Gメン75 268話は、’80香港カラテロケシリーズ第二弾(後編)!誘拐された日本総領事の身代金を奪ったドラゴン(何宗道)は香港ギャングに潜入した香港地区警察側の人間だった
第268話 Gメン対世界最強の香港カラテ PART2 | ||||||||||
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仮題 |
【前編】Gメン対世界最強の香港カラテ 【後編】Gメン対世界最強の香港カラテPART2(シナリオ#267・268) |
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シリーズ名 | ’80香港カラテロケシリーズ | |||||||||
放送 | 80.07.19 | |||||||||
プロデューサー | 近藤照男、樋口祐三(TBS) | |||||||||
脚本 | 高久進(池田和雄、井口真吾) | |||||||||
撮影 | 吉田重業 | |||||||||
監督 | 鷹森立一 | |||||||||
役名(台本) |
竜英傑(※通称:ドラゴン/情報屋) 竜麗々(※18才/日本領事館のメイド/ドラゴンの妹) 遊佐哲二(※30才) 朝倉領事 朝倉光枝(※45才/妻) 朝倉紀代子(※22才/娘) 周警部(※35才/香港地区警察) 織部書記官 蔡鋭(※香港ギャングのボス) 沙貴林(※香港ギャングの幹部) 楊大海(※香港ギャング・巨漢の用心棒) 銭(※香港ギャング・配下) 曲(※香港ギャング・配下) 孟(※香港ギャング・配下) 徐(※香港ギャング・配下) 孫(※香港ギャング・配下) クレア(※グルシア大使夫人) 大使 外人A(※イタリア人のマフィア) 外人B(※イタリア人のマフィア) 中国人の運転手(※朝倉総領事とともに拉致される) 難民の少年 難民の女 難民の男 配下たち |
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出演 | 黒木 | 立花 | 中屋 | 島谷 | 田口 | 杏子 | 南雲 | - | - | - |
主演 | 中屋警部補、島谷刑事、田口刑事、吹雪杏子刑事、南雲警視 | |||||||||
ゲスト |
何宗道 ホーチョンドゥー 楊斯 ヤンシィー 江島 コントウー 屠龍 トンロン 月丘千秋 高品格(大都会シリーズ/丸山米三、いろはの”い”/ 大森巡査部長、ロボット刑事/芝大造刑事) 力石考 竹井みどり 永井秀明 好井ひとみ 辰馬伸(影山龍之) 竜咲隼人 鈴木正範 麗正司 |
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タイアップ |
コンパスクラブツアー日新航空 TOURS JAPAN LTD、ツアーズジャパン |
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類似シーン | - | |||||||||
撮影日 | 1980年6月13日から12日間(参照:ザ・ベストワン) | |||||||||
ロケ地 |
香港(イギリス領・1980年)<前編・後編> 九龍半島 ・香港啓徳空港(現・啓徳郵輪碼頭)※175話より流用 ・彌敦道 ・尖沙咀渡輪※スターフェリー乗り場 ・九龍ステーション駐車場(当時の場所) ・鑽石山※中庭のある館がある場所 ・将軍墺※クライマックスの廃工場<後編> 香港島 ・銅羅湾※、運転手発見現場の港、トラム車庫付近の市場(現・商業施設)+現・九龍城公園となった一画と合成? ・虎豹別墅「タイガーバームガーデン」※香港ギャングのボスの邸宅 ・中環※スターフェリー乗降場所(202話草野が立花たちに別れを告げる港) ・東角道※ドラゴンが妹と落ち合った場所 ・維多利亞公園「ヴィクトリア公園」(九龍半島・訊號山花園「シグナルヒル」と合成)※ドラゴンに呼び出された中屋、島谷、田口が向かう公園 ・アメリカ銀行(中環) ・赤柱※領事公邸周辺全景 ・香港仔「アバディーン」※水上生活の船<後編> ・太平山「ビクトリアピーク」※周とドラゴンが落ち合った山頂駅<後編> 日本国内? ・領事公邸(221話の明和観光・服部邸と同じ?) |
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収録 |
(1)FOREVER:- (2)BEST SELECT:- (3)BEST SELECT(女Gメン編):- (4)DVD-COLLECTION I:◎ (5)DVD-COLLECTION II:- (6)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~5):◎ (7)DVDコレクション:90号 |
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主題歌 |
エンディング 「遥かなる旅路 Wandering man」(作詞:竜真知子 作曲:ミッキー吉野 編曲:川上了 唄:ポプラ/コロムビアレコード) —- オープニングテーマ 255~266、269~291、295~306話:オリジナルの「Gメン75のテーマ」 |
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挿入歌 | - | |||||||||
劇伴特記 |
<前編・後編> Montparnasse 2000のアルバム「Panorama」(Jean-Pierre Decerf – Contact)から流用>>詳細:「遊びをせんとや生まれけり」 一部251話ギリシャ編より流用 |
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紹介拳法 |
<前編> ・蛇拳 ・虎拳 ・豹拳 ・龍拳 ・鶴拳 ※実在する拳法とのこと(詳細:レファレンス協同データベース) |
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備考 |
<前編>通常のオープニング:なし(インストゥルメンタル「遥かなる旅路 Wandering man」) <前編>通常のエンディング:なし 次回予告:通常バージョン —- <後編>通常のオープニング:なし(音楽:Montparnasse 2000のアルバム「Panorama」から流用) <後編>エンディング:ロール式、「遥かなる旅路 Wandering man」2番 |
Gメン75 第268話 Gメン対世界最強の香港カラテ PART2 あらすじ(ストーリー)
朝倉総領事の身代金・100万ドルを持って取引現場に出向いた吹雪杏子刑事と娘の紀代子。
香港ギャング側から身代金を奪った謎のカラテ使い・ドラゴンこと龍英傑に激怒したボス・蔡鋭はドラゴンの行方を配下に追わせた。
そして領事公邸にまたしてもビデオテープを送りつけてきた。もう一度身代金100万ドルを用意しなければ総領事の命はないと脅してきた。
一方、南雲警視は領事公邸に仕える中国人女性・麗々の行動に不審を抱く。麗々はドラゴンの妹だった。ドラゴンは香港ギャングを叩き潰す使命を帯びているという。
香港地区警察本部の周警部は過去、ベトナム難民だったドラゴンを救ったことがあった。周に恩義を感じたドラゴンは周の情報屋として活動していたのだ。
周はドラゴンが杏子たちから奪った100万ドルを持って単身、香港ギャングのボス・蔡の邸宅に向かう。
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Gメン75 第268話 Gメン対世界最強の香港カラテ PART2 感想・ポイント
- 80香港カラテロケシリーズの第二弾(後編)
- 香港ギャングから身代金を奪ったドラゴンは香港警察警部と繋がっていた
- 単身組織のボスの屋敷に乗り込んだ香港警察警部
- ドラゴン・Gメンの総領事救出作戦
真夏の灼熱の太陽が照りつける香港でロケした「’80香港カラテロケシリーズ」の後編!
香港ギャング側の人間と思われたドラゴンと異名を取る竜英傑(何宗道)は、香港地区警察・周警部(高品格)側の人間だった。ドラゴンの裏切りを知った組織のボス・蔡鋭(江島)の怒りは頂点に達し総領事(永井秀明)に危機が迫る。
九龍郊外にある将軍墺の廃工場で展開するドラゴン、Gメン、香港ギャング三つ巴の決戦の火ぶたは切って落とされた。
中屋警部補(伊吹剛)の柔道!
島谷刑事(宮内洋)の空手!
田口刑事(千葉裕)の空手!
香港は香港、日本は日本の立ち位置で事件解決に取り組み、そして融合するという流れが実に爽快!
Gメン75 228話「Gメン対香港の人喰い虎 PART2」までは「Gメン対香港暗黒街」という構図だったが今回のシリーズでは「香港側の助っ人+Gメン対香港暗黒街」に変わる。
今回のシリーズで最高の見せ場となる「ドラゴン、Gメン、香港ギャング三つ巴の決戦」は迫力満点!日本・香港のアクションスター競演はまさに劇場映画なみ。
なお、クライマックスの廃工場(将軍墺)は現地駐在の友人に教えていただきバスを乗り継いで行ったが、1994年5月時点ですでに高層マンション街に変貌していた。
競演!’80Gメン・香港功夫アクションスター
竜英傑(何宗道 ホーチョンドゥー)
香港ギャングの用心棒・楊大海(楊斯 ヤンシィー)
香港ギャングのボス・蔡鋭(江島 コントウー)
香港ギャングの幹部・沙貴林(屠龍 トンロン)(※別名義:「狄威 Dick Wei」/情報提供:Shin-EIさま)
香港ギャングの幹部・沙貴林(屠龍 トンロン)は別名義:「狄威 Dick Wei」としてGメン終了後もご活躍中ということがわかった。
さらに情報提供いただいたShin-EIさまは、香港で放送された「Gメン’75(猛龍特警隊)」の主題歌カバーやキイハンター、バーディ大作戦(バーディー大作戦)にも触れた記事を書かれている。
Gメン75 第268話 放送当時の資料
※上記写真は今回のスチールだが別の回の番宣記事として使われていた。(記憶違いでなければ269話「少年とギャングの自転車レース」)
※こちらの切抜き記事は週刊TVガイド誌から。
※記事によって身代金の金額が違うが、本編では100万ドル。シナリオ上では500万ドルに設定されていた。
※番宣記事では香港ギャングのボス・蔡は「韓英傑」氏となっているが本編は「紅島」氏。227話・228話「Gメン対香港の人喰い虎」のボス・王永詳役だったため変更になったかもしれない。