Ｇメン75 339話は、マニラ－横浜・ラーメン屋刑事VS国際スリ団 怒りのカーアクション！財布を掏られた草鹿刑事（鹿賀丈史）が捕えた少女はマニラを拠点とするプロの窃盗団の一員だった
| 第339話 金髪の女スリ学校 | ||||||||||
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| 仮題 | －（シナリオ#－） | |||||||||
| シリーズ名 | － | |||||||||
| 放送 | 81.12.05 | |||||||||
| 脚本 | 高久進（池田和雄、井口真吾） | |||||||||
| 撮影 | 下村和夫（1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞） | |||||||||
| 監督 | 山口和彦 | |||||||||
| 役名（台本） | － | |||||||||
| 出演 | 黒木 | 立花 | 草鹿 | 古田 | 風間 | 陽子 | － | － | － | － |
| 主演 | 草鹿刑事 | |||||||||
| ゲスト |
小野みゆき 林未来（林亜里沙） 粟津號（大都会 闘いの日々、大都会ＰＡＲＴII／平原春夫刑事） 出光元（東光生、東晃声） 鹿沼恵子 立川良一 石井浩 佐々木修平（元倉田保昭アクションクラブ講師） 高野隆志 前平広美 川村繁代（川村万梨阿） 浦上嘉久 伊藤良昭 ポーラエドワーズ デリア エスピノーザ リチャード エスピノーザ ゲール グレゴリー ルル |
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| タイアップ | － | |||||||||
| 類似プロット | － | |||||||||
| 撮影日 | － | |||||||||
| ロケ地 | 横浜（山下公園・赤レンガ倉庫・亀の橋、横浜港他） | |||||||||
| 収録 |
(1)FOREVER：－ (2)BEST SELECT：－ (3)BEST SELECT（女Ｇメン編）：－ (4)DVD－COLLECTION I：－ (5)DVD－COLLECTION II：－ (6)SELECTION一挙見Blu-ray（＝DVD1～5）：－ |
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| 備考 | 英語：字幕スーパー | |||||||||
Ｇメン75 第339話 金髪の女スリ学校 あらすじ（ストーリー）
草鹿刑事は仮病を使って休みを取り横浜へ遊びに来ていた。海を見ながらちょっと背伸びしたランチを楽しんでいたが、いざ料金を払おうとしたときサイフがないことに気づく。
無銭飲食の疑いをかけられ横浜西警察署へ連行されたが疑いはなんとか晴れる。草鹿の財布を山下公園で掏ったとみられる外国人の少女だけが手がかりだった。
翌日、Ｇメン本部でおさぼりを詫びながら掃除に励む草鹿の元に横浜西署から連絡が入った。西署捜査三課の女性刑事・岡本警部補からの電話で、外国人スリ事件の捜査結果に関して至急来署してほしいという。
スリの被害に遭い財布をすられたことに同情した黒木警視正は、草鹿にサイフごと金を渡し送り出すがまたしてもサイフをすられてしまう。そのサイフは黒木の父の形見だったからさぁ大変。草鹿はスリの外人少女二人組を捕え西署に連行する。
パスポートから少女はフィリピン人の姉妹・マリアとテレサであることが判明した。岡本警部補と今井刑事がスリの現行犯で逮捕した外国人女性二人組は来日する前、香港とシンガポールでスリを働いていたらしい。背後にマニラを拠点とする大掛かりな国際スリ団が介在していることがわかった。
マリアとテレサはマニラでプロの訓練を受けた筋金入りのスリ実行犯だった。警察にマークされた姉妹二人を背後で操る謎の男が動き出す。
Ｇメン75 第339話 金髪の女スリ学校 解説・見どころ
- 横浜ロケ
- 二度も財布を掏られスリ専門女刑事に呆れられる草鹿刑事
- マニラを拠点とする生活苦に付け込む国際スリ団
- 草鹿対組織のボスのすさまじいカーチェイス！
今回はコミカルな面とハードな面の草鹿刑事が存分に堪能できる草鹿刑事活躍編。受難は311話「裸の女の死体を運ぶ刑事」以来２度目。
草鹿刑事の硬軟織り交ぜたキャラクターは「キイハンター」で言えば風間洋介（千葉真一）のジャンルに当る。Ｇメンでは今までにない新鮮な存在感があっただけに欠場が多いのは本当に残念だった。しかし、今回の活躍でそんな気分も吹っ飛ばしてくれた。
マニラを中心に、日本と東南アジアを股にかけた国際犯罪組織を追うハードボイルドアクション編。
この頃のＧメン75の国際捜査編は日本語吹き替えが主流だったが、今回は英語に字幕スーパー。元インターポール捜査官という草鹿刑事（鹿賀丈史）だが、それを演じる鹿賀丈史氏はあまり英語がお得意ではなかったそうである。しかし草鹿刑事のユニークなキャラクターは貴重。
今回は横浜の所轄署・女性警察官との合同捜査という点も見どころ。岡本警部補（小野みゆき）、今井刑事（林未来）はもしや次期女性Ｇメン候補か？と当時勘ぐりたくなるようなオーラを感じた。
国際スリ団のボス・ミゲールを追う草鹿刑事のカーアクション、スリにならざるを得なかった少女の現地での生活境遇、草鹿との人形を介した心のふれあいなど見所が多い傑作。
下村和夫カメラマンが横浜を撮るとあたかも異国の地での撮影かと錯覚してしまうカメラワークにも注目。
川に落ちる大切な人形。スローモーションで見せるシーンは少女の心の全てを疑似体験できるほど。
ちなみに339話「金髪の女スリ学校」は関東地区で２３．５％の視聴率を取った最後の作品でもあった。
Ｇメン75 第339話 金髪の女スリ学校 当時の記事
※草鹿刑事の財布を掏ったフィリピン人の子供は国際的なスリ組織に訓練されたプロだった。横浜港に展開する草鹿＆現地女性捜査官と国際スリ団との壮絶な追撃戦！
