Gメン75

Gメン75 第46話 白バイ警官連続射殺事件

Gメン75 46話

Gメン75 46話は、特別企画!キイハンターの村岡特別室長(仲谷昇)、アイフル大作戦、バーディー大作戦の原田三平(川口厚)をゲストに迎えた番組改編期作品!県警の中に隠された黒い疑惑を、「Gメンの誓い」に乗せて追いつめる黒木警視(丹波哲郎)たち

第46話 白バイ警官連続射殺事件
仮題 白バイ警官連続射殺事件(シナリオ#46)
シリーズ名
放送 76.04.03
脚本 高久進(池田和雄、井口真吾)、新井光
撮影 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞)
監督 鷹森立一
役名(台本) 朝倉本部長(※手書き/仲谷昇)
朝倉正彦巡査
坂口健吾(※/川口厚)
坂口英夫巡査
坂口誠一
北原和美(※/いけだももこ)
北原直子
落合捜査課長
宮坂巡査
滝沢巡査
砂川巡査
古屋巡査
ダンプの運転手
パトカーの警官A
パトカーの警官B
刑事A
刑事B
出演 黒木 草野 山田 津坂 圭子 小田切
主演 黒木警視以下全員・小田切警視
ゲスト 仲谷昇キイハンター/国際警察・村岡特別室長)
河原崎次郎
川口厚アイフル大作戦バーディー大作戦/原田三平)
いけだももこ
小瀬格
南条竜也<南城竜也の「誤植」>
神太郎
森田はるか
土山登士幸
きくち英一(菊池英一)
大貫一孝
相馬剛三
清水照夫
松沢勇
田川誠
山浦栄
五野上力(斎藤力、斉藤力、五之上力、五ノ上力)
佐川二郎
木村修
協力
類似作品 Gメン75スペシャル「帰って来た若き獅子たち」
撮影日
備考 特別企画
301話 「盗まれた女たちPART2」まで使われたGメンの誓い」が初使用された作品

Gメン75 第46話 白バイ警官連続射殺事件 あらすじ(ストーリー)

相模県警管内の所轄署で立て続けに白バイ警官が射殺された。県警本部は異常な緊張に包まれ、全警察官に拳銃を携帯させ警戒態勢を敷く。黒木警視の指揮の下、Gメンも捜査を開始する。

小田切警視らは連続射殺事件に、ある交通事故が絡んでいることをつきとめた。その事故は一年前、交通違反取締り中のところへ居眠り運転した坂口誠一とその両親を乗せた車が突っ込んできたというもの。パトカーに乗った二人の警官と女性が即死した痛ましい事故だった。

Gメンは誠一の弟で白バイ警官の英夫を尾行し、白バイ警官を射殺しようとしたところを逮捕したが。

Gメン75 第46話 白バイ警官連続射殺事件 解説・見どころ

Gメン75 46話
  • 「キイハンター」仲谷昇、「アイフル大作戦」「バーディー大作戦」川口厚をゲストに迎えた特別企画
  • 後の”Gメン対ニセ白バイ警官”の原点を感じる白バイ部隊疾走シーン
  • 警察内部に隠された真実。黒木が最後に放つ言葉に全てが集約される

特に記されてないが、番組改編期・期首特番ともいえる「特報予告」つき特別企画作品

20話「背番号3長島対Gメン」(特別企画)に次ぐスペシャル編として告知。特別番組らしく、当時人気のグラビアアイドル・いけだももこや、「キイハンター」村岡特別室長役の仲谷昇、「アイフル大作戦」「バーディー大作戦」の原田三平役で人気だった川口厚がゲスト出演という豪華版!

川口厚氏は、三平チャンのようなお気楽な憎めないヤング探偵キャラではなく、シリアスな役柄を好演。同じ人物か??と当時思いながら見ていた記憶がよみがえってくる。仲谷昇氏には、村岡特別室長の面影も感じながら堪能できる。

警察機構を隠れ蓑にした犯行もみ消しを追及するテーマは、後の放送でも何度か企画されたGメンならではの社会派ハードボイルド。舞台となる警察もあの県警を思わせる「相模県警」。冒頭の白バイ部隊疾走シーンやカーアクションなどの見所も。

プロットは、2000年10月23日に放送された「Gメン75スペシャル 帰って来た若き獅子たち!」へ継承された。

Gメン75 46話

Gメン75 46話 放送当時の資料

Gメン75 第46話 白バイ警官連続射殺事件
出典:毎日新聞
Gメン75 第46話 白バイ警官連続射殺事件

特集記事!人気番組の魅力解剖・キミは”太陽派”それとも”Gメン派”!?|Gメン75 46話放送週あたりに発売された中学1年コース(1976年5月号)

Gメン75 46話
※当時の中学、高校では刑事アクションドラマといえば「太陽にほえろ!」か「Gメン75」が人気を二分していた。自分は高1だったがほぼ同じで、週明けのクラスの話題はやはり「Gメン-」か「太陽-」が幅を利かせていた。

そのことを思い起こさせてくれるような特集記事がコレ。中学1年コース(1976年5月号)掲載の「キミは”太陽派”それとも”Gメン派”!?」である。

両番組とも雑誌発売当時のレギュラーメンバーの紹介から、番組の特色紹介。そして今後の裏話をチラリといった見開き5ページの特集記事。

特筆すべき点は【番組ウラ話】。「太陽にほえろ!」は76年5月にハワイとアメリカでの海外ロケの計画があったこと。「Gメン75」は5月以後、新人刑事を登場させる計画があったことに触れている。

Gメン75の新刑事が横光克彦氏であったかどうかは明かされていない。

ハードボイルド刑事ドラマ Gメン75

撮影はオール・ロケーション!一日に4~5カ所も回るので、撮影が終了したら真夜中、なんてこともしょっちゅう。一本の作品に約二週間かけているけど、これはふつうのドラマの二倍かかってる。・・・中略・・・
五月以降、新人刑事を登場させる計画があるゾ。楽しみだネ。

出典:中学1年コース 1976年5月号「人気番組の魅力解剖」

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