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Gメン75 第150話 刑事の家を壊す男たち

Gメン75 第150話 刑事の家を壊す男たち

Gメン75 150話は、春の夜の連続路上強盗殺人に山田刑事(藤木悠)怒りの銃声!元警視庁刑事(長門勇)が営む小料理屋の常連客が立て続けに襲撃され所持金を奪われる

第150話 刑事の家を壊す男たち
仮題 春の夜の連続路上強盗殺人(シナリオ#-)
シリーズ名
放送 78.04.08
脚本 高久進(池田和雄、井口真吾)
撮影 吉田重業
監督 山内柏
役名(台本)
出演 黒木 立花 草野 中屋 山田 涼子
主演 山田刑事
ゲスト 長門勇(Gメン75 295話297話城西署・土屋和正署長トリプル捜査線/伴野三平)
鳥居恵子Gメン75 205話~・水上牧子>
吉田次昭(吉田継明)
梅津栄
三戸部スエ
山本清
奥村公延
狭間鉄
竜咲隼人
喜久川清
佐竹祥市
山浦栄
五野上力(斎藤力、斉藤力、五之上力、五ノ上力)
タイアップ
類似プロット
撮影日
ロケ地
収録 (1)FOREVER:-
(2)BEST SELECT:-
(3)BEST SELECT(女Gメン編):-
(4)DVD-COLLECTION I:-
(5)DVD-COLLECTION II:-
(6)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~5):-
(7)DVDコレクション:50号
備考

Gメン75 第150話 刑事の家を壊す男たち あらすじ(ストーリー)

山田刑事は帰宅時にある小料理屋に足を運ぶことがあった。その店「みちのく」は山田の先輩・沢井セイジが営むこじんまりした温かみのある店である。警視庁捜査三課時代、配属されたばかりの山田は沢井に捜査のイロハを叩きこまれたつながりがあった。

沢井は悪質なスリを逮捕する際、足を負傷し警視庁を退官せざるを得ない過去があったが、今は娘の美知子と息子の洋一とともに一膳飯屋を錐もみしながら暮らしている。

ある晩、山田は松島松太郎という秋田県から出稼ぎに来ている常連客と店を出た。山田が警察官であることを知ると、自分の息子は今年警官になったばかりだという身の上を語った。

その松島が帰宅時にスパナで襲撃され重傷を負って入院したという。さらに同じ手口でまたしても「みちのく」の常連客が襲撃され死亡する事件が発生した。

山田は黒木警視に願い出て常連客連続襲撃事件を追うことにした。目撃者の証言で犯人はオートバイに乗った二人組だったこと。そして出たばかりの月給が奪われているという共通点があった。

山田は犯人が被害者の行動を熟知していると睨み、沢井に協力を求めるが娘の美知子は快く思わない。

捜査が進むにつれ店の常連客に容疑者がいるのではないかと睨んだ山田は沢井との間に心の溝ができてしまう。

Gメン75 第150話 刑事の家を壊す男たち 感想・ポイント

Gメン75 第150話 刑事の家を壊す男たち
  • 警視庁捜査三課時代の山田刑事の先輩が営む小料理屋
  • 常連客ばかりを狙った所持金強盗
  • 警察嫌いの娘と父親の葛藤
  • 山田の先輩が退官した理由
  • 家庭と職務
  • 火を吹くオートバイアクション

職務熱心な警察官だった先輩と家族の中での「警察官」に対する感情は別物だった。

ある事件を通して父と娘の間に見えなかった溝が浮き彫りにされ、さらにある出来事をきっかけに道を外してゆく息子に苦悩する元警官。山田刑事の目を通して人生の悲哀を描いて行くハードボイルド人情編。

山田刑事(藤木悠)のキャラは「Gメン75」に深みを持たせるなくてはならないポジションだと感じた作品である。まさか一年後Gメンを降板する展開になるとは・・・。当時微塵も思わなかったことが思い起こされる。

Gメン75 第150話 刑事の家を壊す男たち 当時の資料

Gメン75 第150話 刑事の家を壊す男たち
藤木悠長門勇梅津栄奥村公延と自分が好きな俳優さん勢揃いの傑作!

出典:毎日新聞

Gメン75 第150話 刑事の家を壊す男たち
※残骸記事につき当時の画像と合成したイメージです。上記新聞記事と同じ画像だった可能性もあります。

出典:週刊TVガイド

Gメン75 第150話 刑事の家を壊す男たち
※「Gメン75の事件推理クイズ」という別冊付録で4話ほど先取りストーリーが楽しめた。当時の学年誌でも「Gメン75」はよく特集が組まれるほど人気があった。

出典:中一時代5月号第5付録

Gメン75DVDコレクション収録予定:50号

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