- Gメン75 148話は、ヨーロッパロケシリーズ第四弾!アラブゲリラの最終目的は全世界での一斉武装蜂起!国際テロリストとしてイスラエル諜報機関が消そうとする男(佐々木功)は黒木警視(丹波哲郎)が中近東へ放ったスパイだった…?!
- Gメン75 第148話 ヨーロッパ特急大爆破 あらすじ(ストーリー)
- Gメン75 第148話 ヨーロッパ特急大爆破 感想・ポイント
- Gメン75 第148話 ヨーロッパ特急大爆破 当時の資料
- Gメン75 第148話 ヨーロッパ特急大爆破 当時の資料(スチール写真・台本)
- Gメン75 145話・146話・147話・148話・160話 ヨーロッパロケーション・ロケ手帳(日程抜粋)
- Gメン75 第148話 ヨーロッパ特急大爆破 ロケ地(Dragor)
- Gメン75DVDコレクション収録予定:49号・50号
Gメン75 148話は、ヨーロッパロケシリーズ第四弾!アラブゲリラの最終目的は全世界での一斉武装蜂起!国際テロリストとしてイスラエル諜報機関が消そうとする男(佐々木功)は黒木警視(丹波哲郎)が中近東へ放ったスパイだった…?!
第148話 ヨーロッパ特急大爆破 | ||||||||||
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仮題 |
【準備稿】 (144)北極回りSAS980便 (145)スペイン特急大追跡 (146)ヨーロッパ縦断大捜査 【決定稿】 (144)北極回りSK980便 (145)マドリッド闘牛場の殺し屋 (146)スペイン特急大追跡 (147)ヨーロッパ縦断大捜査 (シナリオ#144・145・146・147) 【週刊TVガイド】 (145)北極回りSK980便 (146)マドリッド闘牛場の殺し屋 (147)パリ行き特急 (148)ヨーロッパ終着駅 |
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シリーズ名 | ヨーロッパロケシリーズ | |||||||||
放送 | 78.03.25 | |||||||||
脚本 | 高久進(池田和雄、井口真吾) | |||||||||
撮影 | 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞) | |||||||||
監督 | 鷹森立一 | |||||||||
役名(台本) |
坂口亜紀(マリア・ドロース/シスター)<江波杏子> ※本編:田口亜紀 27才 坂口文雄(アサド/国際テロリスト)<佐々木功> ※本編:田口文雄 25才 坂口きぬ ※文雄の母 当時50才 宗方紀子<島かおり> ※23才 美術留学生 宗方正之 ※35才 商社員【東側のスパイ】 宗方総一郎 ※カット 宮内日出夫(カーリッド/国際テロリスト) ※26才 辺見正純(ケファ/国際テロリスト) ※27才 土屋五郎 ※国際テロリスト ペドロ・ロメロ警部 ※40才 マドリッド警察本部殺人課 イサベル ※国際テロリスト【モサドのスパイ】 大月冴子(シルビア/国際テロリスト) 捜査員A 捜査員B スペインの刑事A スペインの刑事B スペインの警官A スペインの警官B スペインの家主の女 スペインの少女 スペインのバーの主人 ホテルの支配人 コペンハーゲンの女 殺し屋(※モサド/イスラエル諜報機関)※本編:モサツ —- 【準備稿のみ】 スペインの主婦 スペインの老人 スペインの工場主 —- テロリストに拉致される(準備稿)立花⇒(本編)草野 黒木と落ち合う坂口(田口)(準備稿)サンマルタン運河⇒(本編)シャンティ競馬場 |
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出演 | 黒木 | 立花 | 草野 | 中屋 | 山田 | 涼子 | 小田切 | - | - | - |
主演 | 黒木警視以下Gメン全員・小田切警視 | |||||||||
ゲスト |
江波杏子(Gメン75・Gメン82/津村冴子警部補) 島かおり(Gメン75・Gメン82/片桐ちぐさ) 佐々木功(ささきいさお) 桜井浩子 目黒幸子 立小路準 |
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タイアップ |
コンパスクラブツアー日新航空、 SASスカンジナビア航空、 ホテルニッコード・パリHOTEL NIKKO DE PARIS |
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類似プロット | - | |||||||||
撮影日 |
【ヨーロッパロケ手帳より】 スペイン・フランス・デンマーク 1978年1月11日~27日 日本国内 1978年1月29日~2月20日 |
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ロケ地 |
スペイン(マドリッド/トレド/チンチョン) フランス(パリ/シャンティ) デンマーク(コペンハーゲン/ドラゴア) 詳細:ロケ手帳・抜粋 |
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収録 |
(1)FOREVER:- (2)BEST SELECT:- (3)BEST SELECT(女Gメン編):- (4)DVD-COLLECTION I:- (5)DVD-COLLECTION II:- (6)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~5):- (7)DVDコレクション:49号50号 |
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音楽 |
エンディング主題歌:「道」(作詞:佐藤純弥、作曲・編曲:菊池俊輔、唄:島かおり 1978年4月1日発売) 劇伴:アイフル大作戦の曲復活(参照:3話~、6話~) |
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備考 |
スペイン語、フランス語:字幕スーパー 【フィクション告知】 本放送:2回(オープニング前とエンディング後) 【次回予告】 ・本放送時(愛知):なし/146話・147話・148話 ・地上波(愛知):あり/147話 ・CS放送:なし/146話・147話・148話 (5)DVD-COLLECTION II(予告編集):あり/146話・147話・148話 |
Gメン75 第148話 ヨーロッパ特急大爆破 あらすじ(ストーリー)
黒木警視と小田切警視から田口文雄に関する重大な情報がGメンに語られた。田口はダッカでのハイジャック犯として逮捕され収監されていた国際テロリストだったが、東南アジアでの大使館ジャック事件の首謀者から釈放を要求された人物の一人だった。
黒木と小田切警視は田口を警視庁のスパイとしてテロ組織内に潜入するよう働きかけていた。しかし色よい返事がないまま田口は日本政府の超法規的措置で釈放され中近東へ姿を消してしまった。
その田口とシャンティ競馬場で落ち合った黒木は田口の真意と対面することになる。
一方、偽造旅券を所持した日本人女性・大月冴子(ゲリラ名・シルビア)を逮捕したパリ警視庁は、立花警部補らとともに取調を行いテロ活動の全貌を探った。その結果、国際テロリストたちはアラブゲリラ本部”テロ・インターナショナル”から次の破壊工作の指令を受けていたことが判明する。
全世界での一斉武装蜂起計画を知ったインターポール(国際刑事警察機構)は行動を開始した。
田口は砂漠の本部からテロ活動の指令を受け取るためコペンハーゲンへ向うが、モサド(本編:モサツ)の殺し屋は田口を国際テロリストとして抹殺しようとする。黒木らGメンは田口救出を賭けて吹雪のコペンハーゲンへ飛ぶ。
Gメン75 第148話 ヨーロッパ特急大爆破 感想・ポイント
- ヨーロッパロケシリーズ(4)フランス・デンマーク編
- 国際テロリスト田口は警視庁のスパイとして黒木警視が協力を依頼した男だった
- 田口は超法規的措置で国外脱出を決意した真意を黒木に語る
- アラブゲリラと繋がるテロインターナショナルの全世界一斉武装蜂起計画
- ヨーロッパでの最終目的を受け取るためコペンハーゲンに向かう田口
ヨーロッパロケシリーズの第四弾!最終編の舞台はフランスから北欧のデンマーク(コペンハーゲン、ドラゴア)へと移る。
国際テロリスト・田口文雄(佐々木功/ささきいさお)は黒木警視(丹波哲郎)のスパイとしての協力依頼を受けて国外脱出したのかその真意が黒木に告げられる。
ヨーロッパでのテロ活動の最終指令を受け取るためコペンハーゲンに向かう田口を、国家の利害に関わる人物と見なして抹殺しようとするモサド(本編:モサツ)工作員の魔の手が伸びる。
Gメン史上最大のスケールで描くエピソードの解決編!
インターポール国際手配書とは
(ア) 国際手配書(Notices)
国際手配書は、国家中央事務局等からの要請に基づき、インターポール事務総局が全加盟国に対して発行するものであり、次の9つの種別がある。(以下略/P7~)
出典:警察庁刑事局組織犯罪対策部国際捜査管理官作成
Gメン75 第148話 ヨーロッパ特急大爆破 当時の資料
※砂漠の本部から送られてきた指令を受け取る黒木警視と小田切警視。国際テロリスト・田口文雄が国外脱出した本当の理由は・・・
※記事は紛失したがヨーロッパロケの裏話に掲載された写真。(撮影場所・スペインのチンチョン)
Gメン75 第148話 ヨーロッパ特急大爆破 当時の資料(スチール写真・台本)
※日本大使館で宗方紀子は田口文雄のメッセージを黒木警視に伝える。黒木は小田切警視を伴い三年ぶりに田口に会うためシャンティにある競馬場へ向かった。
Gメン75 145話・146話・147話・148話・160話 ヨーロッパロケーション・ロケ手帳(日程抜粋)
145話・146話・147話・148話・160話 ヨーロッパロケ手帳(日程抜粋) | |||
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日付
(1978年) |
班
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移動
|
撮影場所・備考
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1/11(水) | (16:00)東映出発 (22:00)羽田 ↓SK980 アンカレッジ |
機内撮影 | |
1/12(木) | ↓ (06:00)コペン (09:30) |
時計塔(市庁舎前)、市庁舎、チボリ公園、中央駅、王宮前、運河 | |
B | コペン | コペンハーゲン市内 | |
1/13(金) | (9:30)ドラゴア (13:30)カストラップ空港 |
DRAGORE(カーフェリー発着所、小路、ヨットハーバー)、空港 | |
B | カストラップ空港 | カストラップ空港滑走路、着陸 | |
(20:05)コペン ↓SK569 (21:55)パリ |
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1/14(土) | (9:30)パリ | モンマルトル、サクレクール寺院、北駅 | |
1/15(日) | (9:30)パリ | サンマルタン運河(北ホテル周辺)、ボンヌーフ、ルーブル、ビルアケイム橋、パッシイ駅、トロカデロ駅、エトアール駅 | |
B | パリ | ボンヌーフ | |
1/16(月) | (09:30)シャンティ ↓ パリ |
競馬場 ↓ ドゴール空港 |
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B | パリ | ドゴール空港 | |
1/17(火) | (9:00)パリ ↓ (17:30)ホテル出発 (20:00)パリ ↓IB161 (21:45)マドリッド |
ニッコードパリ、ルーブル、チェルリー庭園、コンコルドホテル・コンチネンタル内庭(閉館?現・ハイアットリージェンシー?)、日本大使館 | |
1/18(水) | (8:00)ホテル出発 マドリッド |
ヌエストラセノラディアルムネス(墓地)、チャマルチン駅(中央駅)、マドリッドの街、走るプエルタデルソル号個室 | |
B | マドリッド | イベリア半島を走るプエルタデルソル号 | |
1/19(木) | (8:00)ホテル出発 | DEL PEDE AVENUE、レティロ公園、タブラオの表 | |
B | マドリッド | 州立病院、下町、裏町 | |
(終了後)マドリッド ↓ トレド |
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1/20(金) | (8:30)ホテル出発 トレド |
アルカンタラの塔、教会、坂道、迷路、路地、裏町 | |
B | トレド | トレド全景 | |
1/21(土) | (8:30)ホテル出発 トレド ↓ チンチョン ↓ マドリッド |
坂道、通り ↓ 広場とバーの表、裏通り ↓ ホテルのロビー |
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1/22(日) | (8:30)ホテル出発 マドリッド |
マヨール広場(CUCHI LLEROS ARCH)、スペイン広場、ホセアントニオ通、オリエンテ広場、王宮近くの街、パレスホテル | |
1/23(月) | (8:00)ホテル出発 マドリッド |
闘牛場、北駅、バラハス空港 | |
B | マドリッド | アルカラ門、市内、マヨール広場、マドリッド警察 | |
1/24(火) | (11:30)マドリッド ↓TWA900 (13:35)ローマ |
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1/25(水) | ローマ | 自由行動 | |
1/26(木) | (08:05)ローマ ↓AZ392 (11:55)コペン (15:20)コペン ↓SK989 |
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1/27(金) | ↓ (16:55)羽田 |
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1/29(月) ~2/13(月) |
東京 | セット、大塚、石神井、厚木、横浜、羽田、日比谷、六本木、銀座、渋谷 | |
2/14(火) ~2/20(月) |
東京 | アフレコ |
【略した文字】
※コペン:コペンハーゲン
※B(班):実景撮影班
※SK(SAS):スカンジナビア航空
※IB:イベリア航空
※TWA:トランス・ワールド航空
※AZ:アリタリア航空
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【日本国内】
※セット:ロメロ警部の部屋、アジト、取調室、拘置所、刑事部屋、死体安置所、タブラオやバーの店内、酒場、マドリッドのマンション廊下など
※大塚:都電の踏切
※石神井:家、廊下
※厚木:マドリッド警察本部地下取調室
※横浜:新港埠頭(マドリッド北駅操車場、駅舎の内部、駅舎の前)
※羽田:スカンジナビア航空の機内
※日比谷:「三信ビル」(パリ警視庁廊下)(マドリッド警察廊下)
※六本木:マドリッドのレストラン(店内)
※銀座:「東急ホテル」(ニッコードパリの特別室)
※渋谷:「パティオフラメンコ」店内、楽屋、廊下
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【宿泊】
コペンハーゲン:パレスホテル
パリ:ホテルニッコードパリ
マドリッド:パレスホテル
トレド:ホテルカルロスV
ローマ:未定
Gメン75 第148話 ヨーロッパ特急大爆破 ロケ地(Dragor)
Gメン75 148話「ヨーロッパ特急大爆破」のクライマックスの撮影場所「Dragor」。ドラゴア、ドラウェアとも発音されるようだがカストラップ空港から路線バスが出ていて行きやすい。路線によっては周辺の市内を回るものもあるので興味のある方は現地で確認した方がいいです。
自分はぐるぐる回るバスに乗ってしまい空港から1時間くらいかかってしまった。
カストラップ空港近くの街でおとぎの国のような路地裏や建物が密集していて街歩きが楽しい。
なお、「Dragoa」は後のGメン75 第230話「零下50度からの逃亡者」で東ヨーロッパ某国「ニコライ共和国」全景として流用された。