Gメン75 209話は、ニュー南部回転式38口径!殺人容疑で逮捕された中屋刑事(伊吹剛)と時効間近の7年前に発生した一億円強奪事件に隠された真相
第209話 女が見ていた焼殺事件 | ||||||||||
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仮題 | ニュー南部回転式38口径(シナリオ#209) | |||||||||
シリーズ名 | - | |||||||||
放送 | 79.06.02 | |||||||||
脚本 | 池田雄一 | |||||||||
撮影 | 吉田重業 | |||||||||
監督 | 山口和彦 | |||||||||
役名(台本) |
松原君代 五十嵐清治(二役) 篠原(二役) 俊次 岡部捜査一課長 伊原刑事 医師 看守 警官A ラーメン屋親爺 |
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出演 | 黒木 | 立花 | 中屋 | 村井 | 田口 | 螢子 | - | 結城警視正 | - | - |
主演 | 中屋刑事 | |||||||||
ゲスト |
中島葵 佐原健二(西部警察/朝比奈) 柴田侊彦 米津高明 相沢治夫 相馬剛三 岡幸次郎(岡幸二郎) 島本宏 嵩本伸博 肥土尚弘 原寿子 —- 中丸忠雄(キイハンター/小田切慎二、Gメン75/結城警視正) |
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タイアップ | - | |||||||||
類似シーン | - | |||||||||
撮影日 | - | |||||||||
ロケ地 | - | |||||||||
収録 |
(1)FOREVER:- (2)BEST SELECT:- (3)BEST SELECT(女Gメン編):- (4)DVD-COLLECTION I:- (5)DVD-COLLECTION II:- (6)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~5):- (7)DVDコレクション:70号 |
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主題歌 | Gメン’75のテーマ「レクイエム」(作詞:佐藤純弥 作曲:菊池俊輔 唄:ささきいさお) | |||||||||
挿入歌 | - | |||||||||
劇伴特記 | - | |||||||||
備考 | - |
Gメン75 第209話 女が見ていた焼殺事件 あらすじ(ストーリー)
警視庁地下射撃場で、中屋刑事はある出来事を思い出していた。刑事になって初めて手がけた事件の時効が目前に迫っている。一本の電話が中屋の心を動かした。電話の主は七年前の事件の真犯人を知っているといい六郷土手の鉄橋下に中屋を呼び出した。そこで中屋が見たものは。
翌朝、黒木警視正は警視庁の結城警視正に呼ばれた。結城は黒木に逮捕状をつきつけ中屋に殺人容疑がかかっていることを告げる。状況証拠、物的証拠は全て中屋に不利なものばかり。
昨晩、呼び出された中屋は五十嵐という男に会ったという事実。五十嵐の内縁の妻・君代の証言があること。そして五十嵐の焼死体から摘出された弾丸は中屋が携帯する警察拳銃のモノだったこと。
君代は中屋が鉄橋下で五十嵐を射殺した現場を見たと証言していたのだ。
捜査一課長・岡部に連行された中屋に黒木は結城の下で真意を正すが中屋の言動から嘘は言っていないことを確信する。限られた時間内で事件に隠された真実を立証しようと立花警部らが動き出した。
Gメン75 第209話 女が見ていた焼殺事件 感想・ポイント
- 電話で呼び出された中屋刑事
- 現場にあった焼死体から摘出された弾丸は中屋刑事の警察拳銃
- 中屋が撃ったことを証言する女
- 中屋に殺人容疑の逮捕状が突きつけられる
殺人容疑をかけられ窮地に陥る中屋刑事(伊吹剛)と限られた日程の中で事件に隠された真相を暴き出そうとするGメンの息詰まる死闘を描く。中屋刑事史上、最大のピンチではなかろうか?
状況証拠、物的証拠が揃う中で中屋の無実をどう証明して行くか、困難な捜査を強いられる黒木警視正(丹波哲郎)たちGメン。
殺しに絡む7年前の一億円強奪事件と徐々に明らかになる事件当時の中屋刑事の行動、隠された衝撃的な真相をハードボイルドタッチで描いて行く。
Gメン75 第209話 放送当時の資料
※特集としてシナリオ全ページが掲載されていた。
Gメン75 中屋刑事のフルネーム・209話は「中屋武」
中屋刑事フルネーム | ||
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128話 | 六万五千円の警察手帳 | 中屋武(料亭の請求書) |
137話 | ’78新春大脱獄 | 中屋達雄(TVニュースの画面) |
209話 | 女が見ていた焼殺事件 | 中屋武(逮捕状) |
217話 | 3時間30分銀行支店長夫妻の秘密 | 中屋武(TVニュースの画面) |
209話での中屋刑事(伊吹剛)のフルネームは「中屋武(ナカヤタケシ)」。
137話は潜入捜査であることから意図的に偽名を使って(?)マスコミに流した可能性もある。
中屋刑事は立花警部に次いで比較的よくフルネームが出てくるが、出身地、経過年齢とともによく管理されており名前も「中屋武」で統一している。
なお、結城警視正(中丸忠雄)のフルネームも逮捕状で確認できるが判読が難しく「結城澄男」と読めないこともない。
※追記(2024.1.23)
デアゴスティーニ「Gメン75DVDコレクション」70号P5トピックによれば、「結城勝男」と記されてあった。地上波や過去のCSでは判読が著しく難しかったが、デアゴではより鮮明なデジタル画像で確認できる。この機会に70号をゲットし手元において楽しんでみたい。
結城警視正のフルネーム
・・ちなみに結城の名前だが、一瞬、画面に映る逮捕状からは「勝男」と読めなくもない。中屋に関しては・・・
出典:デアゴスティーニ「Gメン75DVDコレクション」70号P5トピック