アイフル大作戦 1話は、探偵学校卒業試験?!深夜に女性の他殺死体発見という通報で警視庁の桜田警部(丹波哲郎)と追出刑事(藤木悠)が現場に急行する!
第1話 特訓開始!美女の殺し方 | ||||||||||
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仮題 | 真夜中の美女殺人事件(シナリオ#1) | |||||||||
シリーズ名 | - | |||||||||
放送 | 73.04.14 | |||||||||
脚本 | 小山内美江子 | |||||||||
撮影 | 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞) | |||||||||
監督 | 佐藤純弥(佐藤純彌) | |||||||||
プロデューサー | 近藤照男、小野耕人、原弘男(TBS) | |||||||||
音楽 | 菊池俊輔=主題歌<VIVA!アイフル>作詞:佐藤純弥 作曲:菊池俊輔 唄:小川真由美、コロムビアSAS-1679- | |||||||||
役名(台本) |
準備稿 ==== 岸涼子 南条京太郎 ※講師になる ⇒本編:断る 紅裕二 ⇒本編:伊吹裕二 轟大介 ⇒本編:丘大介 原田三平 井口マリ 追出刑事 桜田警部 —- 若生ミチコ(生徒) 一条寺 ※生徒 ⇒本編:カット 二瀬 ※生徒 三橋 ※生徒 四宮 ※生徒 五木 ※生徒 川本(新聞社) 久保透 ※カメラマン 権藤 ※ヤクザ 週刊誌編集長 ※週刊バンザイ 刑事A 記者A 記者B 白バイ 手下A ※権藤の手下 手下B ※権藤の手下 —– 決定稿(追加) 追出刑事 ⇒フルネーム:追出大五郎(本文、本編) |
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出演 | 岸涼子 | 伊吹裕二 | 丘大介 | 原田三平 | 井口マリ | 南条京太郎 | 追出刑事 | 桜田警部 | - | - |
主演 | 岸涼子・生徒全員・南条京太郎 | |||||||||
ゲスト |
川崎あかね 岡崎二朗 小松方正 深江章喜(深江和久) 丸岡将一郎(丸岡奨詞) 白川靖雄 堀開三 山下則夫 杉山渥典 大泉公孝 五野上力(斎藤力、斉藤力、五之上力、五ノ上力) 清水照夫 沢田浩二(沢田洸二) 松永五郎 高月忠 なべおさみ(スーパーポリス/鶴亀副部長) 十勝花子 |
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タイアップ | - | |||||||||
ロケ地 | 桜ヶ丘採石場 | |||||||||
類似シーン | - | |||||||||
備考 |
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アイフル大作戦 第1話 特訓開始!美女の殺し方 あらすじ(ストーリー)
深夜の大都会。超高層ビルに潜む男女が動き出した。無線機で連絡を取り合い金庫を開けようと企む連中。そこへ頭上から血まみれになって落ちてきた女性。
事件を知って駆けつけた警視庁捜査一課の桜田警部、追出刑事は彼らの正体を知って驚く。なんとこれは探偵学校の卒業試験で、金庫から卒業証書を盗み出せたものは卒業、盗み出せなかったものは落第というものだった。
落下した血まみれの女性は校長・岸涼子。これも実地試験中のお芝居だった。あきれた桜田らの前で、生徒の若生ミチコが何者かに襲われ負傷し病院へ担ぎ込まれるハメに。
とんだ卒業試験騒動が公になり負傷者も出たことから、退学者が増え学校経営は危機的状況なってしまった。
その頃、来日中の石油王の妻・ヤクリーン夫人のヌード写真が出まわった。その写真を撮ったと見られる男・久保透が何者かに脅迫されているという事件が発生する。
久保は負傷した生徒・ミチコの恋人だった。涼子は学校経営の起死回生を狙って警視庁の捜査に首を突っ込み事件を解決しようと行動を開始する。
アイフル大作戦 第1話 特訓開始!美女の殺し方 解説・ポイント
- アイフル探偵学校のメンメンと警視庁組、南条京太郎の顔合わせ
- ポルシェ914を駆使した贅沢なカーアクション!
- 南条京太郎はアイフル探偵学校の講師候補だったが・・・
- Gメン75へ流用された劇伴登場
- キイハンター最終回から岸涼子が登場
記念すべきアイフル大作戦 第1回の今回。シナリオでの仮題は「真夜中の美女殺人事件」。「Gメン75」風のサブタイトルが用意されていたが軽快な作風に合わなかったのか、「特訓開始!美女の殺し方」に変更された。
スパイ活劇風の出だしが謎めいていて、こいつら何者なんだろう?と思わせるシーンの連続。画面に惹きつけられる内に事件発生というオールキャスト顔合わせ編!
このシーンの劇伴はGメン75 126話「南シナ海の殺し屋」の冒頭で使用されたものと同じ。マカオの白亜の豪邸(ロケ地:当時のベラヴィスタホテル)で殺し屋・孫展文(力石考)が組織のボス・アダムチャンドラーの指示を仰ぐ時の曲である。
颯爽と登場する黒いスーツに黒いソフト帽の紳士。警視庁警部・桜田登場!キイハンターでは秘密捜査官のボスだったが、アイフル大作戦ではボスの座を岸涼子(小川真由美)に譲り渡し側面から番組を盛り立てて行く丹波哲郎御大であった。
アイフル大作戦 キャスト
アイフル探偵学校/探偵社アイフル
校長:岸涼子(小川真由美)、秘書兼講師:伊吹裕二(谷隼人)
生徒代表:丘大介(西田健)、生徒:原田三平(川口厚)
女子生徒代表:井口マリ(松岡きっこ)
私立探偵(元警視庁刑事)
南条京太郎(杉浦直樹)※55話で警視庁を去った理由が判明する
警視庁
桜田警部(丹波哲郎)、追出刑事(藤木悠)※桜田の部下
アイフル大作戦 設定
「アイフル大作戦」第1話。颯爽と登場する主役・岸涼子は、アイフル探偵養成学校の校長。オフィスでは専門学校経営の傍ら、探偵稼業にも精を出す腕利きの実業家である。
そんな岸涼子を中心に、学校の生徒たちや警視庁捜査一課の桜田警部、追出刑事が絡み事件を解決して行くという異色作。スタート当初はレギュラーの他、数多くの生徒たちが映るシーンも多い。
岸涼子の周りに姿を現す謎の探偵・南条京太郎。南条は元警視庁刑事という設定だが何故か権力機構である警察を嫌っている。素性のわからぬミステリアスな登場人物がドラマに華を添え、都会的で、華麗に、軽快に、そしてハードボイルドタッチで展開するユニークな探偵アクションドラマだ。
実は、岸涼子の登場はこの回が初めてではなかった。何と!前週放送の「キイハンター」262話(最終回)「また逢う日までキイハンター」に出演していた。
但し、顔を見せるのは黒木鉄也(丹波哲郎)らキイハンターたちが任務を解かれ銀座の雑踏に消えて行き、黒木の顔のアップで終わったその後だった。国際警察によるキイハンター裁判を傍聴していた赤覆面の人物こそ、岸涼子だったのだ。
しかしこのシーンは地上波やCSでの再放送、キイハンターの市販DVDではことごとくカットされている。(既に現存するフィルムがない可能性もあり)
アイフル大作戦 準備稿のタイトル「アイ・アム・FBI」とキャスト設定は変更された!
番組企画の初期段階でのタイトルとキャスト、役名は一部修正された。
タイトル
「アイ・アム・FBI」 ⇒「アイフル大作戦」
キャスト
追出刑事:藤木悠(当初手書きで「人見きよし」と読める文字が消されていた)
役名
紅裕二 ⇒伊吹裕二
轟大介 ⇒丘大介
南条京太郎(杉浦直樹)
初期企画段階では、アイフル探偵学校講師に収まる予定だったが、本編では「お断り」し一匹狼の私立探偵として時折涼子らに絡む設定に変更された。
杉浦直樹氏はもともとキイハンターの風間洋介役で予定されていた俳優。
アイフル大作戦 第1話 特訓開始!美女の殺し方 放送当時の資料
※深夜に発生した殺人事件は探偵学校の卒業試験?!現場に向かった警視庁の桜田警部と追出刑事は岸涼子率いるアイフル探偵学校の講師、生徒と出会う。
その他、「日刊スポーツ」でも特集記事が掲載されたという情報あり。