- Gメン75 328話は、【81香港の女カラテシリーズ】(前編)!第二次世界大戦(大東亜戦争)終戦後、中国大陸で生き別れた姉(月丘千秋)の消息を求め中国へ旅立った津村冴子警部補(江波杏子)。帰路立ち寄った香港で日本の政治家(田中明夫)傷害事件に遭遇する!
- Gメン75DVDコレクション収録予定:110号
- Gメン75 第328話 香港カラテ V.S 赤い手裏剣の女 あらすじ(ストーリー)
- Gメン75 第328話 香港カラテ V.S 赤い手裏剣の女 当時の話題・感想
- 広東語の字幕処理|Gメン75 第328話・321話「香港カラテ V.S 赤い手裏剣の女」
- Gメン75 第328話 香港カラテ V.S 赤い手裏剣の女 当時の記事
Gメン75 328話は、【81香港の女カラテシリーズ】(前編)!第二次世界大戦(大東亜戦争)終戦後、中国大陸で生き別れた姉(月丘千秋)の消息を求め中国へ旅立った津村冴子警部補(江波杏子)。帰路立ち寄った香港で日本の政治家(田中明夫)傷害事件に遭遇する!
第328話 香港カラテ V.S 赤い手裏剣の女 | ||||||||||
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仮題 |
香港カラテ対赤い手裏剣の女 香港カラテ対赤い手裏剣の女 PART2(シナリオ#326.327) |
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シリーズ名 |
シナリオ「81 香港女カラテシリーズ」 本編(音声)「81香港の女カラテシリーズ」 |
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放送 | 81.09.19 | |||||||||
脚本 | 高久進(池田和雄、井口真吾) | |||||||||
撮影 | 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞) | |||||||||
監督 | 小西通雄 | |||||||||
役名(台本) |
※シナリオでは「張雲竜」三度登場の予定だった(梁小龍<ブルースリャン>名空欄) —- 張雲竜⇒本編(変更):空手の先生 胡蘭英(※女空手使い)21才 胡雷王(※弟)8才⇒本編(変更):胡麗々/※妹 楊玉華(※津村ひで)※冴子の姉 郡司政信議員(※憲民党次期総裁候補、大戦中は元特務機関員) 内海秘書官 汪警部(※40才・香港地区警察)⇒本編(変更):陳.偵探主任 津村フサ(※冴子の母)70才 モーガン(※香港マフィアのボス)⇒本編(変更):香港人・王 賀亜東(※大幹部) 袁星海(※幹部) 洪殿昌(※大男の空手使い) 苗(※空手使いの殺し屋) 程(※空手使いの殺し屋) 郭(※空手使いの殺し屋) 毛(※空手使いの殺し屋) 僧侶A 僧侶B 僧侶C 中国人の刑事A —- ※記載なし:西洋人の格闘家(ジョン・ラダルスキー) |
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出演 | 黒木 | 立花 | - | 田口 | マリコ・寺岡 | 賀川陽子 | 津村冴子 | - | - | - |
主演 | 津村冴子警部補 | |||||||||
ゲスト |
孟秋<キィティ・モング> 月丘千秋 田中明夫 杉江廣太郎 中村孝雄 福田妙子 林崇正<ベンジャミン・ラム> 江島<コン・トウ> 廖學明<エディ・リュウ> 李春華<リー・シュンファ> 蕭錦<シュウ・カム> ジョン・ラダルスキー 呉玉書<ウング・ギョクシー> 竜咲隼人 麓政司 |
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タイアップ |
・キャセイパシフィック航空 ・トラベル日本(2020年12月25日営業終了-創業52年-/報道記事) ・TOURS JAPAN LTD ※以下ノンクレジット ・HOTEL HOLIDAYINN HARBOUER VIEW(九龍)※現在閉館?現・シェラトンホテル?(アクセス) |
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類似プロット | - | |||||||||
撮影日 | - | |||||||||
ロケ地 |
※現地探索(1994~2013年)、319話・320話ロケ手帳の共通撮影地より 【香港(イギリス領時代)】 ★九龍半島(香港啓徳空港<跡地>、リョウユー(現地散策不明)(難民街⇒九龍城<現・九龍城公園?>、九龍ステーション<当時の場所>、ホリデイインハーバービュー<閉館?推定場所>、ペニンシュラホテル表、スターフェリー乗り場、鑽石山) ★香港島(香港全景と市場/銅羅湾、北角周辺、タイガーバームガーデン、ビクトリアピーク) ★新界(粉嶺<老園鄧公祠、丙岡村、当時の九広鉄道沿線田園地帯『中国本土・広東省として』>) |
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収録 |
(1)FOREVER:- (2)BEST SELECT:- (3)BEST SELECT(女Gメン編):- (4)DVD-COLLECTION I:- (5)DVD-COLLECTION II:- (6)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~5):- (7)DVDコレクション:110号 |
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音楽 | - | |||||||||
備考 |
・オープニングなし(序章後「Gメン75の新テーマ」にのせて出演者、スタッフを列記)エンディングなし ・中国広東省・香港編 ・広東語:字幕スーパー ・後編の予告編は通常予告 ・草鹿刑事欠場 |
Gメン75DVDコレクション収録予定:110号
Gメン75 第328話 香港カラテ V.S 赤い手裏剣の女 あらすじ(ストーリー)
警視庁警備部の津村冴子警部補は、母親フサから生き別れた姉が3人いたことを告げられる。第二次世界大戦(大東亜戦争)敗戦後の中国本土から帰国する途中、冴子の両親からはぐれてしまったのだ。
冴子は残留孤児捜索の一員に加わりひとり中国へと旅立った。しかし、姉の消息はわからず日本への飛行機に乗り継ぐため香港へ立ち寄った。
その香港で外遊中の日本政府高官・郡司政信が香港人女性に刺され重症を負う事件に遭遇した。香港地区警察本部・陳偵探主任の捜査で加害者は、九龍城に住んでいる可能性が高いことがわかる。
冴子は陳主任とともに加害者女性の似顔絵を持って難民街・九龍城を聞き込みにまわった。陳主任は、若い中国人女性・胡蘭英に似顔絵を見せたが見たこともないと告げられる。
蘭英の態度に不審なものを感じた冴子は、難民街の路地裏を張り込んだ。一方、香港マフィアのボス・王は警察に弱みを与え籠絡し日本に大量の覚せい剤を密輸しようとたくらんでいた。
<<後編へつづく
Gメン75 第328話 香港カラテ V.S 赤い手裏剣の女 当時の話題・感想
- 81香港の女カラテシリーズ(前編)
- 本場香港功夫アクション競演!
- 中国残留孤児問題
- 香港で生き別れた姉との再会
- 日本の政治家、警察を利用する香港マフィア
- 人間ドラマを前面に押し出した香港カラテ編
Gメン75最後の香港カラテ編・「81香港の女カラテシリーズ」。
今回と次回の前後編で津村冴子警部補(江波杏子)の異国での和風アクションが冴える。従来の香港カラテ編と違いアクションよりもストーリー重視でまとめるという原点回帰策。
第二次世界大戦・終戦の混乱期での生き別れによる人間ドラマが展開する!
日本側演技派俳優陣(月丘千秋、田中明夫など)とGメンサイドの絡みも見ごたえあり。
香港側ゲストは後編の記事にまとめるが、新たに女性アクションスター(孟秋<キィティ・モング>)、その空手の師(林崇正<ベンジャミン・ラム>)をはじめ功夫アクションも手抜きなし!
シナリオによると当初は、張雲竜(ブルース・リャン)が三度登場する予定だった。Gメン75 292話・293話・294話「香港の女カラテ対Gメン」、319話・320話「香港カラテ対北京原人」と続いてどんな活躍を見せてくれただろうか。
「Gメンとは親友みたいなものだ」というセリフも用意されていた。
広東語の字幕処理|Gメン75 第328話・321話「香港カラテ V.S 赤い手裏剣の女」
久しぶりの日本語字幕スーパー。広東語が使用されるのは、Gメン75 126話・127話「南シナ海の殺し屋」「マカオの殺し屋」以来。
やはり海外捜査は現地語+日本語字幕スーパーが臨場感があって個人的には好みであるが、興味深い点をふたつ。
ひとつは本放送時の字幕の字体とCS放送(ファミリー劇場)の字体が異なること。(東海地方の地上波再放送はリアルタイム時の字体)
フィルムの劣化かニュープリント時の編集判断による修正と思われる。既に発売済みの「Gメン75DVD-BOX」収録の86話~88話「ヨーロッパロケシリーズ」も同様の処理がなされていたのでおそらく「Gメン75DVDコレクション」でもCS放送と同じ字体が使われるかもしれない。
ふたつめは日本人と香港人の意志疎通。日本人は日本語、香港人は広東語で喋ってお互い違う言語で意志疎通できてしまっていること。
実際の撮影は日本人は日本語、香港人は広東語、編集段階で吹き替えや字幕を入れていたとお聞きする。おそらくスケジュールの都合かと思われる。
Gメン75 第328話 香港カラテ V.S 赤い手裏剣の女 当時の記事
※第二次世界大戦(大東亜戦争)終戦直後、中国大陸で生き別れた姉の消息を求め中国本土へ渡った津村冴子警部補は、東京への帰路立ち寄った香港で日本の政界の黒幕と言われている議員の傷害事件に遭遇する!