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Gメン75 第343話 ’82オートバイに乗った暗殺者たち

Gメン75 343話

Gメン75 343話は、国際汚職事件の渦中の副総裁(嵯峨善兵)に突きつけられた2つの要求!副総裁の息子(重田尚彦)を拉致した武装集団の一人は風間刑事(藤川清彦)の高校時代の親友だった

第343話 ’82オートバイに乗った暗殺者たち
仮題 -(シナリオ#-)
シリーズ名
放送 82.01.09
脚本 高久進(池田和雄、井口真吾)
撮影 吉田重業
監督 山口和彦
役名(台本)
出演 黒木 立花 草鹿 古田 風間 陽子 冴子
主演 風間刑事・立花警部
ゲスト 北詰友樹
福田勝洋
西沢利明
嵯峨善兵
重田尚彦
三鈴栄子
新井和夫(新井量大)
岩浪とも子
井村昴
久木念
伊達弘
杉山孝志
有戸美知子
ウィルキンソン アーネスト
タイアップ
類似プロット
撮影日
ロケ地
収録 (1)FOREVER:-
(2)BEST SELECT:-
(3)BEST SELECT(女Gメン編):-
(4)DVD-COLLECTION I:-
(5)DVD-COLLECTION II:-
(6)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~5):-
備考 英語:字幕スーパー

Gメン75 第343話 ’82オートバイに乗った暗殺者たち あらすじ(ストーリー)

憲民党副総裁・藤森の息子・邦明がクレー射撃から帰る途中、武装オートバイ集団に襲撃されアーマライト狙撃銃を奪われた。その銃を使用し藤森副総裁が狙撃された。

間一髪難を逃れた藤森の元へ向かった警視庁警備部の津村冴子警部補とGメン・立花警部。冴子は副総裁警護の任務に付き、立花は、息子・邦明を事情聴取するが武装集団の手がかりはつかめない。

藤森副総裁は、数年前、アメリカの商社と繋がった黒い疑惑がある政府高官だ。当時、石油利権に絡んだ国際汚職事件が発生し藤森の運転手が不審な死を遂げていた。黒木警視正は背後に政治問題が絡んでいると睨み、古田刑事、風間刑事を冴子の後方支援に当たらせる。

憲民党本部に出向いた冴子らは藤森をガードするが、ビルの屋上から狙撃銃を構えた武装集団が現われ古田刑事が銃火を浴び負傷。追跡した草鹿刑事と風間は逃走したオートバイのナンバーから二人の容疑者・加納竜男と信二の兄弟を割り出した。弟・信二は風間の高校時代の親友であり一緒にラガーマンとして汗を流した仲間だった。

その時、邦明が武装集団に拉致され日本政府に対して2つの条件を突きつけてきた!

Gメン75 第343話 ’82オートバイに乗った暗殺者たち 解説・見どころ

Gメン75 第343話 ’82オートバイに乗った暗殺者たち
  • 1982年新春・オートバイアクション編
  • 風間刑事の高校時代の親友が副総裁の息子を拉致!
  • 日米石油汚職事件の被害者の息子が犯行に走った理由
  • 廃工場での深夜の包囲網

今回は新Gメン・風間刑事の見せ場たっぷりの初主演作品。

ふざけてるよなぁ、この副総裁と息子!っていう思わずこぶしに力が入る力作。立花警部(若林豪)のあの眼光と風間刑事(藤川清彦)の鉄拳、武装集団の叫びに共感する傑作である。この年の春にGメン75終了などということを微塵も感じさせないハードボイルドアクション編。

政府高官の国際汚職事件に絡んだ親友の犯罪をベテランGメンのフォローとともに追いつめて行く風間刑事がいい。

通常、新春作品はコミカル色の強い作風だが、そこは草鹿刑事(鹿賀丈史)の弱点ふたたびというシーンのみでほぼ全編シリアス路線。

近藤照男プロデューサーお得意の国家犯罪が絡むテーマで鋭く切り込む高久進脚本の真骨頂鮮烈な劇伴に載せてスリリングに描かれるアクションも見どころ。

風間刑事役の新人・藤川清彦氏だが荒削りながらも、熱い見せ場が用意されている。

341話「サンタクロース殺人事件」での津村冴子警部補(江波杏子)は”Gメンの津村”、今回は、”警視庁警備部の津村”色を打ち出している点にも注目。小田切警視(夏木陽介)や南雲警視(川津祐介)以上にフレキシブルなポジションであることがうかがえる。

個人的には津村警部補は加入時の階級は警視クラスで、小田切・南雲のように特別室を与える位のキャリアの方がよかったと改めて実感する。

この放送当時、番組終了はほぼ固まってたらしいがまだマスコミ発表される前だったからか、今から思えば、黒木ボス(丹波哲郎)の言葉「激動の年を象徴するかのような・・」が身に沁みる。

Gメン75 343話

Gメン75 第343話 ’82オートバイに乗った暗殺者たち 当時の記事

Gメン75 第343話 ’82オートバイに乗った暗殺者たち
※日本政府高官の息子の狙撃銃が奪われた!銃を奪った二人組武装集団が狙う政府高官は黒い疑惑の渦中にいる人物だった。

出典:週刊TVガイド
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