Gメン75 351話は、長野県黒谷町のシリーズ第10弾!望月かよ(石井亜希子)最終編・生き返った望月源治(蟹江敬三)がかよを誘拐?!立花警部(若林豪)、般若峠の決戦!
第351話 幽霊の指紋 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
仮題 | -(シナリオ#-) | |||||||||
シリーズ名 | - | |||||||||
放送 | 82.03.06 | |||||||||
脚本 | 小松範任 | |||||||||
撮影 | 吉田重業 | |||||||||
監督 | 小松範任 | |||||||||
役名(台本) | - | |||||||||
出演 | 黒木 | 立花 | - | 古田 | 風間 | 陽子 | - | - | - | - |
主演 | 立花警部 | |||||||||
ゲスト |
島かおり<片桐ちぐさ> 蟹江敬三 三戸部スエ 川合伸旺<長野県警・矢野捜査一課長> 石井亜希子<望月かよ> 平田守 天草四郎 辻伊万里 今西正男<黒谷署著長・本庄謙二> 徳弘夏生 五野上力(斎藤力、斉藤力、五之上力、五ノ上力) 宍戸久一郎 武田博志(当時の「若林プロモーション」関係者) 小山昌幸 立川良一 浦上嘉久 |
|||||||||
タイアップ |
油屋旅館(※ノンクレジット) ※現在の油屋旅館・公式(Gメン用語解説・油屋旅館) |
|||||||||
類似プロット | - | |||||||||
撮影日 | - | |||||||||
ロケ地 |
スタッフ談・1983年 全シリーズ:五日市市、奥多摩、足尾などで撮影し合成 |
|||||||||
収録 |
(1)FOREVER:- (2)BEST SELECT:- (3)BEST SELECT(女Gメン編):- (4)DVD-COLLECTION I:- (5)DVD-COLLECTION II:- (6)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~5):- |
|||||||||
備考 | 欠場:草鹿刑事 |
Gメン75 第351話 幽霊の指紋 あらすじ(ストーリー)
亡き兄・片桐巡査部長の墓参りで、望月かよとともに故郷の長野県黒谷町へ帰った片桐ちぐさ。不吉な予感を感じた立花警部はちぐさらが宿泊する油屋旅館へ電話を入れた。
しかし何事も起きてはいなかった。だが、雪夜の窓の外でじっと旅館を見つめる眼があった。翌日、ちぐさは死んだ兄の墓の前で立花との結婚を決意した気持ちを伝えた。その時、手斧を持った謎の男に襲われかよを誘拐されてしまう。ちぐさの目に映った男の顔、それはなんと死んだはずの望月源治だったのだ。
ちぐさから事件を知った立花は、長野県筑摩郡黒谷町へ急行する。立花は黒谷警察署の協力を得、かよ誘拐事件の捜査活動に合流する。そのとき、天狗谷で望月3兄弟逮捕に携わった捜査員の死体が発見された。
そして立花も望月源治を目撃することになる!望月源治は死んではいなかったのか?!
Gメン75 第351話 幽霊の指紋 解説・見どころ
- 長野県・黒谷町のシリーズ第10弾
- 生き返った?!「望月源治」
- 黒谷警察署捜査員殺し、望月かよ誘拐
- 立花警部・片桐ちぐさ、望月かよとの別れ
今回は「Gメン75」最後の黒谷町シリーズ。273話「怪談 死霊の棲む家」から数え10作目にあたる。都会的で華麗な雰囲気を持つGメンの世界に、手斧、大八車、山村・・といったローカル色豊かな大道具小道具を配置させおどろおどろしい作風に仕上げた企画は賛否両論あったがおおむね評判がよかった。
一連の作品のメガホンをとった小松範任監督インタビューは「Gメン82DVD-BOX(PCBE-63104)」封入のブックレットで読める。
そんな凄惨な事件背景の中で描かれる立花警部(若林豪)と片桐ちぐさ(島かおり)の愛の行方、クライマックスの立花警部体当たりアクションは多くの若林豪ファンを熱狂させた。
死んだ筈の望月源治(蟹江敬三)が登場するショッキングな今回の出だし。ちぐさのみならず立花をも震え上がらせた源治の亡霊の出現?!最後まで目が離せないスリリングな展開になっている。このシリーズの最終回は「Gメン82」16話「花嫁強盗団」へと受け継がれ幕を閉じる。
サヨナラ!望月かよちゃん(石井亜希子)Gメン75 第351話 幽霊の指紋
望月かよちゃん(石井亜希子)に注目!子役ながらも表情の演技と気持ちのこもったセリフ回しが実に上手い。ベテラン俳優、女優にまじっての好演は今回で見納め。
長野県黒谷町シリーズ
(1)273話「怪談・死霊の棲む家」
(2)276話「夜囁く女の骸骨」
(3)281話「夜歩く魔物の花嫁」
(4)285話「満月の夜女の血を吸う男」
(5)290話「X’masカードの中の人骨」
(6)296話「雪の夜悪魔が生んだ赤ん坊」
(7)302話「露天風呂に浮かんだ白い死体」
(8)315話「独房の中の花嫁」
(9)326話「闇の中の女子大生殺人」
(10)351話「幽霊の指紋」
(11)16話「花嫁強盗団」・最終回<Gメン82>
—-
(参考)218話「梟の森みな殺しの夜」※類似ジャンル
Gメン75 第351話 幽霊の指紋 当時の記事
※故郷の長野県黒谷町に帰った片桐ちぐさと望月かよ。そこで目撃したのは死んだはずの魔物「望月源治」の姿だった!
※かよが誘拐されたことを知った立花警部も黒谷町へ向かう。宿敵・望月源治は生きていたのか・・・?!
若林豪ファン・クラブ(放送当時の私設FC)
「Gメン75」「Gメン82」放送当時(正確には放送終了後ですが)、九州地方を中心にした若林豪さんファンが集う「若林豪ファン・クラブ」なる私設FCがあった。
1983年11月13日・14日熊本でロケした「恋はミステリー劇場」虚空の時差(仮)【原作:津村秀介 脚本:竹山洋 監督:鷹森立一】のロケ密着レポートや1984年8月16日「ファンの集い」(京都ホテル・ルイの間)の参加レポートなどが掲載されていた。
虚空の時差 人妻の心の虹が死を招く
「水曜ドラマスペシャル」
1985年7月31日(水)放送/TBS・出演:若林豪、友里千賀子、西田健 他/出典:テレビドラマデータベース