Gメン75

Gメン75 第93話 29の死神の手紙

Gメン75 93話は、不幸の手紙のくそたわけ!来るべき筈の合格通知書未着、さらに誘拐事件の犯人からの脅迫状も届いていない不思議な一致の謎を追う草野刑事(倉田保昭)

第93話 29の死神の手紙
仮題 -(シナリオ#-)
シリーズ名
放送 77.02.26
脚本 池田雄一
撮影 吉田重業
監督 山内柏
役名(台本)
出演 黒木 草野 津坂 山田 圭子
主演 草野刑事
ゲスト 夏八木勲ザ・ゴリラ7/冬木猛、燃える捜査網/城刑事)
鈴木瑞穂
榊ひろみ
平泉征
下塚誠Gメン75/賀川大介
今井美佐子
紺野洋子
青葉佳代
松木聖
河合絃司
五野上力(斎藤力、斉藤力、五之上力、五ノ上力)
山浦栄
佐川二郎
根本節子
徳田雅之
タイアップ
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撮影日
ロケ地
備考 中間タイトル「GMEN75」表示あり
Gメン本部の住所:千代田区丸ノ内1-6-3中央ビル4328号室
収録:「DVD-COLLECTIONⅡ」
Gメン75 94話 特報「ブリュッセル国際空港の女」
「特報ヨーロッパロケシリーズ」(1)本放送:文字有(2)CS放送・DVD:文字無

Gメン75 第93話 29の死神の手紙 あらすじ(ストーリー)

Gメン本部に警視庁警視総監宛の一通の葉書が送られて来た。葉書の文面には幼児誘拐事件に絡む内容が記されてあった。ところが、犯人が身代金を要求した脅迫状は親元に届いておらず子どもの命が危険という事実が明るみに。

葉書はいたずらとは思えず、黒木警視は草野刑事と津坂刑事らに捜査を命じた。

そんなある日、草野は警察学校同期の柳英明刑事から妹・妙子の死亡通知を受け取った。告別式に出向いた草野は、柳の妹が自殺したことを知る。合格通知が送られてこなかったことを悲観しての自殺か。

しかし同級生・山田節子は補欠合格だった自分より順位が上だったのに不合格はありえないと告げる。調査の結果、合格通知は発信されていたことが判明する。

Gメン75 第93話 29の死神の手紙 解説・見どころ

Gメン75 93話
  • 感情・職務遂行・法律の壁
  • 「不幸の手紙」という迷惑郵便が横行していた当時の時代背景

久々にこの作品をひも解いてみたが、本放送当時と同じように緻密すぎる展開に思わず見入ってしまった。草野刑事(倉田保昭)VS郵便局員上司(河合絃司)、柳刑事(夏八木勲)、奥田(平泉征)、山本国昭(鈴木瑞穂)をはじめとするどの役の俳優も心に迫ってくる熱演。

2020年11月11日に東映ビデオから発売されるGメン75 ブルーレイボックスGメン’75 SELECTION一挙見Blu-ray」にも収録されるので、未見の方にこそ見ていただきたい作品。これぞハードボイルド「Gメン75」

「不幸の手紙」とは
受信者に対して他者への転送を促す手紙(メール)、特に巧妙な文面を・・・(略)
出典:チェーンメール(WIKI)

ちなみに「くそたわけ」について草野刑事が語っていた「どこかの方言」とは、自分の地元でもある東海地方の方言である。

たわけ:「たわけー」「たわけか?」「たーけ」などと使うことが多い。関西地方の「あほか?」に近い表現。くそがつくと「どアホ」のような最上級活用の意味合いとなる。

Gメン75 第93話 29の死神の手紙 当時の記事

Gメン75 第93話 29の死神の手紙
出典:週刊TVガイド

※別バージョンの番組宣伝記事(90話「スキー場首吊り殺人事件」の週

※不幸の手紙のくそたわけ!
Gメン75 第93話 29の死神の手紙
出典:毎日新聞
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