キイハンター　第18話　新ギャング同盟

キイハンター　18話は、昭和のネズミ小僧・和久井（玉川良一）再び！出所したマスター＆バーテン（金内吉男・林田博）三人組ギャングと黒木鉄也（丹波哲郎）たちの新たなる駆け引き

第18話　新ギャング同盟 （共同調査：NWP夏目プロダクツ）
仮題	特製ギャング同盟（※準備稿シナリオ＃18）
放送	68.8.3
脚本	池田雄一
撮影	永井一雄
監督	小西通雄
役名（台本）	和久井（玉川良一） 沢見（金内吉男） 渡辺（林田博） —— 栗山美樹（八代万智子※以下手書き） 北村（丹羽又三郎） 倉田（40）（藤岡重慶） 手塚（潮健児） 加納（62）（高橋正夫） 看守（山田甲一） 用心棒Ａ（山内修／土山政志／佐藤沢彦／桐島好夫／比良元＜※比良元高＞） 人形の声【空欄】
出演	黒木	啓子	島	ユミ	風間	－	－	－	－	－
主演	黒木鉄也
ゲスト	玉川良一 金内吉男 林田博 八代万智子 丹羽又三郎 藤岡重慶（事件記者／遠藤刑事、西部警察／谷大作刑事） 高橋正夫 潮健児 山田甲一（山田光一） 久保一 山内修 土山登士幸 桐島好夫 比良元高
某国	－
類似作品	－
備考	7話「ギャング同盟」の続編 撮影：7月10～17日

キイハンター　第18話　新ギャング同盟　あらすじ（ストーリー）

射撃場でクレー射撃を楽しんでいた黒木鉄也、津川啓子は沢見と渡辺を見かける。刑務所で服役中の昭和のネズミ小僧こと「喫茶・標的」のマスター・和久井とともにギャング同盟を組み、一杯喰わせたバーテンたちだ。その和久井が出所するという。

シャバに出てきた和久井は凝りもせずに沢見、渡辺とともに次の襲撃計画を練る。今回の標的は５億円。ナイトクラブ＜カポネ＞を根城にする密輸組織だ。

黒木は刑務所内で毒殺された密輸組織の男・北村を追っていた。北村は密輸に絡む赤坂のクラブの支配人。組織内の内紛に乗じて組織壊滅を狙う黒木は津川啓子を店に潜入させる。密輸組織が隠した５億円のことを知った和久井ら３人組ギャング団も動きだし黒木との闘いの火蓋が再び切って落とされた。

そして同じく５億円を狙うダンサー・美樹の出現。争いは一層激しくなって行く。

キイハンター　第18話　新ギャング同盟　解説・見どころ

7話「ギャング同盟」の続編。
今回は5億円を巡って、三人組ギャングと黒木鉄也らキイハンターたちの虚々実々の闘いを描く。事件の中心人物は前回同様、「昭和のネズミ小僧」こと和久井。お馴染み玉川良一氏が憎めない悪党を好演する。カラー編でのナンセンスギャグとは一味違った軽妙なやりとりが面白い。個人的にはこの三人組ギャング団シリーズがもっと続けばよかったなと思う。千葉真一氏の鉄橋（台本：南武線　中河原鉄橋　多摩川）でのアクションも必見。

キイハンター　当時の雑誌記事

1968年テレビカレンダー。当時の人気番組をカレンダーにした折りこみ特集が掲載されていた。キイハンターのほか今では映像や音源がなく試聴できない番組も。キイハンターのキャッチフレーズ「この顔を忘れるな　暗黒街紳士諸君　これがキイハンター　君たちの敵　抜群のやつら」