あらすじ

キイハンター 第118話 踊れ!墓場で幽霊ワルツ

キイハンター 118話

キイハンター 118話は、欠番だった作品!悪魔崇拝主義者が集う洋館に入り込んだ谷口ユミ(大川栄子)の恐怖活劇!囚われの身となったユミちゃんに迫る恐ろしい儀式

第118話 踊れ!墓場で幽霊ワルツ 
(共同調査:NWP夏目プロダクツ)
仮題 踊れ墓場で幽霊ワルツ(シナリオ#119
シリーズ名
放送 70.07.04
脚本 高久進(池田和雄、井口真吾)、佐藤肇
撮影 秋野友宏
監督 佐藤肇(佐藤肇・回顧録
役名(台本) イザベラ
鏑木(男A)
乾(男B)
辰己(男C)
マダムX
出演 啓子 ユミ 風間
主演 谷口ユミ
ゲスト 大塚道子
国景子
藤木孝(藤木敬士/夜明けの刑事新夜明けの刑事・墨田俊夫刑事/噂の刑事トミーとマツ・片桐警部補<代役>)
成瀬昌彦
春日章良(春日俊二・春日俊次)
某国
タイアップ
ロケ地
類似シーン
番組設定 キイハンターとは
備考 谷口ユミ:9月13日生で乙女座
津川啓子:11月生でサソリ座

キイハンター 第118話 踊れ!墓場で幽霊ワルツ あらすじ(ストーリー)

黒木鉄也の部屋で「西洋占星術」という一冊の本にハマってる津川啓子と谷口ユミ。ユミは自分の運勢を見て愕然とした。

[大凶、調子に乗ると命を落とす]

そこへ一羽の鴉が飛び込んできた。鴉の足には通信文がついていて「助けて、イザベラ」と書かれてあった。

ユミは「西洋占星術」の著者・マダムXを訪ね通信文の意味と自分の運勢を絡め手がかりを探ろうとする。マダムXが予言したのは悪魔の林という場所。

ユミは「悪魔の林」へ行きそこへ足を踏み入れた途端、恐ろしい出来事が次々と襲いかかってきた。イザベラの居場所を突き止めたユミは、林の墓地の奥にある洋館へたどり着く。

その洋館の中にあった一つの棺を空けてみるとそこにはなんとイザベラの死体!その死体はユミの顔を見ると立ち上がり真っ青になったユミはさらに悪魔崇拝主義者である三人に捕まってしまった。

彼らはケネディやホーチミンなど国家の指導者を呪い殺していた狂信的な集団だった。

キイハンター 第118話 踊れ!墓場で幽霊ワルツ 解説・見どころ

キイハンター 第118話 踊れ!墓場で幽霊ワルツ
  • 捕えられたユミちゃんの孤軍奮闘編
  • 実名で世界各国の指導者の名前が事件に絡む
  • 悪魔崇拝集団と利害が異なる悪魔主義追放委員会の暗躍
  • 「旧古河庭園」「東京タワーの蝋人形館」での撮影
  • Gメン75 黒谷町シリーズ劇伴(原曲:「怪談せむし男」劇伴)

再放送(愛知地上波、CS)で欠番だった作品。NWP夏目プロダクツ・夏目さまによると、関東地区では1972年の地上波再放送(16時~)では放送されたそうだがそれぞれの放送局の判断かはたまた放送コード改変あたりが欠番の原因か?

しかし、2017年10月18日・東映チャンネルの放送で47年ぶりに視聴したかぎりでは、どこが放送コードにひっかかって欠番になったのか個人的にはサッパリ理解できない。普通に楽しめる夏の西洋風味なスリラー活劇である。

世界の指導者を呪い殺そうとする悪魔主義者の集団と、悪魔主義追放委員会との奇想天外な対決。佐藤肇監督お得意の幻想的なタッチが冴えわたる。

悪魔崇拝、サタニズムというと絵空事のように感じられるが、言葉を変えたり直球で検索してみると意外と興味深い現実もちらちら垣間見える。

週刊TVガイド誌などの解説記事によるとロケは東京タワーの蝋人形館恐怖場面の続出で、さすがのユミちゃん(大川栄子)も冷や汗もののロケだったそうだ。

メインの劇伴はGメン75 273話「怪談死霊の棲む家(仮:真夏の夜の怪談)」をはじめとする「黒谷町シリーズ」でも何度か使われたもの。この曲は東映映画「怪談せむし男」(1965年8月1日公開)が原曲でそちらからの流用。

ホーチミンやリンカーン、マリリンモンローなど実名で世界各国の指導者や有名人の名前が事件に絡む点も見どころ。おとぎ話とリアリズムの融合に心が揺さぶられる。もうひとつのロケ地は駒込にあるおなじみ「旧古河庭園」。

今回のお休みは、FBI(川口浩)(サブタイトル別出演ランキングはこちら

キイハンター 118話

キイハンター 第118話 踊れ!墓場で幽霊ワルツ 放送当時の記事

キイハンター 第118話 踊れ!墓場で幽霊ワルツ
※黒木の部屋に舞い込んだ一羽の鴉に巻きつけられていた通信文。「助けて!イザベラ」は何を意味するのか?イザベラの手掛かりを求めて谷口ユミは「マダムX」と名乗る占星術の著者の下へ行く。

出典:週刊TVガイド

キイハンター 第118話 踊れ!墓場で幽霊ワルツ
※前回117話「東京-ホノルル豚をかついで珍道中」同様、リアルタイムで見ていたかどうか記憶がなくおそらくこの週もEXPO’70・大阪万博の会場へ行っていたかもしれない。

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