あらすじ

キイハンター 第7話 ギャング同盟

キイハンター 第7話 ギャング同盟

キイハンター 7話は、和久井(玉川良一)登場第一弾!喫茶店マスター(金内吉男)、店員(林田博)の悪党トリオにギャングとして接近する黒木鉄也(丹波哲郎)

第7話 ギャング同盟
(共同調査:NWP夏目プロダクツ)
仮題 -(※シナリオ#-)
放送 68.5.18
脚本 池田雄一
撮影 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞)
監督 鷹森立一
役名(台本)
出演 黒木 啓子 ユミ 風間
主演 黒木鉄也、津川啓子、風間洋介
ゲスト 玉川良一
金内吉男
須藤健
有馬昌彦
林田博
小畑みち子
久保比佐志
土山登士幸
山之内修
某国
備考 続編:18話「新ギャング同盟」
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キイハンター 第7話 ギャング同盟 あらすじ(ストーリー)

国際警察特別室長・村岡から黒木鉄也に極秘任務が下りた。一流企業を隠れ蓑にして大掛かりな密輸で儲ける組織の摘発である。

津川啓子が組織の一員である輸出部長・武藤をマーク。彼には三億円近い隠し財産があった。武藤に近づいた啓子が証拠を握り、風間洋介がそれをネタに揺すって組織の動きを探ろうというのだ。この三億円の背後に密輸組織が介在している。

それを聞きつけた喫茶店「標的」のマスター・和久井は二人のバーテン・沢見、渡辺とともに武藤たちの密談の内容を知り動き出す。和久井らは密輸組織をゆすり儲けを巻き上げようと企む。沢見は武藤のまわりに現れる啓子を武藤の情婦と思い込み、啓子を捕えてしまった。

啓子が和久井らの手に落ちたと知った黒木は和久井らに接近。自分は武藤の金を狙うギャングだと偽り共同戦線を張ろうと持ちかける。

キイハンター 第7話 ギャング同盟 解説・見どころ

キイハンター 第7話 ギャング同盟
  • 初期の宿敵・和久井(玉川良一)登場第一弾
  • 悪事に手を染める喫茶店マスターら三人組と手を結ぶ黒木

キイハンターと悪党グループの知恵比べの対決を軽妙なタッチで描く作品。悪党一味の和久井が登場するシリーズの第一弾。後の18話「新ギャング同盟」は続編である。玉川良一氏は初ゲストで悪党・和久井を好演するが、カラー編のようなドタバタ・ナンセンスなシーンは無し。予想に反して割とシリアスな展開であった。

TVドラマというよりはアメリカ映画の雰囲気である。新宿の夜間ロケや都内の空撮を交えた都会的な作品。後にハードアクション・ドラマへと変貌する『キイハンター』だが初期のしっとりとした大人のロマンが感じられる作風は実に新鮮である。その中で風間くんこと千葉真一氏のさりげない三枚目的な演技が絶妙なスパイスとなっている。

今回登場の喫茶店【標的】の三人組・和久井(玉川良一)、沢見(金内吉男)、渡辺(林田博)は続編である18話「新ギャング同盟」でも再登場。

今週も島ちゃんこと島竜彦(谷隼人)はお休み。次回予告は無し。村岡特別室長(仲谷昇)も出演無し。

キイハンター 第7話 当時の資料

キイハンター 第7話 ギャング同盟
出典:京都新聞
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