あらすじ

キイハンター 第175話 真夏の海底黄金大作戦

キイハンター 175話

キイハンター 175話は、真夏の熱海初島ロケ!海難事故と連続殺人、誘拐事件、そして潜水夫募集の謎のつながり!国際警察に憧れるフーテンが絡んで吹雪一郎(川口浩)たちキイハンターの海洋アドベンチャー作戦

第175話 真夏の海底黄金大作戦
仮題 真夏の海底黄金作戦(※台本#-)
放送 71.8.7
脚本 小山内美江子
撮影 林七郎
監督 小西通雄
役名(台本)
出演 啓子 吹雪 ユミ 小田切
主演 吹雪一郎・島竜彦・小田切慎二
ゲスト 上野山功一
三角八郎(三角八朗、三角八廊)
堀井永子
堀田真三(脇中昭夫、堀田慎三、現・堀田眞三)
永井秀明
稲吉靖
佐藤晟也
林宏
山寺勉
団巌
久保一
土山登士幸
伊達弘
大泉公孝
木村修
類似シーン ※真夏の海底で黄金が絡む連続殺人事件・Gメン75 323話 81真夏の怪奇シリーズ「骸骨たちの海水浴」
某国
備考

キイハンター 第175話 真夏の海底黄金大作戦 あらすじ(ストーリー)

三年前、硫黄島付近の無人島から財宝を積んで航行していたキティ号が洋上で謎の爆発事故を起こして沈没した。生き残った二等航海士の大垣、元観測船甲板員・花沢の二人が、何者かに次々と殺された。国際警察特別室の小田切慎二は、部下の壇俊介を伴い事件調査をキイハンターに持ち込んだ。

殺人事件の背後に、船と共に沈んだ時価数百億円の黄金の仏像が絡んでいるという。その仏像の隠し場所を二人が知っていると睨んだ謎の組織の犯行である。仏像は第二次世界大戦(大東亜戦争)中、日本軍が某国から奪ったとされる財宝で、南海の孤島に隠されていたのを気象観測の権威・松木博士が発見したものだった。

吹雪一郎は次に狙われるのが最後に残った松木博士と睨み、彼をガードすることにした。だが、既に松木は何者かに誘拐され、吹雪も背後から殴られ意識を失う。意識を取り戻した吹雪は、ジョーと名乗るフーテンに助けられた。偶然にも吹雪とジョーは、行動を共にすることに。

そんな時、マサミという女から潜水夫として雇われ、二人はキティ号爆発現場の海域で金属製の箱探しを命じられる。吹雪は事件に絡む組織が背後にいると睨み、日雇い労働者に混じって潜入捜査を開始。その一方で厳しい監視の目をかいくぐって、自分たちの居場所を記した紙幣を空き瓶に入れて海へ投下する。

吹雪が投げ込んだ瓶は国際警察特別室に持ち込まれ、キイハンターの島竜彦も初島に向かう!

キイハンター 第175話 真夏の海底黄金大作戦 解説・見どころ

キイハンター 175話
  • おなじみ熱海沖・初島ロケ
  • モーターボート、水中アクション
  • 事件を背後で操っていた意外な人物
  • 国際警察にあこがれる男

熱海沖の初島を舞台に、水中アクション、モーターボート・アクションを取り入れたサマー・アドベンチャー編。海難事故と連続殺人、誘拐事件、潜水夫募集とのつながりを追ってキイハンターが大活躍。

お調子者のフーテンとともに潜行捜査する吹雪一郎(川口浩)と島竜彦(谷隼人)の前に現れた女の正体は・・・?肩の凝らない海洋アクションが見物。国際警察に憧れを抱いたフーテンを三角八朗(当時:三角八郎)氏が好演。フーテンの寅さんばりのキャラクターが楽しい。

尚、冒頭、映写機をバックに小田切慎二(中丸忠雄)から事件のあらましを聞くキイハンターたちのシーンは、過去に何度も使われた御馴染みのもの。後のGメン82 14話「香港の女必殺拳」まで継承されるスパイ映画タッチの名物シーンでもある。

キイハンター 175話 本放送当時の資料

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