あらすじ

キイハンター 第9話 仏像の葬【欠番?未映像化作品】

キイハンター 第9話 仏像の葬 未映像化作品

キイハンター 9話は未映像化作品「仏像の葬」の予定だった?!

第9話 未映像化作品 仏像の葬
仮題 仏像の葬(※シナリオ#9)
放送
脚本 藤田傅
撮影
監督 島津昇一
スタッフ(台本) 撮影、録音、照明、美術、音楽、編集、助監督、進行主任、監督助手、撮影助手、特殊機械、照明助手、録音助手、録音機械、音響効果、特殊撮影、美術助手、装置、装飾、衣装、美容、メーキャップ、編集、記録、現像、宣伝、スチール、進行係、演技者事務、音楽事務、/経理担当
役名(台本) 住職
婦人(植草)
影の男A
影の男B
影の男C
影の男D
影の男E
マンションの婦人
外人(マーキュリー)
外人(殺し屋)
管制官A
管制官B
給油係A
給油係B
男 甲(中国人)
男 乙(日本人)
看護婦
出演 黒木 啓子 ユミ 風間 村岡特別室長
主演 黒木以下全員
ゲスト 不明
某国
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備考 キイハンター9話:「海に消えた女」とは別プロット

キイハンター 第9話は「海に消えた女」(準備稿タイトルおよび予告編ナレーション:華やかな失踪者)だが、企画段階では「仏像の葬」というタイトルの作品が存在した。

キイハンター9話「仏像の葬」は欠番でもなく、どの作品にも該当しないプロット、役名で存在する

キイハンター 9話 海に消えた女 仏像の葬

「仏像の葬」、「華やかな失踪者(海に消えた女)」の内容をシナリオで確認したところ、双方とも全く異なる役名全く異なるプロットであることが判明。しかも、企画段階の「仏像の葬」は欠番どころか、どの作品にも該当しないため、「未映像化作品」ではないか?と思われる。

特筆すべき点は小道具としての遺骨。骨箱の役割は、後のGメン75 328話、329話「香港カラテVS赤い手裏剣の女」を彷彿とさせる。

今回でもキイハンターの立ち位置は、国際警察所属ではなく、あくまでも村岡室長直属の依頼を極秘に請け負う私的なグループであること。事件の真相を暴いた黒木らは最後の仕上げを「警察に任せて」エンド。

キイハンター9話は1968年6月1日放送からすでに52年(2020年8月1日時点)もの歳月が経過。未映像となった理由、原因はわからないためシーンごとの解説はせず台本の表紙、あらすじのみを記録としてとどめておきたい。

1968

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2020

キイハンター 第9話 仏像の葬 あらすじ(ストーリー)

香港国際空港。車の部品や様々な機械が散らばる部屋で消音銃が火を吹き二人の係員が射殺された。国際警察特別室長の村岡の部屋に来ていた黒木鉄也は、村岡から飛行機爆破計画の情報を受ける。問題の旅客機は香港から到着予定の特別機。機内には遺骨を抱いた遺族ばかりが搭乗していた。

空港には既に消防車や救急車が集結しているが、管制官は機内の異常を裏付ける確証がなく困惑。しかし何事もなく特別機は着陸。遺族は5台の車両に分かれ都内に向かう。とある住宅街で帰宅する遺族の様子を伺う津川啓子と風間洋介。黒木は風間、啓子、島竜彦、谷口ユミに遺骨は遭難した学術登山隊だということを告げる。

ある暗室では影の男A,Bが卓上に何枚かの写真を並べていた。写っているのは、遺族の様子を伺う風間達キイハンター。謎の男たちは風間たちがただの野次馬でないことを悟っていた。

黒木らはホテル帝都の402号室から向かいのマンションの遺族の部屋を張りこむ。その時、黒木に緊急電話がかかってきた。島が負傷し病院に担ぎ込まれたのだ。島は世田谷の松原で遺族の家を一軒一軒調べていた時何者かに殴られ気を失ったとのこと。

黒木は新聞記事の見出しに驚く。「ホテル帝都402号室から転落死した男女二人の顔写真」。402号室は黒木らが張り込みに使っていた部屋だ。警察は事故死と処理したが、黒木は自分たちが狙われたのではないかと疑う。

黒木は見張っていたマンションの四階に出向き、遺骨の主の親友を装い遺族に接近する。その後、マンションを出た黒木は何者かに狙撃される!さらに殺しは来日したアメリカ政財界の黒幕殺しへと発展して行く。

キイハンター 第9話 仏像の葬 解説・見どころ

  • 遭難者遺族と飛行機爆破予告
  • 遺族を探る黒木らが狙われる
  • 暗室で黒木らの素性を探る男三人
  • 負傷した島が倒れる前に見たプードルとは
  • 遺骨を納める寺の住職とインドで発掘された仏像の謎
  • 意外な事件の黒幕

映像化されていたら見どころになると思われるシーン。

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