Gメン75 228話は、79香港カラテロケシリーズ第二弾(後編)!兄弟対決・島谷刑事(宮内洋)兄弟のベトナム時代の過去と壮絶な再会劇
第228話 Gメン対香港の人喰い虎PART2 | ||||||||||
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仮題 |
<前編>Gメン 対 香港の人喰い虎 <後編>Gメン 対 香港の人喰い虎 PART 2(シナリオ#227・228) |
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シリーズ名 |
<文字>79香港ロケ カラテシリーズ <音声>79香港カラテロケシリーズ <シナリオ>79香港カラテロケシリーズ |
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放送 | 79.10.13 | |||||||||
脚本 | 掛札昌裕、高久進(池田和雄、井口真吾) | |||||||||
撮影 | 吉田重業 | |||||||||
監督 | 山口和彦 | |||||||||
役名(台本) |
島谷邦彦(※島谷刑事の弟) 蔡文正(※香港コネクションの幹部) 島谷達也(※警視庁潜入麻薬捜査官/邦彦の弟) 美麗(※18才/中国系ベトナム人) 王永詳(※香港コネクションののボス) 仔烈山(※香港コネクション/猛牛のような香港カラテ使い) 馬剣雲(※香港コネクション/巨大漢・香港カラテ使い) 李(※香港コネクション・配下) 黄(※香港コネクション・配下) 徐(※香港コネクション・配下) 呉(※香港コネクション・配下) 老人(※ベトナム難民) スタンリー警部(※香港警察/イギリス人) 中国人のボーイ 屋台の女 フィリッピン人の運び屋A フィリッピン人の運び屋B フィリッピン人の運び屋C |
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出演 | 黒木警視正 | 立花警部 | 中屋刑事 | 田口刑事 | 津川螢子警部補 | 南雲警視 | 島谷刑事 | - | - | - |
主演 | 島谷刑事 | |||||||||
ゲスト |
楊斯YEUNG SEE 韓英傑HON NINKI 蕭錦SHU KAMU ジョニー大倉 石田信之 芦葉京子 鈴木正範 田村克彦 増田忠則 沼崎和則 横井功三 猛虎シーザー |
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タイアップ |
コンパスクラブツアー[日新航空]
TOURS JAPAN LTD. ※ノンクレジット シェラトン香港ホテル |
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調教師 |
天野正治 藤野真澄 森茂松 |
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擬斗 | 染野行雄 | |||||||||
類似シーン | - | |||||||||
撮影日 | - | |||||||||
ロケ地 |
香港(イギリス領) ・九龍半島 鶴鈴街(潜入捜査官・達也のアジト) 香港啓徳空港(現・啓徳郵輪碼頭) 彌敦道 九龍城(現・九龍城広場周辺、市場)※旅客機着陸と雑居ビルは126話より流用 九龍ステーション駐車場付近工事現場(当時の場所) 美國冒險樂園屋上駐車場(中屋、田口が空手&柔道バトル) シェラトンホテル※後編 ・香港島 タイガーバームガーデン(香港コネクションのボスの邸宅) 銅羅湾(島谷・邦彦の取引場所、堤防、ラストシーン)※後編 湾仔(香港地区警察、周辺) 香港仔(市場)※後編 香港仔洋上(火薬洲との間?)※後編 ・新界 丙崗村(廟がある村)、老園鄧公祠(美麗を追う路地裏) 邵氏影城周辺の草原・海岸?(邦彦が達也、美麗の死体を届けた山、墓)※後編 |
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収録 |
(1)FOREVER:◎ (2)BEST SELECT:- (3)BEST SELECT(女Gメン編):- (4)DVD-COLLECTION I:- (5)DVD-COLLECTION II:- (6)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~5):◎ (7)DVDコレクション:76号 |
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主題歌 |
229話~233話、235話/Gメン’75のテーマ「レクイエム」(作詞:佐藤純弥 作曲:菊池俊輔 唄:しまざき由理) —- オープニングテーマ(※本放送時) 229・230・231話:別アレンジの「Gメン75のテーマ」 232~252、255~266、269~291、295~306話:オリジナルの「Gメン75のテーマ」 |
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挿入歌 | - | |||||||||
劇伴特記 | アイフル大作戦より1曲(屋上駐車場でのバトルなど) | |||||||||
備考 |
島谷刑事(宮内洋)、南雲警視(川津祐介)登場 <前編・後編>オープニング:なし(音楽:Montparnasse 2000のアルバム「Panorama」から流用) <前編・後編>エンディング:なし <後編>エンディング:ロール式、劇伴「GMEN75 THEME HISTORY/ボーナストラックとして収録」COCP-32791 |
Gメン75 第228話 Gメン対香港の人喰い虎PART2 あらすじ(ストーリー)
囚われの身となった津川螢子警部補救出のため、中屋刑事、田口刑事は行動を開始するが香港コネクションの巨漢カラテ使い・仔烈山と馬剣雲に行く手を阻まれる。警視庁の南雲警視も香港へ急行した。
一方、捜査四課の島谷刑事はベトナム戦争当時ベトナムで生き別れた弟・邦彦と再会するが、彼は国際犯罪組織・香港コネクションの一員に成り下がっていた。
邦彦は、島谷刑事に秘密捜査官・達也と同様に警視庁を裏切るよう強要する。そして螢子の命と引き換えに押収された一億ドルのヘロイン奪還を図ろうとする。
苦悩する島谷刑事は、取引現場の銅羅湾にある桟橋へ出向く。そこには人喰い虎の檻の中で傷ついた螢子の姿があった。裏切りか、任務遂行か、島谷の決断が迫る!カラテで邦彦に応戦した島谷は螢子救出に成功する。
激怒した香港コネクションのボス・王永詳は、見せしめに達也を虎の檻に放り込んだ。
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Gメン75 第228話 Gメン対香港の人喰い虎PART2 感想・ポイント
- 79香港カラテロケシリーズ(後編)島谷刑事、南雲警視登場
- 香港コネクションに捕えられ虎の檻に放り込まれる津川螢子警部補
- 南雲警視も香港へ飛ぶ
- ベトナムで生き別れた弟・邦彦が生きていた
- 島谷刑事の幼少時代と兄弟、虎・シーザー
79香港カラテロケシリーズの後編!香港功夫スター・韓英傑氏が魅せる中国拳法の技(螳螂拳、マー・ラオ拳、蛇形拳)が登場!
幼少時に育ったベトナム戦争当時の過去、血肉を分けた兄弟の再会と対決を軸に島谷刑事(宮内洋)と香港コネクションとの壮絶な死闘が展開する。
冒頭、仔烈山(楊斯YEUNG SEE)、馬剣雲(蕭錦SHU KAMU)とバトルを展開した中屋刑事(伊吹剛)、田口刑事(千葉裕)だったが、歯が立たないと悟った中屋が取った手に注目!
227話、228話における香港コネクションの仔、馬は仮面ライダー(※昭和第一作・1971.4.3~)で言えば「怪人」、配下(李、黄、徐、呉)はショッカー戦闘員のようにも見えてしまう。
ともあれ、猛虎シーザーとの絡みや本格的功夫アクションはもはやテレビドラマの域を超えた劇場映画並みのスケールの作品として当時記憶に刻み込まれた。
Gメン75 第5期 新メンバー
島谷刑事(宮内洋)は228話「Gメン対香港の人喰い虎PART2」解決後に正式にGメンとして着任する。
南雲警視(川津祐介)は小田切警視(夏木陽介)の後任のような形で警視庁サイドとGメンの橋渡し的な存在となる。南雲警視の立ち位置は本編では特に語られていない。
島谷刑事(宮内洋)
※警視庁捜査四課(柔道、剣道、空手の段位が合わせて8段というスゴ腕。出展:「ザ・ベストワン」)
南雲警視(川津祐介)
※警視庁捜査一課(305話「ノーパン喫茶殺人事件」)(警視庁キャリア組。知性とスマートさを誇るベストドレッサー。出展:「ザ・ベストワン」)
香港功夫スター
韓英傑 HON NINKI(役名:王 永詳)
※香港コネクションのボス
楊斯 YEUNG SEE(役名:仔 烈山)
※香港コネクションの空手使い
175話・176話/仔端興、201話・202話/仔永祿 兄弟の関係者ではない。本編、シナリオとともに特に語られていないので草野刑事(倉田保昭)に倒された仔兄弟とは別人と思われる。
蕭錦 SHU KAMU(役名:馬 剣雲)
※香港コネクションの空手使い
Gメン75 第228話 放送当時の資料
※ヒーロー真髄(著:宮内洋)のP169-174で当時の写真を基に宮内洋氏が今回の登場編香港ロケやヨーロッパロケについて「Gメン75」での苦労話などを披露されている。