キイハンター 46話は、大人のおとぎ話!現代の青ひげと異名を取る男(岡田真澄)と結婚した女性が次々と変死し行方不明。黒木(丹波哲郎)は殺人鬼の正体を暴いて行くが・・・。不気味な洋館で繰り広げられる殺しの真相!
第46話 奥様の殺し方教えます (共同調査:NWP夏目プロダクツ) |
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仮題 | -(台本#-) | |||||||||
シリーズ名 | - | |||||||||
原案 | 清水啓司 | |||||||||
放送 | 69.2.15 | |||||||||
脚本 | 池田雄一 | |||||||||
撮影 | 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞) | |||||||||
監督 | 山内柏 | |||||||||
役名(台本) | - | |||||||||
出演 | 黒木 | 啓子 | 島 | ユミ | 風間 | - | - | - | - | - |
主演 | 津川啓子 | |||||||||
ゲスト |
岡田真澄(ミラクルガール/関雄次警部) 牧紀子 三条美紀(三條美紀) 団巌 清水正 中島信義 和田みどり |
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某国 | - | |||||||||
タイアップ | - | |||||||||
ロケ地 | 旧古河庭園 | |||||||||
類似作品 | - | |||||||||
備考 |
青髭伝説 次回予告にゲスト名表記あり |
キイハンター 第46話 奥様の殺し方教えます あらすじ(ストーリー)
ガブリエルは、日本の元貴族の娘・北大路篤子に近づいていた。彼は現代の青ひげと異名を取る男。彼と結婚した女性が次々と変死したり、行方不明になっている。そして莫大な遺産を手にした大富豪でもある。
黒木鉄也は、ガブリエルが殺人鬼ではないかと疑い正体を暴く為、津川啓子を彼に近づける。啓子はお色気を駆使し、ガブリエルを引き付け篤子から彼の心を奪うことに成功。偽装結婚をし、彼の家に潜入することとなった。
家にはカネという老婆がいる。なぜか地下室に行ってはならないと無気味な警告をする。しかし啓子は隙を見て、地下室を覗いてしまう。そこで見たものは・・・・。
キイハンター 第46話 奥様の殺し方教えます 解説・見どころ
- 西洋の怪奇映画っぽいシーンいっぱい
- 黒木と啓子が物語をナビゲートする構成
- つるされた啓子さん救出のハプニング
- 真相がわかる衝撃的なクライマックス
今回はドラマの初めと終わりを黒木と啓子がナビゲートするという一風変わった洒落た構成。予告編では”大人のお伽話”と銘打たれていた。
初期キイハンターはカラー編ほど素材が明確に分かれておらず一本の作品の中に笑いの要素やサスペンスなどが盛り込まれていた。今回は構成上新たな試みを取り入れているが、この手法が後のコミカル編、ウェスタン編、などバラエティーに富む素材への布石になったと思われる。
西洋のスリラー話に<青ひげ>というものがある。結婚した妻が次々と変死。そのたびに妻を取り返るという伝説の青ひげ。この伝説をキイハンターに取り入れたらどんなストーリーになるのかといった異色作。
当時、制作スタッフは室内を暖かくして見てくださいと宣伝するほど怖さを強調していた。西洋風なスリラータッチで、いつ殺されるかわからない中で変死の謎を解いて行く啓子の活躍。プレイボーイとプレイガールとの死闘の結末は?!
蛇足だが、小学生の頃リアルタイムで見た今回。白黒テレビで見る西洋風の仮面は怖かった。
今回のお休みは、なし!
「青ひげ」とは
『青髭』(仏: La Barbe Bleue)は、ヨーロッパ各地に伝わる物語の男性主人公で、シャルル・ペロー執筆の童話(1697年)、およびその主人公の呼び名。・・・ある金持ちの男は、青い髭を生やしたその風貌から「青ひげ」と呼ばれ、恐れられていた。また、青髭は、
出典:Wikipedia