- Gメン75 308話は、シンガポールロケ第二弾!シンガポールコネクションのアジトである大型船を急襲した草鹿刑事(鹿賀丈史)らはワルサーを持った殺し屋の狙撃を受け海中に落下する
- Gメン75 第308話 新・Gメンの罠はヌード金髪死体 PART2 あらすじ(ストーリー)
- Gメン75 第308話 新・Gメンの罠はヌード金髪死体 PART2 解説・見どころ
- Gメン75 新メンバー(鹿賀丈史、賀川陽子刑事、マリコ・寺岡刑事、津村冴子警部補)
- Gメン75 第308話 新・Gメンの罠はヌード金髪死体 PART2 当時の記事
- Gメン75 シンガポールロケ特集 当時の雑誌記事
- Gメン75 シンガポールロケ地探索(1992年10月~2010年4月)
Gメン75 308話は、シンガポールロケ第二弾!シンガポールコネクションのアジトである大型船を急襲した草鹿刑事(鹿賀丈史)らはワルサーを持った殺し屋の狙撃を受け海中に落下する
第308話 新・Gメンの罠はヌード金髪死体 PART2 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
仮題 |
新Gメンの罠はヌードの金髪死体 新Gメンの罠はヌードの金髪死体 PART2(シナリオ#307.308) |
|||||||||
シリーズ名 | シンガポールロケハードボイルドシリーズ | |||||||||
放送 | 81.05.02 | |||||||||
脚本 | 高久進 | |||||||||
撮影 | 吉田重業、下村和夫 | |||||||||
監督 | 小松範任 | |||||||||
役名(台本) |
竜崎警部(※台本:国際刑事課 本編:極東刑事課) 竜崎えりか 遊佐 鬼頭⇒(※本編:Perry Kidd/英国人に変更/犯罪人カードより) サリバン警部(※本文、本編では警視/犯罪調査課課長) ゴードン<東南アジアコネクションのボス>※台本本文・本編:シンガポールコネクション レオ<配下> アラン<配下> ミルズ<配下> シンシア<運び屋の女> モニカ<運び屋の女> フランス人の秘書(※フランソワーズ) |
|||||||||
出演 | 黒木警視正 | 立花警部 | 草鹿刑事 | 田口刑事 | マリコ・寺岡刑事 | 賀川陽子刑事 | 津村冴子警部補 | - | - | - |
主演 | 草鹿刑事 | |||||||||
ゲスト |
津嘉山正種 吉田真弓 内田勝正 久地明 ジャック・マンガン トニー・マトブ |
|||||||||
タイアップ |
ホテルアポロシンガポール(現・フラマリバーフロントホテル)(名称変更)、ホテルアポロセントサ(閉館?)、コンパスクラブツアー(日新航空) 【以下ノンクレジット・台本記載有】シンガポール政府観光局、日本航空、ツアーズジャパン |
|||||||||
類似プロット | Gメン75 第1話「エアポート捜査線」 | |||||||||
撮影日 | - | |||||||||
ロケ地 |
シンガポール(マウントフェーバー・チャイナタウン・アラブ人街・サルタンモスク・シンガポール川岸・パダン(クリケットクラブ)・ホテルアポロシンガポール(現在)、旧シンガポール国際空港:パヤレバ、シンガポール駅:タンジョンパガー駅<現在:閉鎖>、シンガポール病院、旧マーライオン公園、エリザベスウォーク、セントーサ島) ※不明(シンガポール警察:建て替えられたのかわからなくなった。教会:確定できず) ※人質交換:都内? ※陸上追跡:セントーサ島からセントーサ島。トンネルからは一部逗子マリーナ? ※クルーザー洋上大追跡(三浦半島?) |
|||||||||
収録 |
(1)FOREVER:〇 (2)BEST SELECT:- (3)BEST SELECT(女Gメン編):- (4)DVD-COLLECTION I:- (5)DVD-COLLECTION II:- (6)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~5):〇 |
|||||||||
音楽 |
307話から変更 ※サブタイトル曲:(B) ※アイキャッチ曲:(B) |
|||||||||
備考 |
※草鹿刑事、賀川陽子刑事、マリコ・寺岡刑事、津村冴子警部補加入 ※音楽:ピエールポルト(PIERRE PORTE)、義野裕明 ※オープニングなし(冒頭使用曲:「黄金色の嵐」作曲:ピエールポルト) ※後編は全て日本語による吹き替え |
Gメン75 第308話 新・Gメンの罠はヌード金髪死体 PART2 あらすじ(ストーリー)
マレー鉄道のシンガポール駅へ逃げ込んだ女を追っていた田口刑事は謎の女性に行く手を遮られる!女の正体は警視庁警備部・SP隊員 津村冴子警部補だった。
冴子はシンガポールコネクションに潜入していた警視庁外事課刑事・賀川陽子を護衛する任務を帯びていた。田口刑事が追っていた女はなんと一年間組織に潜入していた外事課刑事ということがわかる。
一方、インターポール捜査官の草鹿は車で逃走した謎の西洋人を逮捕しシンガポール警察に引き渡した。サリバン警視は組織のアジトがシンガポール港にあるとつきとめGメン、草鹿と上司の竜崎警部がアジトへ乗り込むが、ワルサーを持った殺し屋・遊佐によって草鹿らは狙撃され海中に落下する。
防弾チョッキ着用が功を奏し九死に一生を得た草鹿、田口だったが、竜崎警部は瀕死の重症を負って入院となる。警視庁警備部の津村冴子警部補はそのことが妙に引っかかった。
そんなとき、入院中の竜崎が何者かによって拉致され、シンガポール警察本部のもとに人質交換の要求が入る。草鹿が捉えた西洋人ペリーはヨーロッパで暗躍する国際宝石密輸組織「キャット」の一員だった。
銃撃戦の末、竜崎を救出した草鹿と田口らはシンガポール警察で潜入捜査官・マリコ寺岡を紹介される。彼女は草鹿が恋人えりかとホテルのプールでも見た写真を撮っていた女だった。
マリコから見せられたワルサーを持った殺し屋・遊佐が写っている写真に草鹿は衝撃を受ける。
Gメン75 第308話 新・Gメンの罠はヌード金髪死体 PART2 解説・見どころ
- シンガポールロケ編第二弾!プロローグ後編で新Gメン4人加入
- シンガポールコネクションに潜入していた捜査官・賀川陽子
- 陽子を護衛していた警視庁警備部警部補・津村冴子
- 草鹿刑事の哀しみと怒り
- シンガポールコネクション洋上大追跡
事件解決後に黒木警視正よりGメン加入が伝えられる。草鹿刑事(鹿賀丈史)、賀川陽子刑事(范文雀)、マリコ・寺岡刑事(セーラ)、津村冴子警部補(江波杏子)。
オープニングなし、エンディングあり(主題歌:アゲイン)。タイトルバック曲とアイキャッチ曲を早くも変更<(B)パターン>。
今回は序章の解決編。草鹿刑事の眼前でさまざまな試練が展開する。田口刑事(千葉裕)と草鹿刑事、立花警部(若林豪)と草鹿刑事のぶつかり合いも見どころ。
クライマックスのセントーサ島への大追跡がとにかくいい。
事件解決後、黒木警視正(丹波哲郎)や立花警部の草鹿への引き留めから、草鹿は刑事を辞めようと意思表示したかのようなフシが感じられるある。シナリオでも本編同様詳細は描かれていない。シーンの前後で推測するのみ。
津村冴子警部補(江波杏子)にはあらかじめマリコ・寺岡刑事(セーラ)から日本へ研修に行きたいという意思が伝えられていた。なので冴子から黒木ボスへあの「お願い」になったのだろう。おそらく上司のサリバン警視を通じてマリコから冴子に相談があったと思われる。
Gメン75 新メンバー(鹿賀丈史、賀川陽子刑事、マリコ・寺岡刑事、津村冴子警部補)
第7期新メンバー | ||
---|---|---|
役名(俳優) | 所属・その他 | |
草鹿刑事 (鹿賀丈史) |
インターポール極東刑事課(警視庁捜査一課出身) ※28歳(ザ・ベストワン記事より) ※拳銃が苦手。至近距離護身用小型拳銃を所持。 ※ラーメン屋「昭福軒」で下宿(311話で判明) ※恋人:竜崎えりか(死別) |
|
賀川陽子刑事 (范文雀) |
警視庁外事課 ※29歳(ザ・ベストワン記事より) ※1年間組織に潜入する忍耐力、囮捜査に定評あり ※弟:賀川大介(319話で登場、330話最終編) ※父:帰化した中国人の商人(320話で判明) ※高校卒業後九州から神戸でブティック店員の後警視庁へ転職。山手署勤務後本庁外事課へ(335話で判明) |
|
マリコ・寺岡刑事 (セーラ) |
シンガポール警察本部・潜入捜査官 ※21歳(ザ・ベストワン記事より) ※父:アメリカ人、母:日本人 ※刑事の勉強の為Gメンに研修生として加入 |
|
津村冴子警部補 (江波杏子) |
警視庁警備部・SP隊員 ※シンガポールで潜入捜査中の陽子を1年間護衛 ※父:殉職警官(309話で判明) ※警官の道を選んだ理由は父親殺しの犯人逮捕 ※第二次大戦中、姉と中国大陸で生き別れ(328話で判明) ※城西暑防犯課から本庁警備部へ(341話で判明) ※事件があるとGメンに助っ人として参加(小田切、南雲よりGメン寄り) |
Gメン75 第308話 新・Gメンの罠はヌード金髪死体 PART2 当時の記事
※ホテルアポロシンガポールにて。台本ではバニーガールとして潜入する設定だったが本編では水着姿の客に変更。
※写真はたしか掲載されてなかったが、別の記事に使われた番宣写真の残骸。エリザベスウォークでマリコ・寺岡刑事をGメンに加えてほしいと願い出る津村冴子警部補。
Gメン75 シンガポールロケ特集 当時の雑誌記事
※Gメン75特集記事に使われたがどの記事に使われていたかは不明。撮影場所はホテルアポロシンガポールのプールにて。
記事抜粋
TBSの人気番組「Gメン75」に異変が起こっている。「Gメン75」はスタート以来6年間、20パーセント前後の視聴率をマークしてきた名門番組だ。丹波哲郎主演で、一貫してハードボイルド路線をとり続けてきたが、5月から大幅に内容を変更。レギュラー出演者7人のうち、丹波と若林豪、千葉裕は残留するものの、川津祐介、伊吹剛、宮内洋、中島はるみが降ろされるのだ。
「毎年春に行う人事異動ですよ」と番組宣伝部側は平静を装う。しかし、この人事異動で新たに加わるレギュラーのほとんどが女性陣。
「これでは、ハードボイルドというより以前の東京12CH『プレイガール』と同じですよ」という陰口が飛ぶ有様だ。
その新加入の女性陣は、江波杏子、范文雀、セーラの3人。紅一点が売り物だった番組だけに、これはかなりの路線変更だ。それだけに出演者ばかりか、制作スタッフたちの動揺も大きいようだ。
マンネリ打破へ大幅な入れ替え/CBC・Gメン75
CBCテレビの人気刑事ドラマ「Gメン75」(土曜後9・0)が、25日放送分から出演者の大幅な入れ替えを行い、面目一新する。残るのは黒木警視正役の丹波哲郎、立花警部役の若林豪、田口刑事役の千葉裕の三人で、南雲警視(川津祐介)は本庁にもどり、中屋警部補(伊吹剛)は捜査一課、島谷刑事(宮内洋)は捜査四課にそれぞれ転属となり、紅一点の吹雪杏子刑事(中島はるみ)はFBI本部での研修のため渡米する、という設定で姿を消す。
新たに登場するメンバーは、ピストルは下手だがバイタリティーあふれる鹿賀丈史、VIPの警護にあたるSP出身で射撃のうまい江波杏子、外事課出身の范文雀、シンガポール警察の捜査官で日本に研修にやってくるセーラ、といった設定で登場する四人。
これまでの同番組では、紅一点で女性刑事が活躍してきたが、今回初めて、”紅三点“となる。これは、「これまでの暗いイメージを一新、マンネリ打破を図り、ドラマの展開に幅をもたせるため」(担当プロデューサー)。 新メンバーの四人は口をそろえて「健康に気をつけてガンバリたい」と抱負を語ったが、ボス役の丹波は「アクションが売り物の”Gメン“としては、男女の区別なく、かなりきついアクションが要求されると思う。ま、骨折覚悟でガンバってもらいたい」と、ゲキをとばしている。
CBC「Gメン75」/江波杏子ら迎え海外ロケ絶好調
新メンバーの役柄は、鹿賀が警視庁捜査一課出身のインタポール捜査官草鹿刑事。行動派のハードボイルドで考える前に突っ走る熱血漢。「アクションは初めてなので、走りを基本に肉体を鍛えてがん張りたい」と大張り切り。
これに対して、江波は警視庁警備部所属SP(セキュリティ・ポリス)隊員の津村冴子警部補というのが役柄。けん銃の名手のベテラン女刑事とあって、「カッコよくやりたい」とのっている。
一方范の役柄は、警視庁外事課所属の賀川陽子刑事。犯罪組織東南アジアコネクションを追って、一年間シンガポールに潜入するというねばり強さが持ち味。「女性にしか出せないGメンを演じたい」というだけに彼女のファッションもひとつの見もの。
また、売れっ子モデルのセーラの役柄は、シンガポール警察潜入捜査官マリコ・寺岡刑事。父がアメリカ人、母が日本人の二世で、所属のシンガポール警察から日本に研修に来ている新米Gメン。「ドラマ出演は”天皇の料理番“に続いて二本目なのでただ精いっぱいやるだけです」と抱負もまだ控えめだが、目下、行われているけん銃さばきの特訓には並々ならぬ意欲を見せている。
Gメン75 シンガポールロケ地探索(1992年10月~2010年4月)
※放送終了後11年目の時に、サルタンモスク周辺まで初めて足を延ばしてみたが放送当時の面影はあった。その後何度か行く毎に草鹿刑事が走った道は変貌し、最後に渡航した2010年4月時点ではおしゃれな公園と化していた。(アラブ人街・サルタンモスク周辺:シンガポールコネクションの宝石加工作業場があった場所)