キイハンター 96話は、退官した先輩の元FBI捜査官とともに包囲される!外部との連絡網を絶たれた吹雪一郎(川口浩)の山荘脱出と山岳地帯での死闘
第96話 死刑結婚式 (共同調査:NWP夏目プロダクツ) |
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仮題 | 死刑結婚式(※シナリオ#96) | 放送 | 70.1.31 | |||||||
脚本 | 高久進(池田和雄、井口真吾) | |||||||||
撮影 | 村上俊郎 | |||||||||
監督 | 小西通雄 | |||||||||
役名(台本) |
朝比奈 美佐 南条 津崎 桂木 立花 教戒師 看守 神父 フロント 組織のボス |
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出演 | - | 啓子 | 吹雪 | 島 | ユミ | 風間 | - | - | - | - |
主演 | 吹雪一郎 | |||||||||
ゲスト |
南原宏治 原 知佐子 田口計 中井啓輔 江角英明(江角英/Gメン75 黒谷署・大町刑事課長) 中村孝雄 河合絃司 小塚十紀雄 菅原壮男 |
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某国 | - | |||||||||
類似作品 | Gメン75 15話「密輸死体」 | |||||||||
類似シーン | Gメン82 15話「現金輸送車の殺人ドライブ」 | |||||||||
備考 | 山梨(河口湖)ロケ |
キイハンター 第96話 死刑結婚式 あらすじ(ストーリー)
死刑囚の南条が刑の執行前夜、仲間の手引きで脱獄した。アメリカで麻薬シンジケートの幹部だった南条は日本へ逃亡したが、自分を追って来たFBI(アメリカ連邦捜査局)捜査官・朝比奈の手により逮捕された。朝比奈は組織のボスを射殺し組織を壊滅させていた。そのことに恨みを抱いた南条は朝比奈に復讐しようとしていた。
南条が脱獄した翌日、吹雪一郎は津川啓子と島竜彦を連れて湖畔の教会へ向かった。朝比奈の結婚式に列席する為だ。朝比奈はFBIを退官し今は人里離れた山荘で暮らしていた。彼は吹雪がFBIに所属していた時の先輩だった。
一方、脱獄囚・南条は結婚式を挙げた朝比奈と美佐を狙っていた。吹雪らキイハンターは朝比奈暗殺計画を知り、彼をガードすべく行動を開始する。しかし、南条の仲間は既に朝比奈の山荘を包囲し、電話線を切断、車も破壊し襲撃の機会を狙っていた。吹雪と朝比奈、美佐は外部との連絡を絶たれ、山荘に孤立する!
キイハンター 第96話 死刑結婚式 解説・見どころ
- Gメン75 15話「密輸死体」の基となったアクション編
- 外部との連絡手段を絶たれた吹雪一郎のサバイバルアクション
サブタイトルは、Gメン75 29話「死刑結婚式」と同じだが内容は別物。今回のプロットは後のGメン75 15話「密輸死体」に継承されている。一部のシーンは、Gメン82 15話「現金輸送車の殺人ドライブ」で早坂警部補(篠田三郎)が好演。
舞台は山梨県の河口湖。非情な暗殺者たちとの死闘を展開する吹雪一郎(川口浩)の活躍が堪能できるハードボイルドアクション編。尚、クライマックスで使用された吹雪のアクション・シーンの一部はカラー編オープニングに再活用されている。
- 「キイハンター」吹雪⇒「Gメン75」関屋
- 朝比奈⇒秋月元警部
- 美佐⇒由美子
- 山梨県・河口湖⇒福島県・高湯高原
キイハンター 1970年初頭の雑誌記事
1968年-70年あたりの「キイハンター」人気はすさまじく、TV誌のみならず、女性向けのティーン雑誌や芸能雑誌で様々なグラビアや連載小説などが掲載されていた。この画像は二つ折りグラビアで巻頭4枚目に特集されていたもの。