Gメン75

Gメン75 第354話 吾輩は人喰い猫である

Gメン75 354話 最終回

Gメン75 354話は、東映制作最終回!山口和彦・深作欣二共同監督・”ネコのタタリ”で津村冴子警部補(江波杏子)大奮戦!!

第354話 吾輩は人喰い猫である
仮題 人喰い猫(※シナリオ#354)
放送 82.03.27
脚本 高久進(池田和雄、井口真吾)
撮影 吉田重業
監督 山口和彦深作欣二
役名(台本) 犬養刑事(35歳)
猫田丸男(50歳)
猫田朝子(25歳)
亀山(40歳)
熊沢(27歳)
鶴村
看守A
浮浪者
おでん屋のおや父A
おでん屋のおや父B
アベックの男
アベックの女
スナックのママ
出演 黒木 立花 草鹿 古田 風間 陽子 冴子
主演 津村冴子警部補
ゲスト 沢井桃子
出光元(東光生、東晃声、非情のライセンス/大西刑事、はぐれ刑事純情派/小山田部長)
小鹿番
三角八郎(三角八朗、三角八廊)
小池栄
庄司三郎
三重街恒二
団巌
武田博志(当時の「若林プロモーション」関係者)
中村浩二
竹内久美
坂本由英
マリス・バートレット
備考 Gメン75スペシャル特報B/全キャスト+次回内容(特報音楽:ピエールポルト「黄金色の嵐」)

Gメン75 第354話 吾輩は人喰い猫である あらすじ(ストーリー)

黒木警視正はGメン全員にフランス料理をご馳走することになっていた。皆がGメン本部を出ようとした時、一本の電話が鳴った。事件発生の通報だった。黒木は立花警部らGメンに現場へ行くよう命じ、自分はなぜか帰宅することを皆に告げる。

殺人現場に到着したGメンは奇妙な事実に出くわす。労務者風の男・熊沢が何者かにのどを切られて殺されていたのだ。しかも、男の顔にはひっかかれたような傷が残っていた。所轄の犬飼刑事とともにGメンの捜査が開始された。

警視庁SP隊の津村冴子警部補は1年前、猫好きの男・猫田丸男が三味線製造業者・亀山を殺害した事件を思い出す。その猫田が飼っていた黒猫が今回の殺人現場に現れるが冴子以外は誰も猫を見る事ができない。

この不思議な事件を巡って、立花と冴子の見解が食い違い、とうとう冴子の怒りは頂点に達し・・・・。

Gメン75 第354話 吾輩は人喰い猫である 解説・見どころ

Gメン75 354話
  • 東映制作「最後のGメン75」
  • 監督:山口和彦+深作欣二で期待感がどんどん膨らむが…
  • オチが「キイハンター」171話

公式的にはこの作品が「Gメン75」の最終回であり、近藤照男氏東映在籍最後の作品でもあった。

「キイハンター」第1回などでも担当された深作欣二監督が山口和彦監督とともにメガホンをとる。期待するなって言う方が無理なコンビだ。

さらにクライマックスは「キイハンター」171話を思わせるアノ展開が・・・?!

登場する人物の役名も、<猫田><犬飼><亀山>・・と動物にちなんだものが多く、Gメンにしては遊び心いっぱいの部分が異色中の異色作

捜査上の意見交換の場で逆ギレした津村警部補がとった行動は・・・。これはこれでGメンでは珍しい笑いの要素が多い作品であった。

しかし、しかし。

仮にも東映制作の最終回。次回の「サヨナラGメン75 また逢う日まで」に繋がる伏線のような作品を最終回に持ってこれなかったものかと。

Gメン75 第354話 吾輩は人喰い猫である 雑誌記事

Gメン75 354話 東映制作最終回 吾輩は人喰い猫である
出典:週刊TVガイド
Gメン75 354話 制作:東映の最終回
出典:中日新聞
Gメン75 354話 最終回
出典:九州地方の新聞(新聞紙名不明)
Gメン75 第354話 吾輩は人喰い猫である

Gメン75スペシャル パターン(B)特報

Gメン75スペシャル

Gメン75 第354話 吾輩は人喰い猫である 本編後に流れた特報・パターン(B)。

パターン(A)の全レギュラーの名場面カットではなく関屋警部補(原田大二郎)、速水涼子刑事(森マリア)、田口刑事(千葉裕)など数名ピックアップ後にGメン75スペシャルのストーリー予告を加えた構成だった。

RELATED POST よく読まれる関連記事