骨 あらすじ(ストーリー)

黒木警視正は、津川螢子警部補とともにインターポール・警察機構国際会議出席のためパリへ飛び、帰路、アテネに立寄った。知人のドイツ人・ハンスピルツを訪ねる為だった。その直後、ハンスはサイレンサー を持つ謎の男に射殺された。黒木はアテネ市警のオレステス警部と協力。ギリシア全域に捜査網を敷く。

黒木とハンスは東京で知り合った。ハンスは第二次世界大戦中、生き別れた息子・藤崎邦夫を探しに来日していた。息子とは横浜で再会したが、その後ギリシアへ渡っていた。黒木は、アテネでツアー・コンダクターとして生計を立てる藤崎の元を訪ねる。その時、アテネ大学でハンスの司法解剖結果が判明した。ハンスの胃からギリシア国民銀行の鍵が出てきたのだ。その銀行に出向いた黒木は、金庫からハーケンクロイツのマークが入った古い地図を発見する。

黒木と螢子は、その地図に記されてある場所・エーゲ海のロドス島へ向かう。断崖絶壁にあるアテナリンディア神殿に何が隠されてあるというのか?現地へ向かう黒木らにも銃弾が発射された!そして西ドイツ政府からハンスの経歴の照会があった。何と、彼は第二次世界大戦中、ナチスドイツ・アドルフヒトラーの直属秘密機関・エスエス隊員であったことが判明。今も大量虐殺の戦犯として世界各国の警察に追われているナチ親衛隊隊員であった。

黒木は、エスエス隊員の逃亡を手助けする組織「ODESSA」の存在を知るとともに、ナチス・ドイツの莫大な隠し資金の存在も知ることとなる・・・。その時、何者かに呼び出された藤崎が、ピレエフスに向かう途中の断崖で車ごと爆破され死亡する!

>>別枠作品(250話・フランス編
>>別枠作品(249話・デンマーク編

Gメン75 第251話 Gメン対エーゲ海の骸骨 解説・見どころ

Gメン75 第251話 Gメン対エーゲ海の骸骨
  • アテネ-ロドス島に展開する大捜査網
  • 車両爆破現場に落ちていたドクロのバッジ
  • 見え隠れするナチ親衛隊「ODESSA」の存在
  • アテナリンディア神殿で暴かれる「真実」

80ヨーロッパ縦断ロケシリーズ第三弾のギリシャ編。今回のシリーズは77年、78年の欧州編とは異なり、1話完結で吹き替えによる構成でのシリーズ。80年1月29日から2月23日まで約1ヶ月間でSASスカンジナビア航空、オリンピック航空の協力で撮影された。(*注:週刊TVガイド誌では16日間と記されてある)

北は吹雪のデンマーク、フランスは霧雨のパリ、そして南は晴天に恵まれたギリシア、紺碧のエーゲ海はトルコに近いロドス島での大ロケーション!ギリシアでは、地元のアテネ市警の警官が名演技も披露するなど、Gメンのロケに好意的だった。(「ザ・ベストワン」誌の記事より)

アテネにある<アクロポリスの丘>の麓の旧市街<プラカ地区>での撮影と思われる(子供が津川警部補の警察手帳を拾い、警察官に届けるシーン)。ロドス島ではアテナリンディア神殿での撮影が、遺跡管理者立会いのもとで進められたとのこと。

まず、撮影隊は成田からギリシアへ飛び、フランス、デンマークと南から北へというルートで撮影された。「週間TVガイド」誌によると、当初は、ギリシア、ユーゴスラビアでの東欧シリーズという企画案もあったそうだ。これは推測に過ぎないが、「Gメン対エーゲ海の骸骨」を数話に分けて放送する企画だったと思われる。

また、「ヒーロー神髄」(宮内洋著・風塵社刊)によれば、ベルリン(旧東ドイツ)へも足を伸ばされたとの記載があったが、本編ではドイツの風景が登場する事はなかった。「Gメン対エーゲ海の骸骨」で黒木の知人(ドイツ人)のハンス・ピルツの生立ちを絡めたシーンが用意されていたのかもしれない。

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キイハンター」以来のナチス戦犯もの。キイハンター 132話「日本アルプス大追跡作戦」同様、戦争当時の実写によるインサートフラッシュが効果的に挿入されていて観る者をぐいぐい引き込んで行く。国家的スケールと世界史をベースに黒木ボス自らが外国で奮闘するという豪華ロケ!

日本語吹き替えは残念だが、重厚な展開、クラシック音楽を思わせるような新しい劇伴はテーマにマッチしていて実に洋画タッチ。しかもキイハンター第一話「裏切りのブルース」で黒木鉄也の元同僚役だった役名・藤崎の復活。二人の対決。私のようなオールドファンには嬉しいサービスのように思えてならない展開である。しかしそこへ行き着くまでの盛り上りから考えて、一話完結では若干物足りなさを感じずにはいられない結末は残念だった。

またこの回をもって津川螢子警部補が自然消滅するというのもファン泣かせな作品である。個人的に好きな場面はロドス島・アテナリンディア神殿での黒木、螢子をロングショットで捕えるシーン。静寂を突き破るかのように画面の下から銃口が飛び出て二人を狙うシーンは「キイハンター」で培った懐かしい手法である。何度観ても高まるスリリングなシーンだ。

あと、関係者の方から教えていただいたが、Gメンスタッフの方々も大勢ある役で出演されている。

Gメン75 251話

シナリオ準備稿「エーゲ海のドクロ」と決定稿「Gメン対エーゲ海の骸骨(がいこつ)」の主な違い



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Gメン75 第251話 Gメン対エーゲ海の骸骨 雑誌記事

■撮影の合間 夏木は現地の子供とデート?(ロドス島リンドスの旧市街で)
■丹波哲郎、夏木マリら「Gメン75」の面々がギリシヤなどヨーロッパ各地に一六日間のロケ。なかでもロドス島では アテナ・リンディア神殿リンドスの城など遺跡を舞台に殺人犯を追う大ロケーション。朝七時撮影開始というハードスケジュールにも丹波、夏木らはすっかりエーゲ海に魅せられた様子。「食べ物はおいしいし、真っ青な海を見ていると疲れなんか吹きとんじゃうわ。」とご機嫌の夏木。
■若手の宮内と千葉は初めて見るエーゲ海に大はしゃぎ。(ロドス島リンドスの城塞”リンドスの城”で)

Gメン75 第251話 Gメン対エーゲ海の骸骨
Gメン75 第251話 Gメン対エーゲ海の骸骨

出典:ザ・ベストワン

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今回は遺跡が点在するアテネとロドス島が舞台。貴重な文化財とあって、終日、遺跡管理人が立ち会った。愉快な管理人で、幾度かNGをくり返す丹波哲郎のセリフを覚えてしまう。お気に入りの言葉は「すんだんだ」。日本語で終わったの意味だと知るとシーンが変わるごと「すんだんだ」。初めは感心して聞いていたスタッフも、あまりの連発にあきれ顔。

Gメン75 251話 エーゲ海の骸骨
出展:週刊TVガイド
Gメン75 第251話 Gメン対エーゲ海の骸骨
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