あらすじ

キイハンター 第112話 サイコロGメン危機一発

キイハンター 112話

キイハンター 112話は、EXPO’70・大阪万博来日客で荒稼ぎ?!韋駄天の洋介と発します!日本の暗黒街二大勢力壊滅の為、渡世人として組織潜入を計る風間洋介(千葉真一)の大立ち回り

第112話 サイコロGメン危機一発 
(共同調査:NWP夏目プロダクツ)
仮題 -(シナリオ#-)
シリーズ名
放送 70.05.23
脚本 高久進(池田和雄、井口真吾)
撮影 村上俊郎
監督 竹本弘一
役名(台本)
出演 啓子 ユミ 風間 小田切
主演 風間洋介
ゲスト 瞳麗子
近藤宏
川合伸旺Gメン75 黒谷編・長野県警 矢野捜査一課長
上野山功一
松本朝夫
上田忠好
佐藤晟也
木川哲也特別機動捜査隊/佐野刑事)
山浦栄
鈴木健之
池本慶旦
某国
タイアップ
ロケ地
類似シーン
番組設定 キイハンターとは
備考

キイハンター 第112話 サイコロGメン危機一発 あらすじ(ストーリー)

国際警察特別室の小田切慎二と壇俊介は、関東を二分する勢力の広域暴力団・天堂組と千場組をマークしていた。

小田切は、賭場の情報を通称・地獄耳と呼ばれる情報屋から得ていた。地獄耳によると、総長の天堂は大阪で開催されている「日本万国博覧会」目当てに一儲けを企む外国人から資金を巻き上げ、組織拡大の資金源にと企んでいるらしい。

賭場の情報が警察側に筒抜けとなっていることに不信感を抱いた総長は組織の中に潜入した警察のスパイがいると睨む。

一方、地獄耳は知り得た警察のスパイを記した情報をマイクロフィルムに収め売りさばこうと計画。だが、天堂の罠にはまり殺されてしまう。死ぬ間際に、フィルムはもう一つあり二枚一組でないとスパイの名がわからないという。その一枚は敵対する千場組に渡っていた。

小田切は組織壊滅を目指すため、組織に面が割れていないキイハンターに捜査協力を願い出る。そして風間が一匹狼として組織に潜入することになった。

キイハンター 第112話 サイコロGメン危機一発 解説・見どころ

キイハンター 112話
  • 「サイコロGメンシリーズ」カラー放送第一回作品
  • 風間洋介(千葉真一)捨て身の和風活劇

当時人気を博した古典的任侠映画路線を踏襲した異色のシリーズ第一弾!特にシリーズ名は予告編でナレーションされていないが、頭に<サイコロGメン>と付く事から、<サイコロGメンシリーズ>と称される。

モノクロ編では、21話「拳銃あねご潜入作戦」、63話「サイコロ仁義潜入作戦」が一連のシリーズの前身となっている。

主に風間洋介(千葉真一)のヤクザ組織潜入捜査を描くが、末期は国際警察特別室・壇俊介(宮内洋)が和風ヤクザに扮することがあった。いつもはモダンでスカッとした味付けがウリの「キイハンター」だが、一連のシリーズでは日本的でクラッシックな活劇が楽しめる。

仁義を切ったり、壷をふったり、そしてドスを抜いての大立ち回り。シリーズのほとんど全てのクライマックスで流れるスケール豊かな劇伴は東映映画からの流用か。任侠路線はなじみがないので多くは語れない。

映画のような暗黒街賛美はないが、キイハンターらしいアクション編の1ジャンルとして以降たびたび制作される。

このイベントスピリッツは後のGメン75「香港カラテロケシリーズ」や手斧を持った魔物・望月源治の「黒谷町シリーズ」などのようなシリーズモノに継承されていく。

今回のお休みは、ボス(丹波哲郎)、吹雪さん(川口浩)(サブタイトル別出演ランキングはこちら

キイハンター 第112話 サイコロGメン危機一発 放送当時の記事

キイハンター 第112話 サイコロGメン危機一発
※大阪万博を当て込んで来日する外国人で荒稼ぎしようと企む二大暴力団!組織壊滅を狙う国際警察は風間洋介を刺客として暗黒街に送り込んだ!

出典:週刊TVガイド
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