Gメン75 267話は、’80香港カラテロケシリーズ第一弾(前編)!ヨーロッパマフィアと手を組んだ香港ギャングが日本総領事誘拐!身代金100万ドルを日本政府に要求する
第267話 Gメン対世界最強の香港カラテ | ||||||||||
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仮題 |
【前編】Gメン対世界最強の香港カラテ 【後編】Gメン対世界最強の香港カラテPART2(シナリオ#267・268) |
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シリーズ名 | ’80香港カラテロケシリーズ | |||||||||
放送 | 80.07.12 | |||||||||
プロデューサー | 近藤照男、樋口祐三(TBS) | |||||||||
脚本 | 高久進(池田和雄、井口真吾) | |||||||||
撮影 | 吉田重業 | |||||||||
監督 | 鷹森立一 | |||||||||
役名(台本) |
竜英傑(※通称:ドラゴン/情報屋) 竜麗々(※18才/日本領事館のメイド/ドラゴンの妹) 遊佐哲二(※30才) 朝倉領事 朝倉光枝(※45才/妻) 朝倉紀代子(※22才/娘) 周警部(※35才/香港地区警察) 織部書記官 蔡鋭(※香港ギャングのボス) 沙貴林(※香港ギャングの幹部) 楊大海(※香港ギャング・巨漢の用心棒) 銭(※香港ギャング・配下) 曲(※香港ギャング・配下) 孟(※香港ギャング・配下) 徐(※香港ギャング・配下) 孫(※香港ギャング・配下) クレア(※グルシア大使夫人) 大使 外人A(※イタリア人のマフィア) 外人B(※イタリア人のマフィア) 中国人の運転手(※朝倉総領事とともに拉致される) 難民の少年 難民の女 難民の男 配下たち |
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出演 | 黒木 | 立花 | 中屋 | 島谷 | 田口 | 杏子 | 南雲 | - | - | - |
主演 | 中屋警部補、島谷刑事、田口刑事、吹雪杏子刑事、南雲警視 | |||||||||
ゲスト |
何宗道 ホーチョンドゥー 楊斯 ヤンシィー 江島 コントウー 屠龍 トンロン 月丘千秋 高品格(大都会シリーズ/丸山米三、いろはの”い”/ 大森巡査部長、ロボット刑事/芝大造刑事) 力石考 竹井みどり 永井秀明 好井ひとみ 辰馬伸(影山龍之) 竜咲隼人 鈴木正範 麗正司 |
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タイアップ |
コンパスクラブツアー日新航空 TOURS JAPAN LTD、ツアーズジャパン |
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類似シーン | - | |||||||||
撮影日 | 1980年6月13日から12日間(参照:ザ・ベストワン) | |||||||||
ロケ地 |
香港【イギリス領(1980)】※前編 九龍半島 ・香港啓徳空港(現・啓徳郵輪碼頭)※175話より流用 ・彌敦道 ・尖沙咀渡輪※スターフェリー乗り場 ・九龍ステーション駐車場(当時の場所) ・鑽石山※中庭のある館がある場所 香港島 ・銅羅湾※トラム車庫付近の市場(現・商業施設)+現・九龍城公園となった一画と合成?、運転手発見現場の港 ・虎豹別墅「タイガーバームガーデン」※香港ギャングのボスの邸宅 ・中環※スターフェリー乗降場所(202話草野が立花たちに別れを告げる港) ・東角道※ドラゴンが妹と落ち合った場所 ・維多利亞公園「ヴィクトリア公園」(九龍半島・訊號山花園「シグナルヒル」と合成)※ドラゴンに呼び出された中屋、島谷、田口が向かう公園 ・アメリカ銀行(中環) ・赤柱※領事公邸周辺全景 日本国内? ・領事公邸(明和観光・服部邸と同じ?) |
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収録 |
(1)FOREVER:- (2)BEST SELECT:- (3)BEST SELECT(女Gメン編):- (4)DVD-COLLECTION I:◎ (5)DVD-COLLECTION II:- (6)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~5):◎ (7)DVDコレクション:89号 |
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主題歌 |
エンディング 「遥かなる旅路 Wandering man」(作詞:竜真知子 作曲:ミッキー吉野 編曲:川上了 唄:ポプラ/コロムビアレコード) —- オープニングテーマ 255~266、269~291、295~306話:オリジナルの「Gメン75のテーマ」 |
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挿入歌 | - | |||||||||
劇伴特記 |
Montparnasse 2000のアルバム「Panorama」(Jean-Pierre Decerf – Contact)から流用>>詳細:「遊びをせんとや生まれけり」 一部251話ギリシャ編より流用 |
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紹介拳法 |
・蛇拳 ・虎拳 ・豹拳 ・龍拳 ・鶴拳 ※実在する拳法とのこと(詳細:レファレンス協同データベース) |
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備考 |
<前編>通常のオープニング:なし(インストゥルメンタル「遥かなる旅路 Wandering man」) <前編>通常のエンディング:なし 次回予告:通常バージョン —- <後編>通常のオープニング:なし(音楽:Montparnasse 2000のアルバム「Panorama」から流用) <後編>エンディング:ロール式、「遥かなる旅路 Wandering man」 |
Gメン75 第267話 Gメン対世界最強の香港カラテ あらすじ(ストーリー)
東南アジア最大の犯罪組織「香港ギャング」のボス・蔡鋭はイタリアに本部を構えるヨーロッパマフィアと手を結んだ。さらに香港の日本総領事・朝倉を誘拐し日本政府に身代金100万ドルを要求してきた。
イタリア・マフィアによる誘拐事件は10日前、日本でも発生した。某国・グルシア大使館領事の妻・クレアを誘拐し身代金を要求するという手口だった。
警視庁の南雲警視は特命を受け、Gメンに極秘捜査を依頼。Gメンの中屋警部補らはアジトをつきとめ急襲したがイタリア人のマフィアは殺され主犯は逃走したが人質は無事救出された。
逃走した男の身元はインタ-ポール(国際刑事警察機構)の照会で遊佐哲二という日本人であることが判明する。香港での外交官誘拐事件も遊佐が関わっていると知った南雲はGメンの中屋警部補、島谷刑事、田口刑事、吹雪杏子刑事を伴い香港へ飛ぶ。
香港地区警察本部・周警部とともに領事公邸で犯人の出方を待つ南雲とGメンたち。そこへ朝倉領事の姿が映ったビデオテープが届けられた。要求を呑まねば領事の命はないと告げる。
事態を重く見た日本政府は、誘拐された領事と引き換えに身代金を支払うことを決定しGメンに全てを託した。
身代金受け渡しの場所に向かった朝倉総領事の娘・紀代子と杏子の前に、ドラゴン(竜英傑)と名乗る謎のカラテ使いが姿を現す。
>>後編へつづく
Gメン75 第267話 Gメン対世界最強の香港カラテ 感想・ポイント
- 80香港カラテロケシリーズの第一弾(前編)
- 外交官を拉致し身代金を奪うマフィアと絡む主犯の日本人
- マフィアと手を組んだ香港ギャングにも仕事を持ちかける
- 香港の日本総領事が誘拐され日本政府を脅迫する
1980年真夏の香港ロケ第一弾!今回は香港の本場アクションスターが4人登場し、本場でしか見ることができない珍しい中国拳法の技も堪能できる「80香港カラテロケシリーズ」。
日本勢のGメン(宮内洋、千葉裕)の空手や柔道の中屋警部補(伊吹剛)も後編のクライマックスでは見せ場たっぷり!
前編は謎の香港警察警部(高品格)や香港ギャングのボス(江島)に接触しようとする怪しげな凄腕の空手使い・ドラゴン(何宗道)が登場し期待感が高まって行く。
香港功夫アクションスター
竜英傑(何宗道 ホーチョンドゥー)
香港ギャングの用心棒・楊大海(楊斯 ヤンシィー)
香港ギャングのボス・蔡鋭(江島 コントウー)
香港ギャングの幹部・沙貴林(屠龍 トンロン)(※別名義:「狄威 Dick Wei」/情報提供:Shin-EIさま)
香港ギャングの幹部・沙貴林(屠龍 トンロン)は別名義:「狄威 Dick Wei」としてGメン終了後もご活躍中ということがわかった。
さらに情報提供いただいたShin-EIさまは、香港で放送された「Gメン’75(猛龍特警隊)」の主題歌カバーやキイハンター、バーディ大作戦(バーディー大作戦)にも触れた記事を書かれている。
Gメン75 第267話 放送当時の資料
※カラーページ:記事紛失
※この時の吹雪杏子刑事(中島はるみ)のカラーグラビアは週刊TVガイドや週刊テレビ番組などテレビ誌のほか男性週刊誌でも特集されていた。中島はるみ氏の詳しい情報はこちらがオススメ!