Gメン75 201話は、’79香港ロケ カラテシリーズ第一弾!34年ぶりに再会した父親を人質に取られた草野刑事(倉田保昭)はGメンを裏切り香港へ飛ぶ!
第201話 Gメン対香港カラテ軍団 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
仮題 |
前編:Gメン対香港カラテ軍団 後編:Gメン対香港カラテ軍団 PART2(シナリオ#201・202) |
|||||||||
シリーズ名 | ’79香港ロケ・カラテシリーズ | |||||||||
放送 | 79.04.07 | |||||||||
脚本 | 高久進(池田和雄、井口真吾) | |||||||||
撮影 | 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞) | |||||||||
監督 | 小松範任 | |||||||||
役名(台本) |
孫明生老人<草野吾一> 李 麗蓉(※18才/中国人の少女) 黄 秀蘭(※香港コネクション) 陳恵臣警部 宗 景烈(※香港コネクションのボス) 宗 宝山(※香港コネクション最高幹部) 呂(※香港コネクション) 喬(※香港コネクション) 會(※香港コネクション) 陳警部の弟 関東連合の組長 幹部 暴力団員・多数 看守の警官 雲助運転手 香港の刑事達 難民の子供達 仔永祿(※香港カラテ使いの巨漢/仔瑞興の弟) |
|||||||||
出演 | 黒木 | 立花 | 草野 | 山田 | 中屋 | 涼子 | - | 結城警視正 | - | - |
主演 | 草野刑事 | |||||||||
ゲスト |
楊斯 YEUNG SEE 沢井桃子 横森久 三角八郎(三角八朗、三角八廊) 水野ゆか 内田昌宏(内田勝正) 杉江廣太郎(杉江弘、杉江広太郎) 中村勇 中崎康貴 伊達弘 菊地敏明 保科三良 大辻慎吾 井上邦道 浦部竜次 高野隆志 —- 中丸忠雄(キイハンター/小田切慎二、Gメン75/結城警視正) |
|||||||||
タイアップ |
コンパスクラブツアー日新航空 TOURS JAPAN LTD |
|||||||||
類似シーン | - | |||||||||
撮影日 | - | |||||||||
ロケ地 |
【香港(イギリス領)】 九龍 ・香港啓徳空港(現・啓徳郵輪碼頭) ・九龍城(現・九龍城広場周辺)※市場 ・九龍ステーション駐車場(当時の場所) ・尖沙咀渡輪※スターフェリー乗り場 香港島 ・香港仔※水上生活の船、市場 ・湾仔※香港地区警察 ・銅羅湾※トラム車庫(現・商業施設) ・タイガーバームガーデン※香港コネクションのボスの邸宅 【日本国内(香港として)】 ・横浜赤レンガ倉庫※トラム車庫付近 |
|||||||||
収録 |
(1)FOREVER:◎ (2)BEST SELECT:- (3)BEST SELECT(女Gメン編):- (4)DVD-COLLECTION I:- (5)DVD-COLLECTION II:- (6)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~5):◎ (7)DVDコレクション:67号 |
|||||||||
主題歌 | 面影(3番)(作詞:佐藤純彌 作曲編曲:菊池俊輔 唄:しまざき由理) | |||||||||
挿入歌 | - | |||||||||
劇伴特記 | 「バーディー大作戦」から流用5曲 | |||||||||
備考 |
本放送時:次回予告編なし(DVD-COLLECTION IIに収録/通常予告) 175話・176話「香港カラテ対Gメン」の続編 フルネーム:草野泰明 |
Gメン75 第201話 Gメン対香港カラテ軍団 あらすじ(ストーリー)
第二次世界大戦(大東亜戦争)中、中国大陸で生き別れた草野刑事の父親・草野吾一(中国名:孫明生)が香港で生きていることが判明した。草野は香港へ飛び親子再会を果たすことができた。
その草野を偶然見かけた香港コネクションの仔永祿は色めき立つ。半年前、香港チャイニーズコネクションの殺し屋だった兄・仔瑞興を草野の一撃で倒されたことがあった。
その頃、インターポール(国際刑事警察機構)香港支局から麻薬を所持した香港コネクションの幹部・宗宝山が東京へ向かったという情報がGメン本部の黒木警視に入った。立花警部補らは宝山を逮捕し東京のシンジケートを暴き出そうと行動を開始する。
一方、宝山の逮捕を知った香港コネクションのボス・宗景烈は、草野の父・孫を誘拐し宝山の釈放を黒木警視らGメンに要求してきた。
父親の危機を知った草野は苦悩するが、香港から来た刺客・黄秀蘭の警告を受け警視庁地下取調室から宝山を連れ出してしまう。
草野の逸脱した行為に激怒した結城警視正は黒木を呼び出し草野逮捕を厳命する。自らの進退処分を結城に委ねた黒木は、山田、中屋両刑事を香港へ派遣する。山田刑事らはそこで香港コネクション側についた草野と対面することになった。
>>後編へつづく
>>175話「香港カラテ対Gメン」へ戻る
Gメン75 第201話 Gメン対香港カラテ軍団 感想・ポイント
- ’79香港ロケ カラテシリーズ第一弾!草野刑事最終編・前編
- 終戦後中国大陸で生き別れた父親が香港で生きていた!
- 警視庁に逮捕された香港コネクションの幹部
- 草野の父親を拉致し人質交換を迫る香港コネクション
1979年春はサヨナラ月間となった。長年親しまれた草野刑事(倉田保昭)、速水涼子刑事(森マリア)、山田刑事(藤木悠)が相次いでGメンを降板する。
その第一弾が香港ロケ編での草野刑事最終編。前編は草野刑事がGメンを裏切って収監中の組織の幹部を脱獄させるというショッキングな出だしとなる。このシリーズは半年前に放映された175話・176話「香港カラテ対Gメン」前後編の続編である。
草野に倒された香港チャイニーズ・コネクションの殺し屋・仔瑞興(楊斯 YEUNG SEE)の弟・仔永祿(楊斯 YEUNG SEE・二役)が今回登場する。永祿は兄の敵と草野をつけ狙う。
バーディー大作戦 26話「燃えよ!ドラゴン日本上陸」以来4年半、土曜夜9時のアクションシリーズには欠かせないレギュラーとなった倉田保昭氏最後の闘いが火ぶたを切って落とされる。
制作スタッフも記念になる作品をと思われたのであろうか、カラテアクションの劇伴は「バーディー大作戦」のものが数曲使用された。
アクションのみならず、第二次世界大戦という史実を絡めた重厚なストーリーに父と子の絆を絡めた人間ドラマが展開する。
Gメン75 第201話 放送当時の資料