あらすじ

キイハンター 第185話 真昼の決戦!すれすれ愚連隊

キイハンター 185話

キイハンター 185話は、キイハンターたちののどかな休日。映画館に出かけたユミ(大川栄子)たちはスクリーンの中に島ちゃん(谷隼人)の姿を発見する…!

第185話 真昼の決戦!すれすれ愚連隊
(共同調査:NWP夏目プロダクツ)
仮題 -(※台本#-)
放送 71.10.16
脚本 館野彰(塙五郎)、佐藤肇佐藤肇・回顧録
撮影 村上俊郎
監督 佐藤肇
役名(台本)
出演 啓子 吹雪 ユミ 風間
主演 津川啓子、吹雪一郎、島竜彦、谷口ユミ、風間洋介
ゲスト 川口恒
石山律(石山律雄、石山輝夫)
集三枝子
高見エミリー
内藤陳
高島稔
浜田晃
団巌
広瀬明
高田裕史
松永五郎
比良元高
某国
類似シーン
ロケ地
備考

キイハンター 第185話 真昼の決戦!すれすれ愚連隊 あらすじ(ストーリー)

とある休日。津川啓子と谷口ユミは吹雪一郎、風間洋介を連れ立って新宿の町に繰り出した。

そこでユミは「真昼の決戦!すれすれ愚連隊」という青春アクション映画を見つけ、啓子らを誘って館内へ。主役は何と、島ちゃんこと島竜彦そっくりの「谷隼人」という売り出し中の若手俳優。

そのカッコ良さに、はしゃぐ啓子とユミを尻目に、居眠りを始める吹雪、風間。いよいよ幕は上がって。

キイハンター 第185話 真昼の決戦!すれすれ愚連隊 解説・見どころ

キイハンター 185話
  • キイハンターたちの休日

「キイハンター」~「Gメン75」などの土曜夜9時アクションシリーズでも、異色中の異色作。事件捜査に明け暮れるキイハンターたちののどかな休日を描いた作品。「Gメン75」でも311話「裸の女の死体を運ぶ刑事」で、草鹿刑事、田口刑事、マリコ・寺岡刑事、賀川陽子刑事の思い思いの休日が描かれたことはあるが、あくまでも捜査の前の序章。 

185話「真昼の決戦!すれすれ愚連隊」この作品は、全編まるごとキイハンターの休日。しかも谷口ユミの一案で映画を見ることになった津川啓子、吹雪一郎、風間洋介らの眼前で展開する映画のストーリーそのものがドラマとなる。

そして各ロールの終わりに、映画を見る啓子さん(野際陽子)とユミちゃん(大川栄子)の表情でアイキャッチ。映画を見終わって再び新宿の町に繰り出した4人の前に現れたものは?!

怪奇作品や一風変わった着眼点で定評のある佐藤肇監督ならではの作品。こんな遊び心いっぱいの作品を送り出せる<捜査ものドラマ>が古今東西あっただろうか?

当時、「特別機動捜査隊」の新春作品、「ザ・ガードマン」でも肩の凝らない息抜き的な作品はあったが、この頃の「キイハンター」は徹底したエンタテインメントが際立っていた。

キイハンター 第185話 真昼の決戦!すれすれ愚連隊 番宣写真

キイハンター 185話
出典:週刊TVガイド(1971年10月22日号)
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