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Gメン75 第129話 警察犬と女刑事

Gメン75 129話

Gメン75 129話は、犬嫌いの速水涼子刑事(森マリア)と警察犬の捜査網!町で目撃した男(平泉征)は服役中の受刑者か?現場近くで発生した殺しの謎を、涼子は警察犬とともに捜査する壁にぶち当たる

第129話 警察犬と女刑事
仮題 -(シナリオ#-)
シリーズ名
放送 77.11.05
脚本 池田雄一
撮影 吉田重業
監督 山内柏
役名(台本)
出演 黒木 立花 草野 中屋 山田 涼子
主演 速水涼子刑事
ゲスト 伊佐山ひろ子
平泉征(現・平泉成、平泉征七郎)
南条竜也(南城竜也)
目黒幸子
高野真二
井上博一
袋正
阿部希郎
河合絃司
須賀良
清水照夫
山浦栄
畑中猛重
亀山達也
横山繁
伊藤慶子
中立奈美
タイアップ
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撮影日
ロケ地
収録 (1)DVD-COLLECTION I :-
(2)DVD-COLLECTION II:-
(3)FOREVER:〇
(4)BEST SELECT:-
(5)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~4):〇
備考

Gメン75 第129話 警察犬と女刑事 あらすじ(ストーリー)

非番の街中で速水涼子刑事はすれ違った男が気になった。しかしその男は現在服役中の筈。2年前信用金庫を襲撃した三人組ギャングの一人・永岡春夫だ。

そんな時、気になった男とすれ違った場所に近いアパートの一室で殺人事件が発生した。現場では所轄署による初動捜査が行われており警察犬マリー号も出動、室内の臭い遺留品の臭いをかぎまわっていた。

だが涼子は大の犬嫌い。そんなマリー号が発見したポリ容器から血染めのタオルが出てきた。鑑識の結果、付着していた血液は被害者のものと一致。マリー号が臭いをたどった道は涼子が永岡らしき男を見失った場所で行き止まる。

涼子は関東刑務所に問い合わせしたが永岡はたしかに服役中だった。涼子の釈然としない思いを聞いた黒木警視は納得行くまで調べてみることを許可する。

その時再び殺人事件が発生した。殺しの手口はアパートでの殺しと同じで犯行時刻もほぼ同じことが判明する。

Gメン75 第129話 警察犬と女刑事 解説・見どころ

Gメン75 第129話 警察犬と女刑事
  • 犬嫌いだった速水涼子刑事と警察犬の捜査線
  • 服役中のはずの男を目撃した謎
  • 自分の責任で全てを任せるボス・黒木警視

今回は速水涼子刑事が自分のウィークポイントを克服して「真実」を追う姿を軸にしたミステリータッチの警察犬ストーリー

警察犬訓練所での涼子と警察犬マリー号(ペドロ号)の訓練シーンや見守る山田刑事らの交流も見どころ。

服役している筈の男に似すぎた男を見かけた事実と謎を解き明かす過程に惹きつけられる。確証はなく刑事の胸騒ぎだけで動いた結果とんでもない事案が発生してしまう。

しかし、符合する事実が複数あること。黒木警視が全ての責任を追うと告げ捜査を続行させるボスの貫禄にもしびれる傑作!

後の「帰って来た女刑事シリーズ」279話「FBIから来た女刑事」で今回の警察犬と速水涼子刑事のさらなる成長編が見られるのも楽しみなところ。

そういえば、続く「Gメン82」の第一話は、当初予定では「警察犬」をテーマにした原案があったと関係者の方から直接聞いたことがある。詳細は「Gメン82」DVD-BOX封入のブックレットで高久進氏が語られている。シナリオとして作成されていたが諸般の事情で映像化されなかった。

どんな作風だったのか今となっては知るすべがない。

クライマックスのシーン:178話「速水刑事を射つ男たち」の回想シーンで使われる。

Gメン75 第129話 警察犬と女刑事 当時の記事

Gメン75 第129話 警察犬と女刑事
※非番の日に偶然見かけた男は服役中の筈?!刑務所に確認したが男にはアリバイがあった。

出典:毎日新聞

Gメン75 第129話 警察犬と女刑事
※警察犬の嗅覚を頼りに二つの殺しを追う速水涼子刑事。犬嫌いだった涼子が困難を克服して真実を暴く!

出典:週刊TVガイド
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