Gメン75 116話は、真夏の夜の怪談編!バラバラ殺人と自殺の奥底に隠された真相が怪奇現象となってGメンの眼前に現れる
第116話 エクソシスト殺人事件 | ||||||||||
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仮題 | エクソシスト殺人事件(シナリオ#116) | |||||||||
シリーズ名 | - | |||||||||
放送 | 77.08.06 | |||||||||
脚本 | 西島大、高久進(池田和雄、井口真吾) | |||||||||
撮影 | 吉田重業 | |||||||||
監督 | 山内柏 | |||||||||
役名(台本) |
上村初恵 上村信子 向井部長刑事 向井弘 玉置力(※本文にふりがな:タマオキツトム/27歳) 玉置久子(チャコちゃん) 金丸 恩田 医者 ホテルのマネージャー アベックの男 アベックの女 火葬場・係員 死体運搬人A 死体運搬人B 地元民A 地元民B 福島暑・刑事A 福島暑・鑑識課員A 福島暑・鑑識課員B |
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出演 | 黒木 | 立花 | 草野 | 山田 | 中屋 | 涼子 | - | - | - | - |
主演 | 草野刑事・中屋刑事・速水涼子刑事 | |||||||||
ゲスト |
戸部夕子 谷村昌彦(後のレギュラー・古田刑事) 渡井直美(後の渡井なおみ) 桂木梨江 沢田勝美 滝波錦司 滝川潤(「特別機動捜査隊」岩井田刑事) 森祐介 五野上力 山田光一(山田甲一) 木村修 高野隆志 中島和也 藤原益二 山本緑 伊藤慶子 畑中猛重 横山繁 佐川二郎 |
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タイアップ | 高湯高原花月ハイランドホテル(アクセス) | |||||||||
類似作品 | - | |||||||||
撮影日 | - | |||||||||
ロケ地 |
福島県(裏磐梯) ・高湯 ・飯坂温泉 ・五色沼<アクセス> ・檜原湖<アクセス> |
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備考 | - |
Gメン75 第116話 エクソシスト殺人事件 あらすじ(ストーリー)
福島県裏磐梯の檜原湖で手錠をかけられたまま身を投げた女・上村初恵。彼女はバラバラ殺人事件の容疑者だった。
一方、信用金庫を襲撃した二人組ギャングの片割れ・玉置力を追っていたGメンの草野刑事、中屋刑事、速水涼子刑事はこの事件に遭遇する。発見された男の手の指紋を照合した結果、被害者は草野らが追っていた玉置のものだったことから草野らは裏磐梯へ向かう。
福島暑の向井部長刑事とともに身元調査をしたところ、容疑者として逮捕された初恵は実の妹・信子にも見放された女だった。
その夜、霊安室に安置された初恵の死体からむせび泣くような怨念の声が呟き始め、捜査中の涼子らの眼前で説明のつかない現象が現れる。
Gメン75 第116話 エクソシスト殺人事件 解説・見どころ
- 「Gメン75」では初のスリラーサスペンス
- 後のGメン・古田刑事(谷村昌彦)が地元暑部長刑事役で熱演
- 殺しと自殺に隠された真相
- 夏の裏磐梯各地でロケ
自殺した女の怨念のナレーションと回想シーンをメインに展開する「Gメン75」初の怪談モノ。深夜2時頃に見ると背筋がゾクッとする描写も。
不可思議な現象が捜査中のGメンの前にも現れるシーンを、邦画「怪談せむし男」の劇伴がおどろおどろしく盛り上げて行く。
この曲は「キイハンター」から「バーディー大作戦」でも何度か使用されたが、「Gメン75」では初。後の「死闘!立花警部(若林豪)×望月源治(蟹江敬三)ファミリー」による長野県黒谷町シリーズ(仮)でもふんだんに使われる。
スリラー仕立ての作品だが、根底に流れる仕舞いこまれた女の気持ちが悲しいストーリー。数々の怪現象がやりきれない真相へと繋がって行く異色作。
渡井直美(後の「フィーバー」渡井なおみ)
Gメン75では73話「バカ!大人のバカ!!」平松直子、156話「女子大生誘拐!」宮島光子役でゲスト出演。後に三人組アイドルグループ「フィーバー」のセンターで人気を集めた。
Gメン75 第116話 エクソシスト殺人事件 当時の記事
※草野刑事らが追っていた信用金庫襲撃犯の一人がバラバラ死体で発見された。裏磐梯へ飛んだ草野らの目の前で信じられないことが起きる。
※使用された番宣写真はこの回の写真ではなく、114話「極秘捜査・赤ちゃん誘拐!」のもの。
※放送週の番組欄より夜9時台のラインナップ。
この週の刑事・アクションものは以下のとおり。
土曜日:21:00「Gメン75」(TBSテレビ)
日曜日:-
月曜日:20:00「華麗なる刑事」(フジテレビ)
火曜日:20:00「新幹線公安官/第1シーズン」(テレビ朝日)
21:00「大都会PARTII」(日本テレビ)
水曜日:20:00「新・夜明けの刑事」(TBSテレビ)※野球中継
22:00「特捜最前線」(テレビ朝日)
木曜日:-
金曜日:20:00「太陽にほえろ!」(日本テレビ)
※「新幹線公安官」が第一シーズンの第一回。当時高校2年の自分が鑑賞していたのは全部。予定を空けて毎週欠かさず見ていたのは「Gメン75」「華麗なる刑事」「大都会PARTII」「新幹線公安官」。現在のようにDVDやブルーレイで録画できたなら全番組を視聴していたと思う。
※Gメン75 116話放送週に発売された週刊TVガイド掲載の視聴率ランキング。関西圏で「Gメン75」は25.8%。放送された回は長崎編の114話「極秘捜査・赤ちゃん誘拐!」
※Gメン75 116話放送週に発売された週刊TVガイド掲載の読者投票による人気番組ランキング。「Gメン75」は圏外。記憶違いでなければ、「Gメン75」が姿を消したのは76年末くらいで、再び浮上してきたのは80年の春あたりから。その後1位を目指すように上昇していった。