Gメン75 185話は、北海道ロケシリーズ第一弾!時効迫る警官殺し!黒木警視(丹波哲郎)が北海道警察捜査課長時代に函館で起こった事件の被害者孫娘(島田裕理)からの願い!
第185話 津軽海峡を渡る片足の男 | ||||||||||
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仮題 |
(前編)津軽海峡を渡る片足の男 (後編)青函連絡船の殺し屋(シナリオ#185・186) |
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シリーズ名 | 北海道ロケシリーズ | |||||||||
放送 | 78.12.09 | |||||||||
脚本 | 高久進 | |||||||||
撮影 | 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞) | |||||||||
監督 | 山口和彦 | |||||||||
役名(台本) |
松岡清助巡査(※40才) 松岡キヨ(※母 60才) —- 松岡圭一刑事 ※28才 〃幼年時代 中学一年の圭一(※13才) —- 松岡信二 ※21才 〃幼年時代(※6才/次男) —- 松岡美枝子 〃幼年時代(※3才/長女) —- 山室義夫社長(※55才) 山室直子(※22才) 直子の母 内海貞人 捜査課長 老婆 刑事A 刑事B 刑事C ラーメン屋の親父 スーパーの守衛A スーパーの守衛B スーパーの社員 宿直員 執刀医 メイド 車掌 パトロール警官多数 刑事達 |
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出演 | 黒木 | 立花 | 草野 | 山田 | 中屋 | 涼子 | - | - | - | - |
主演 | 黒木警視 | |||||||||
ゲスト |
千葉裕(Gメン75 205話-330話/田口刑事) 朝加真由美 織本順吉 速水亮(新・七人の刑事/真野刑事)(炎三四郎、豊田正文、三崎玲資) 山本麟一 今井和子 島田裕理(100話参照) 河合絃司 安田裕治 伊達弘 青木英孝 吉永理枝 八百原寿子 五野上力(斎藤力、斉藤力、五之上力、五ノ上力) 仲塚康介 山田光一(山田甲一) 木村修 今村均 高野隆志 山浦栄 佐川二郎 |
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タイアップ |
湯の川観光ホテル(アクセス) 東亜国内航空(現・日本航空と統合) |
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類似プロット | - | |||||||||
撮影日 | - | |||||||||
ロケ地 |
北海道 【函館】 函館山 函館ハリストス正教会 函館港 函館西警察署 魚市場周辺 湯の川観光ホテル 函館元町界隈 |
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収録 |
(1)FOREVER:- (2)BEST SELECT:- (3)BEST SELECT(女Gメン編):- (4)DVD-COLLECTION I:- (5)DVD-COLLECTION II:- (6)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~5):- (7)DVDコレクション:62号 |
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音楽特記 | - | |||||||||
備考 | 千葉裕氏談:このシリーズで新メンバーとしてほぼ決定。いつレギュラー入りするかという段階だったそうだ。(オフ会にて) |
Gメン75 第185話 津軽海峡を渡る片足の男 あらすじ(ストーリー)
15年前(昭和三十八年)、函館の海岸で松岡清助巡査が射殺され拳銃が奪われた。その拳銃は強盗事件に使用され犯人は逃走したまま年月が経過し、殺しの時効も間近に迫っていた。
当時その事件を担当したのは黒木警視だった。函館西署捜査課長だった黒木は松岡巡査の家族に必ず犯人を逮捕すると誓ったまま捜査は難航。犯人の足取りはつかめないまま現在に至るという苦い過去があった。
その黒木のもとに松岡巡査の孫娘・美枝子から「時効までに必ず犯人を逮捕して!」という悲痛な手紙が届いた。
一方、松岡家には巡査の命日に必ず10万円が送金されるという不可思議な事実があることが判明する。
<<後編へつづく
Gメン75 第185話 津軽海峡を渡る片足の男 感想・ポイント
- 北海道ロケシリーズ第一弾!函館編
- 豪華ゲスト陣に千葉裕氏も登場
- オートバイを駆使するシーンは田口刑事テストか
- 黒木警視の下に一通の封書が届く
- 黒木が北海道警察・函館西署捜査課長時代に起こった警官殺し
- 時効までに必ず犯人逮捕をという孫娘の願い
- 青函連絡船や青森方面へ向かう列車も登場
日本政府の暗部にメスを入れた132話・133話以来、久しぶりに黒木警視(丹波哲郎)をメインにした作品の第一弾。函館西署時代に発生した警官殺し。その時拳銃が奪われ15年近くの歳月が経とうとしていた未解決事件。
Gメンのボスとなった15年後、改めて決着目指してボス自ら陣頭指揮し北海道へ飛ぶという前後編。黒木警視メインの作品はGメン75では数える位しかないため貴重。
2000年初めに千葉裕氏を囲むオフ会がファン有志で開催されたが、この北海道ロケシリーズで「千葉裕さんGメンレギュラー入り」がほぼ確定したと伺った。
もちろんこの頃、マスコミでも新メンバーが加わるというハナシは一切出ていなかった。(ある学年誌では噂のような話題はあった。153話番宣記事参照)
185話は、「Gメン75DVDコレクション(デアゴスティーニ)」で62号に収録予定。(2021年3月時点)全国発売&全号発売祈願!
当時の資料
※当時の番組表。高校三年の年末だったが受験とはいえ、毎週土曜夜9時の「Gメン75」だけは欠かさず見ていたことが思い起こされる。1978年は面白い番組が多く、刑事アクションドラマだけでも「大空港」「大都会PARTIII」「明日の刑事」「太陽にほえろ!」などを楽しみにしていたがGメン以外の番組は見たり見なかったり。夕方の再放送枠に「二人の事件簿」や深夜枠に「キイハンター」とかいつ勉強すればいいんだ状態でとてもしんどかった。
※函館ロケ編はその他、芸能週刊誌(誌名失念、記事紛失/モノクロ)でも紹介されていたがどの記事も丹波哲郎御大のこのスチール写真が使用されていた。