Gメン75

Gメン75 第12話 漂流死体

Gメン75 第12話は、「関屋捜査官みたいなGメンになるんだ!」米軍現金輸送車襲撃事件をめぐる関屋警部補(原田大二郎)と少年(中井徹)の秘密捜査

第12話 漂流死体
仮題 漂流死体(※シナリオ#12)
放送 75.08.09
脚本 池田雄一
撮影 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞)
監督 鷹森立一
役名(台本) 光村(墨田区立川・光村商店社長)
光村明(息子 7~8才)
浅岡達治(隅田川に浮んだ男)
男A
男B
看護婦
ビリヤードの女
出演 黒木 関屋 草野 津坂 山田 圭子
主演 関屋警部補
ゲスト 山城新伍新ハングマン チャンプ:小出英樹元署長)
中井徹
藤山浩二
剣持伴紀
峰洋子
山浦栄
成瀬正(成瀬正孝)
城恵美(河崎いち子)
伊藤慶子
備考

Gメン75 第12話 あらすじ(ストーリー)

米軍の現金輸送車が何者かに襲撃されMPが射殺された。日本円にして一億円相当が奪われた事件。あれから2年。検察庁が起訴した浅岡達治が証拠不充分で釈放されたが、その後死体となって洋上に浮かんだ。浅岡のポケットにあった電話帳の切り抜きを手がかりにGメンが捜査を開始。関屋警部補は自動車解体業の光村が経営する作業場に作業員として潜入する。

車輪の取れたポンコツ車が積み上げられている作業場で関屋の背後に銃を持った何者かが現れた。ホールドアップに見せかけて反撃しようとした関屋は驚く。銃口を突きつけていたのは7、8歳の少年・明だった。明は関屋をマフィアの一員かと告げFBI本部まで来るよう促す。明はいつも父親と遊んでるFBIごっこをしていたのだ。そこで関屋は、拳銃の弾痕らしい穴があいた部品のエンブレムを発見する。

二年前の米軍現金輸送車と同じ車のパーツだ。犯人が奪った現金輸送車は未だに発見されてない。関屋はパーツを響圭子刑事に渡し、警視庁科学捜査研究所に調査を依頼。結果を待つことにした。結果、現金輸送車襲撃事件の時に使われた銃の弾痕と一致。光村が何らかの形で襲撃に関与していると睨んだ関屋は、光村に揺さぶりをかけることにした。光村に荒っぽく迫る関屋は明にその姿を見られてしまう。

Gメン75 第12話 解説・見どころ

Gメン75 12話
  • 米軍現金輸送車襲撃に関係ありと睨んだ自動車解体業者に潜入する関屋
  • 解体業者の社長を親に持つ少年とのふれあい
  • ポンコツ車の買取を依頼する客に化ける津坂
  • 関屋が自分で組み立てたオープンカー

ゲストに山城新伍氏を迎え、チンピラ風な若者になり済ました関屋警部補(原田大二郎)のスリリングな潜入捜査を描く。第一話では「指輪作り」に心得がある関屋警部補の一面が紹介されてたが、今回は「自動車」まで作ってしまうという優れた腕前を披露。前回11話「ピストル市場」同様、少年とGメンの交流を軸に展開するストーリー。

 「大きくなったらGメンになる!」
 「あのビルで待ってるぞ!」

颯爽とGメン本部まで走る関屋捜査官自作のクルマが印象的。

Gメン75 第12話 雑誌記事

Gメン75 12話
出典:毎日新聞
Gメン75 12話
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