Gメン75 311話は、地下水道に棲む狂気の連続殺人鬼!殺人犯として逮捕されてしまった草鹿刑事(鹿賀丈史)?!愛車を当て逃げした暴走車を追跡中、白バイ警官の停止命令!そして草鹿の車のトランクから女性の死体が発見される
第311話 裸の女の死体を運ぶ刑事 | ||||||||||
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仮題 | 裸の女の死体を運ぶ刑事(シナリオ#311) | |||||||||
シリーズ名 | - | |||||||||
放送 | 81.05.23 | |||||||||
脚本 | 高久進(池田和雄、井口真吾) | |||||||||
撮影 | 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞) | |||||||||
監督 | 瀬川昌治 | |||||||||
役名(台本) |
亀田虎次郎(※ラーメン屋「昭福軒」の主人)(55才) 亀田熊子(※ラーメン屋「昭福軒」のおかみさん)(43才) 亀田まどか(※娘/当時婦人警官)(20才・当時) 梅津 松永(※チンピラ/32才) 今井理恵婦警(※城西暑) 平岡治子婦警(※城西暑) 捜査主任(※城西暑) 署長(※城西暑) 次席(※城西暑) 白バイ警官A(※城西暑) 白バイ警官B(※城西暑) |
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出演 | 黒木 | 立花 | 草鹿 | 田口 | マリコ・寺岡 | 賀川陽子 | - | - | - | - |
主演 | 草鹿刑事 | |||||||||
ゲスト |
早崎文司<亀田虎次郎> 福崎和宏 佐藤京一 出光元(東光生、東晃声、非情のライセンス/大西刑事、はぐれ刑事純情派/小山田部長) 谷本小代子(谷本小夜子)<亀田熊子> 名倉嘉子 小川ひとみ 相原巨典 晴海勇三 武田博志(武田ヒロシ/当時の「若林プロモーション」関係者) 石波義人 宮脇志都 |
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タイアップ | - | |||||||||
類似プロット | - | |||||||||
撮影日 | - | |||||||||
ロケ地 | - | |||||||||
収録 |
(1)FOREVER:- (2)BEST SELECT:- (3)BEST SELECT(女Gメン編):- (4)DVD-COLLECTION I:- (5)DVD-COLLECTION II:- (6)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~5):- (7)DVDコレクション:104号 |
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音楽 | - | |||||||||
備考 | - |
Gメン75 第311話 裸の女の死体を運ぶ刑事 あらすじ(ストーリー)
休暇を思い思いに楽しむ若きGメンたち。草鹿刑事は買ったばかりの愛車BMW2002でのドライブが趣味だった。そんな草鹿の車がドライブ中、当て逃げされ加害者を追ってカーチェイスが始まった。国道を激走する草鹿を発見した白バイ警官は直ちに追跡態勢!
暴走車を取り逃がした草鹿はそのまま白バイ警官に呼び止められた。草鹿のクルマに不審なものを感じ取った警官らは草鹿にボンネットを開けるよう指示するが、開けて出てきたのはなんと若い女性の裸の死体だった!
驚く草鹿は白バイ警官によって逮捕され、所轄の城西署に連行されてしまう。事態をGメン本部で知った立花警部は、田口刑事、賀川陽子刑事、マリコ・寺岡刑事に休暇返上の指令を送る。
城西署で田口らと合流した立花は、草鹿の行動を洗い出すべく捜査を開始する。だが草鹿の受難はこれだけでは終わらなかった。
Gメン75 第311話 裸の女の死体を運ぶ刑事 解説・見どころ
- 冒頭とクライマックスの違う味付けのカーアクション
- 若手Gメンの思い思いの休日風景
- カラフルな若手Gメン4人のファッション
- 草鹿刑事の特技と下宿先
- ラストのあっと驚くオチ
当時ファンの間でも賛否両論あった女性3名プラスのGメン75 7期だが、7期「Gメン75」もなかなかよいではないかと思う。
黒木警視正(丹波哲郎)や立花警部(若林豪)の重みある存在感は番組引き締め効果もあるし、キイハンターから見ている自分にとってはまぁまぁ好きなシリーズでもある。
草鹿刑事(鹿賀丈史)・田口刑事(千葉裕)、賀川陽子刑事(范文雀)・マリコ寺岡刑事(セーラ)の掛け合いは面白く「キイハンター+Gメン75」のような融合がいい化学反応を起こしていると実感することも。
男も女も若手Gメンの装いは実にファッショナブルな色彩に変わり今も昔も見てて心地いい。しかし、往年のハードボイルド「Gメン75」として視点を変えるとなんだかなぁ、、という気も否めない。
吹雪杏子刑事(中島はるみ)編である第6期までと作品のテーマは大きく変わらないが、カーアクションやセリフ回しに新しいスパイスを加えた感じだ。
女性Gメンを増やすことはスタッフ間でも大きな賭けだったと思われる。今から思えば女性Gメンと所轄署女性警察官がタッグを組んで若手男性Gメンと張り合う297話「ラッシュアワーに動く指」(シリーズその1・295話「午前6時の通り魔」)は7期のテストだったようにも感じる。
なお、本編ではカットされたが、台本では黒木達が昭福軒にラーメンを食べに行くシーンや、前回(311話 「バスルーム切り裂き魔」)でのコールガールに間違えられた賀川陽子刑事(范文雀)に言及するセリフがあった。
Gメン75・草鹿刑事とアイフル大作戦・南条京太郎の共通点
役名 | 職業 | 下宿先 |
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Gメン75・草鹿刑事 |
警察官 | ラーメン屋(昭福軒)二階 |
アイフル大作戦・南条京太郎 |
私立探偵(元警察官) | ラーメン屋(珍珍亭)二階 |
Gメン75の草鹿刑事はラーメン屋「昭福軒」の二階に下宿していることが今回の第311話「裸の女の死体を運ぶ刑事」で紹介される。
草鹿刑事のキャラクター設定は、アイフル大作戦の南条京太郎(杉浦直樹)をついつい思い浮かべてしまうほど似通っている。どちらもラーメン屋の二階に下宿。
「Gメン75」以前からの「土曜夜9時アクションシリーズ」ファンなら思わずニヤリとしてしまう共通点だ。
Gメン75 第311話 裸の女の死体を運ぶ刑事 当時の記事
※愛車を当て逃げされた草鹿刑事は逃走する車を追うが、草鹿が白バイ警官に捕まってしまう。そして愛車のトランクから出て来たものは・・・?|参考:現在見学できる下水道施設