キイハンター 114話は、国際警察(UNIPOL)特別室員・小田切慎二(中丸忠雄)&キイハンター・島竜彦(谷隼人)ハードアクション編!脳を侵し廃人にする密造酒・BC兵器製造工場を陸と空から切り込む国際犯罪組織大追撃作戦
第114話 乾杯!殺人スコッチ! (共同調査:NWP夏目プロダクツ) |
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
仮題 | -(シナリオ#-) | |||||||||
シリーズ名 | - | |||||||||
放送 | 70.06.06 | |||||||||
脚本 | 池田雄一 | |||||||||
撮影 | 瀬尾脩 | |||||||||
監督 | 小西通雄 | |||||||||
役名(台本) | - | |||||||||
出演 | 黒木 | 啓子 | - | 島 | ユミ | - | - | 小田切 | - | - |
主演 | 小田切慎二、島竜彦 | |||||||||
ゲスト |
南原宏治 真山知子 加藤和夫 大塚周夫 中井啓輔 フランツ・グルーバー(フランツ・グルーベル) 山本晋平 伊達弘 五野上力(斎藤力、斉藤力、五之上力、五ノ上力) 比良元高 高須準之助 仲塚康介 池本慶旦 中村文弥 中屋敷鉄男(中屋敷鉄也・中屋敷哲也) 辻村征史 |
|||||||||
某国 | - | |||||||||
タイアップ | - | |||||||||
ロケ地 | 奥多摩 | |||||||||
類似シーン | - | |||||||||
番組設定 | キイハンターとは | |||||||||
備考 | ヘリコプター使用 |
キイハンター 第114話 乾杯!殺人スコッチ! あらすじ(ストーリー)
夜の東京。中年の男・白川は何者かに追われ愛人のユカが住むマンションに逃げ込んだ。ユカの機転で婦女暴行犯として警視庁に逮捕された白川は、守備よく刑務所に逃げ込むことに成功する。白川はウィスキーの密造工場の秘密を知った為に、密造組織に追われていたのだ。
密造酒には人の脳を侵し廃人にする成分が含まれているBC兵器でもあった。その酒を敵対する国に送り込み国家を内部から転覆させようとするスパイ組織が介在している。国際警察特別室員・小田切慎二はBC兵器製造の真相を探るべく白川が服役する刑務所に囚人として潜入した。
だが、囚人たちを乗せた護送車はいつの間にか組織のボス・カーマンが潜伏する山岳地帯へと手引きされていた。カーマンは警察内部に手を回し、秘密を知った白川の命を狙い囚人護送車を襲撃するがジープに乗った謎の男女に救われる。男は光本、女は白川の愛人・ユカだった。
光本たちは白川の他、小田切と二人の囚人・卍組の大曾根、死刑囚の殺し屋・竜を救出しあることを決行しようとする。
一方、潜入した小田切と手を組んで秘密捜査を遂行していた黒木鉄也は、島竜彦をダイナマイト取扱いのプロという触れ込みで現地に急行させる。
キイハンター 第114話 乾杯!殺人スコッチ! 解説・見どころ
- 化学兵器級の密造酒製造工場を空と陸から破壊する国際警察
- 囚人として潜入した小田切の乗った護送車が襲撃される
- ショッカー戦闘員(仮面ライダー)のようなスパイ組織のコマンドたち
- 中丸忠雄×谷隼人アクション競演!
- 小田切たちを救出した男と女の正体
- 密造工場で島が見た恐るべき蛮行
アダルトな魅力の小田切慎二(中丸忠雄)、華麗な容姿とボディアクションが眩しい島竜彦(谷隼人)が織り成す大空と地上に展開するハードアクション編。
これぞキイハンターというアクションが存分に楽しめる超娯楽大作!
裏切りと陰謀が渦巻くクライマックスは、密造酒に隠された恐るべき真相に迫って行く。登場人物の正体が判明する意外なラスト。ドライなストーリー展開と、東西冷戦時代の真っ只中にあった当時の世界情勢、そして小国の独立運動などを背景にした混沌とした時代を痛烈に描写したテーマからも目が離せない。
今回のお休みは、FBI(川口浩)、風間くん(千葉真一)(サブタイトル別出演ランキングはこちら)
キイハンター 第114話 乾杯!殺人スコッチ! 放送当時の記事
※脳を破壊し廃人にするBC兵器級の密造酒を製造するスパイ組織。組織を裏切り刑務所に逃げ込んだ男に囚人として接近する小田切慎二。組織は警察にも手を回し執拗に暗殺を遂行しようとしてくる!
谷隼人エピソード
今回は密造スコッチの工場に潜り込んだ谷隼人と中丸忠雄が大活躍。千葉真一のアクションに対して、カッコいい若者として谷隼人は、女子学生から大モテ。その谷は大のカーキチで、どんなに嫌なことがあっても車を飛ばしていれば、全て忘れるというから大変なもの。あまりスピードを出さないでね、とはいじらしいファンの心理。
出典:週刊TVガイド
今回の放送は「EXPO’70・大阪万国博覧会(万博)」真っ最中の頃。当時小学生で会場近くに住んでいた自分は毎週のように会場に足を運んでいた。この週は万博に行けなかったからか恒例の「キイハンター」鑑賞。このエピソードはリアルタイムでハッキリ覚えている。改めてひも解いて見てもアドベンチャースピリッツいっぱいで胸ときめかせながら見た当時の記憶が蘇ってくる。これぞキイハンター。この番組を見てなかったら「Gメン75」も見てなかったかもしれない。