Gメン75 190話は、それはタレこみ電話から始まった!刑事に殺されるという留置場での闇の声にメスを入れる立花警部補
第190話 真犯人はこうして作られる | ||||||||||
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仮題 | -(シナリオ#-) | |||||||||
シリーズ名 | - | |||||||||
放送 | 79.01.13 | |||||||||
脚本 | 高久進(池田和雄、井口真吾) | |||||||||
撮影 | 吉田重業 | |||||||||
監督 | 山口和彦 | |||||||||
役名(台本) | - | |||||||||
出演 | 黒木 | 立花 | 草野 | 中屋 | 山田 | 涼子 | - | - | - | - |
主演 | 立花警部補 | |||||||||
ゲスト |
東野英心(東野 孝彦) 中原早苗 沢田勝美 頭師佳孝 三角八郎(三角八朗、三角八廊) 鮎川浩 多田千香 幸田宗丸 堀勉 宮本茂 松本オサム 高品正広(高品剛) 今村均 山口正二郎 久木念 石田庸子 小沢晴子 朝霧友香 栄雅美 小石沙奈江 安井寛人 村上麻子 |
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タイアップ | - | |||||||||
類似作品 | - | |||||||||
撮影日 | - | |||||||||
ロケ地 | - | |||||||||
収録 |
(1)FOREVER:- (2)BEST SELECT:- (3)BEST SELECT(女Gメン編):- (4)DVD-COLLECTION I:- (5)DVD-COLLECTION II:- (6)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~5):- (7)DVDコレクション:64号 |
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主題歌 | 面影(3番)(作詞:佐藤純彌 作曲編曲:菊池俊輔 唄:しまざき由理) | |||||||||
挿入歌 | - | |||||||||
劇伴 | - | |||||||||
備考 | - |
Gメン75 第190話 真犯人はこうして作られる あらすじ(ストーリー)
情報提供者の金森千代松から暴走族が殺人の自供を強要されているとの知らせを受けたGメンの立花警部補は、所轄署・宮ノ坂署を訪ねた。
立花の問いかけに捜査主任・門馬警部は自白強要の疑いを否定する。暴走族の一員・古沢久男と細山武志を立花は直接事情聴取したが、二人は自白強要の事実はないと告げる。だが、古沢と細山が嘘をついているとしか思えず真相を探るべく行動を開始する。
古沢の母親が経営する居酒屋に出向いた立花は、宮ノ坂署の強引な捜査があった事実をつきとめた。黒木警視は真実が歪められているのではないかと睨み、草野刑事を留置場に潜入させた。草野は古沢と細川の口から真相を聴き出そうとする。
一方、宮ノ坂警察署管内で発生した老婆・杉山ふく殺しの捜査で門馬警部と沖警部補の行動に不信な動きがあることを突き止める。
Gメン75 第190話 真犯人はこうして作られる 感想・ポイント
- 留置されていた暴走族が漏らした一言「刑事に殺される」
- 所轄署の中で不正を感じ取ったGメンの潜入捜査
- 人間感情と職務遂行の間で揺れ動く少年法の現実
Gメン75の大きなテーマのひとつである「真実への追及」。本編のセリフでも出てくる「警察の中の警察」としての職務遂行に当たるGメンの姿を通して現代社会の問題点を浮き彫りにして行くハードボイルドタッチの社会派ストーリー。
Gメン本部で中屋刑事(伊吹剛)が人間としてぶちまけた言葉は見る者の感情を代弁しているようにも思えた。Gメン75ならではの味付けだと思う。
チンピラに扮して山田刑事(藤木悠)と中屋刑事に連行される草野刑事(倉田保昭)の潜入捜査も見どころ。Gメン75初期から度々描かれる潜入捜査シーンは土曜夜9時のアクションシリーズならではの味わいがあっていい。