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Gメン75 第120話 覗かれた女の部屋

Gメン75 120話

Gメン75 120話は、米軍基地ロケの第二弾!襲撃された米軍現金輸送車にあった無線マイクの謎。外部に情報を漏らした容疑で黒木警視(丹波哲郎)が日系米国人のMP(神太郎)を尋問する

第120話 覗かれた女の部屋
仮題 覗かれた女の部屋(シナリオ#120)
シリーズ名
放送 77.09.03
脚本 池田雄一
撮影 吉田重業
監督 山内柏
役名(台本) 由紀(※手書き:三条)
ジム・片瀬(※神太郎)
門岡(※中田博)
宏美(※谷ナオミ)
杉山譲次(※冷泉)
ライアン少佐(※エロールシュナイダー)
青年(※打消し:少年)
兵士A(※横山繁)
兵士B(※佐川二郎)
同僚のMP(※ドミニヌク)
看護婦(※大八木まゆみ)
雑貨屋のおかみ
出演 黒木 立花 草野 中屋 山田 涼子
主演 黒木警視以下全員
ゲスト 三条泰子
神太郎
中田博久
冷泉公裕
萩奈穂美
森みつる
佐川二郎
横山繁
大八木まゆみ
山浦栄
木村修
エロル・シュナイダー
ハッセル・ハルバード
L・クリスチャン
メル・ルシンガー
タイアップ
類似作品 バーディー大作戦 41話「全員!覗き盗聴開始
プロット継承:スーパーポリス 4話「Oh!女子大寮で張込み生中継
プロット継承:月曜ドラマスペシャル「変装の達人!!警部・鬼沢平吉のファイルE
撮影日
ロケ地 (台本メモより)横田基地
(〃)米軍基地本部:小田切警視室セットで撮影
(〃)立川
備考 英語:字幕スーパー

Gメン75 第120話 覗かれた女の部屋 あらすじ(ストーリー)

二億円相当のドル紙幣を積んだ米軍の現金輸送車が何者かによって襲撃された。護衛にあたっていたMPのジム・片瀬は三発もの銃弾を浴びて重症を負った。

現金輸送車襲撃グループは覆面を被った三人組で、一人は片足が悪い男であるという事実が判明する。その時、奪われた現金輸送車が発見されたとの情報を受け、立花警部補らが現場へ急行した。

だが、乗り捨てられた輸送車の中には現金がなく、犯人のものと思われる小型無線マイクのみが残されていた。

黒木警視は米軍横田基地のライアン少佐に呼ばれ捜査状況を厳しく問われていた。米軍内に内通者がいる疑惑を主張する黒木に対し、ライアンは、ジムは銃弾を3発も受け重傷だから犯人と繋がる筈はないと反論する。

黒木はジムが入院する病院へ尋問したいと強く迫り、ライアンとともに病院へ行く。ジムに無線マイクを見せながら、外部に居る仲間に輸送ルートを漏らしたのではないかと告げるが何も知らないと言われる。

草野刑事は犯人一味がジムを口封じに暗殺しようとしたのではと睨む。

Gメン75 第120話 覗かれた女の部屋 解説・見どころ

Gメン75 第120話 覗かれた女の部屋
  • 米軍少佐と黒木警視の英語でのぶつかりあい
  • 疑惑の米軍MP宅の別室からの張り込み
  • スパイアクション映画風の潜入、張込

Gメン75 118話「黒人兵カービン銃乱射事件」に続く在日米軍とGメンの対峙をベースにした第二弾!

プロットは、バーディー大作戦 41話「全員!覗き盗聴開始」と同じ。後のスーパーポリス 4話「Oh!女子大寮で張込み生中継」、平成Gメンの原型「変装の達人!!警部・鬼沢平吉のファイルE」でも使用するほど近藤照男プロデューサーお気に入りの筋書きと思われる。

作風はそれぞれの番組ごとにその特色がにじみ出ているので見比べて見ても面白い。

Gメン75版は、日本政府(黒木警視)と在日米軍(ライアン少佐)の社会構造の縮図をベースに、隠したい過去がある者、過去を利用したい者が入り乱れる心理描写を絡めた密室サスペンスに仕上げてある。

黒木警視と米軍少佐との英語でのディスカッションも割と長め。日米の立ち位置や国と国の見えない壁、その構成員である軍人個人と公務員個人の感情も感じられる見ごたえあるシーンになっている。

加えて米軍兵士の家を監視する立花警部補ら、潜入を試みる速水涼子刑事などのシーンはスパイ映画風でスリリング

Gメン75 120話

Gメン75 第120話 覗かれた女の部屋 当時の記事

Gメン75 第120話 覗かれた女の部屋
※米軍の現金輸送車襲撃事件の車内に落ちていた無線マイクに注目する黒木警視らGメン

出典:毎日新聞
Gメン75 第120話 覗かれた女の部屋
出典:週刊TVガイド
Gメン75 第120話 覗かれた女の部屋
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