Gメン75 4話は、復讐鬼と化した警視庁捜査員(若林豪)の末路!関屋警部補(原田大二郎)たちGメン75はヨーロッパ、中東で活動を開始した日本人テログループと呼応する過激派を追いつめて行く
第4話 殺し屋刑事 | ||||||||||
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仮題 |
-(※シナリオ#-) | |||||||||
放送 | 75.06.14 | |||||||||
脚本 | 高久進(池田和雄、井口真吾) | |||||||||
撮影 | 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞) | |||||||||
監督 | 鷹森立一 | |||||||||
役名(台本) | - | |||||||||
出演 | 黒木 | 関屋 | 草野 | 津坂 | 山田 | 圭子 | 小田切 | - | - | - |
主演 | 関屋警部補 | |||||||||
ゲスト |
東島祐子(結城なほこ、Gメン75/岡村節子巡査) 若林豪(Gメン75 立花警部補<後に警部>、ゴールドアイ/豪力也、ターゲットメン/新山伸吉、燃える兄弟/大和勝) 田坂都 小野川公三郎 西田健(アイフル大作戦/丘大介) 遠藤征慈 竹内大介 滝波錦司 小倉雄三 斎藤恵子 久保田民栄(久保田民絵) 菅野裕 |
備考 | プロットは後のGメン75 325話「帰って来たラーメン屋刑事」に承継。 |
Gメン75 第4話 あらすじ(ストーリー)
インターポール(国際刑事警察機構)本部からの情報がGメン本部に入った。黒木警視はベイルート、アムステルダムで日本人テロリストが動き出したことを掴む。
一方、日本国内でもテログループと繋がる過激派が活動を開始。テログループの海外活動資金調達のため銀行襲撃を計画する。三人組のコマンドは通行中の母子を人質に銀行を襲撃。母子を射殺した上、七千万円の金を奪って逃走した。殺された親子は警視庁刑事・紅林の妻子だった。
本庁の小田切警視はGメンと合流し捜査を開始。そんな時、奪われた金の一部がヨーロッパで発見され、それを所持していたのが国際手配されている連合紅軍の一味であることが判明する。紅林は妻子を殺されたことから執念の捜査を展開するが、Gメンの関屋警部補とことごとく対立する!
Gメン75 第4話 解説・見どころ
- 復讐鬼と化すベテラン捜査員とテロリストの一騎打ち
- 黒木警視も現場で陣頭指揮!
- 関屋警部補VS立花警部補
若林豪氏をゲストに迎えたハードボイルドタッチの復讐劇。立花警部補・初期を思わせるような激しさをかもし出す「渾身の力を込めた若林豪氏の熱演」が見物。
黒木&小田切・第一線での現場捜査も初期Gメン75ならではの豪華さ。Gメン首脳陣二人が外で顔合わせし屈みこむだけで画面が引き締まるのはなんとも不思議。
紅林刑事のエピソードは立花警部補登場編の原点と思いたくなるような設定が興味深い。ラストの関屋警部補による発砲シーンは、日本の刑事ドラマというよりはアメリカ映画を思わせるような洋画的な1ショットだ。
Gメン75 第4話 雑誌記事
ゲストに後の立花警部補(⇒警部)役でレギュラーインする若林豪氏、アイフル大作戦・丘大介役だった西田健氏、バーディー大作戦 53話「ニセ追出刑事質屋猫ババ事件」でも共演の田坂都、小野寺公三郎両氏と実に豪華。