キイハンター 244話は、刑事ドラマ編・国際警察拳銃盗難事件!マリファナの売人を射殺した弾丸は島竜彦(谷隼人)が盗まれた拳銃のライフルマークと一致。島は辞職した元同僚(石山律)と同じ境遇に陥り、国際警察辞職を決意する!
第244話 拳銃P-007大捜査網 (共同調査:NWP夏目プロダクツ) |
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仮題 | 拳銃P-007大捜査網(※台本#243) | |||||||||
シリーズ名 | - | |||||||||
放送 | 72.12.02 | |||||||||
脚本 | 高久進(池田和雄、井口真吾) | |||||||||
撮影 | 東光一 | |||||||||
監督 | 佐藤肇(佐藤肇・回顧録) | |||||||||
役名(台本) |
朝倉 麻紀 内海 リエ トム ゴードン 強盗 チンピラ 警官A |
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出演 | 黒木 | - | - | 島 | ユミ | - | - | 小田切 | - | - |
主演 | 島竜彦 | |||||||||
ゲスト |
石山律(石山輝夫、石山律雄) 岡田由紀子 藤木孝(藤木敬士/夜明けの刑事・新夜明けの刑事・墨田俊夫刑事/噂の刑事トミーとマツ・片桐警部補<代役>) 小西まち子 佐藤博 五野上力(斎藤力、斉藤力、五之上力、五ノ上力) 木村修 相馬剛三 チコ・ローラント フランク・ジョーンズ 西本良治郎(現・株式会社ジャパンアクションエンタープライズ代表取締役副社長) 井上真彩子 |
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某国 | - | |||||||||
タイアップ | - | |||||||||
ロケ地 | - | |||||||||
類似シーン | プロット継承:Gメン75 89話「警視庁拳銃盗難事件」 | |||||||||
番組設定 | キイハンターとは | |||||||||
備考 | - |
キイハンター 第244話 拳銃P-007大捜査網 あらすじ(ストーリー)
国際警察捜査官・島竜彦の同僚である朝倉の拳銃が盗まれた。その拳銃は貴金属店襲撃に使用され麻紀という女性を傷つけ犯人は逃走。
都内に非常線を張った国際警察特別室の小田切慎二は島とともに犯人を逮捕し拳銃を取り戻した。しかし、責任を感じた朝倉は国際警察を辞職する。
一年後、島の拳銃となっていたP-007が奪われ再び火を吹いた。島は朝倉と同様の立場に立たされ窮地に陥る。責任を感じた島は、国際警察本部に辞表を提出すべく上司の部屋に行くが、そこにはボスの黒木鉄也がいた。
黒木は拳銃を取り戻し犯人を逮捕することが責務だと島を諭すが、島は黒木に辞表を渡し部屋を出て行ってしまう。
一方、警察を退職した朝倉は、麻紀と結婚し喫茶店を経営していた。そこへ麻薬中毒患者が現れる。
キイハンター 第244話 拳銃P-007大捜査網 解説・見どころ
- 国際警察本部の一部署として描かれる「架空の”キイハンター”」
- 刑事ドラマタッチの捜査もの
- 何度も流れる<追想>の原曲
- Gメン75 89話「警視庁拳銃盗難事件」へプロット継承
今回は、番組の設定を変更。「キイハンター」がもし国際警察内の一部署だったらとして描かれる「刑事ドラマ」。
高度成長期も終わりに差掛かり、ドルショック、オイルショック、公害問題などが希望に輝いた社会情勢に影を落とし始めた1972年末期。「太陽にほえろ!」や「刑事くん」などに人気が集まるようになった時代を反映したテスト作品かと思う。
全編を通し、<追想>の原曲(Gメン75ミュージックファイルの中の「事件への前奏曲」的な曲)が流れドラマを盛り上げる。
この作品を初めて見たのは1978年末、東海テレビの地上波再放送(深夜)だったが、Gメン75的な作品があったことに驚いた。この作品のプロットは後のGメン75 89話「警視庁拳銃盗難事件」へと受け継がれた。(島竜彦=津坂刑事)
折しも2000年、CSファミリー劇場での再放送。この作品とGメン75 89話が偶然同じ週に再放送されるという幸運にも恵まれた。比較して鑑賞するのも楽しい。
東光一カメラマンのパノラミックなアングルから表情を捕える描写も迫力満点!
今回のお休みは、啓子さん、FBI、風間くん(サブタイトル別出演ランキングはこちら)
キイハンター 第244話 拳銃P-007大捜査網 島が辞職願を提出した部屋
シナリオでは「国際警察 一室」となっていた。部屋にはその後「アイフル大作戦」「Gメン75」「Gメン82」へと受け継がれた「地球儀」がある。
キイハンター 244話 本放送当時の資料