あらすじ

キイハンター 第45話 死体置場で今晩は

キイハンター 45話

キイハンター 45話は、夢の中で見た殺しの痕跡が現実に?!島(谷隼人)&ユミ(大川栄子)が探る恐怖活劇の意外な真相

第45話 死体置場で今晩は
(共同調査:NWP夏目プロダクツ)
仮題 死体置場(台本#-)
シリーズ名
放送 69.2.8
脚本 高久進(池田和雄、井口真吾)
撮影 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞)
監督 竹本弘一
役名(台本)
出演 黒木 啓子 ユミ 風間
主演 島竜彦、谷口ユミ
ゲスト 高須賀夫至子
青木義朗特別機動捜査隊/三船剛主任)
権秉純(永山一夫)
宮口二朗(宮口二郎、非情のライセンス/坂井刑事)
阿部希郎
吉田一夫
大山一義
森烈
吉谷照雄
梅津千栄子
某国
タイアップ
ロケ地 三浦半島(三戸海水浴場付近)
類似作品 バーディ大作戦 18話「キャーッ!死体が訪ねて来た」
備考 次回予告にゲスト名表記あり

キイハンター 第45話 死体置場で今晩は あらすじ(ストーリー)

島竜彦は、幻覚症状の中で郡司という男を刺し殺してしまった。バー<ドラキュラ>という店で目覚めた島は悪夢を思い出し何かしっくりこないものを感じる。そんな島を見つめる謎めいた女がひとり。

その時、島は自分の腕に付いていた歯型から血が流れていることを知り、愕然とする。夢の中で見た自分の殺しの痕跡だ。そして次々と殺人の証拠が島の前に現れる。極めつけは、殺人の決定的瞬間の写真だった。

わけがわからなくなり恐怖におののく島は、谷口ユミの協力のもと夢で見た場所を探しに行くことにした。ユミは島が書いた地図を見せるが島は全く記憶がない。

その場所へ行ってみると沖に停泊している貨物船があった。その船には見覚えがあり、島とユミは船内を探る。そんな島は何者かの手によって捕えられる!事件の背後には中近東ヘロイン密輸事件が絡んでいた。

キイハンター 第45話 死体置場で今晩は 解説・見どころ

キイハンター 45話
  • スリラー+クライマックスのスリリングな千葉アクション
  • 特別機動捜査隊・登場年約8か月前の青木義朗氏ゲスト
  • 風間くんの貨物船での島ちゃん救出
  • 島の身に降りかかった怪奇な現象の意外な真相

今回はスリラータッチのサスペンスドラマ。前半の島ちゃんこと島竜彦の恐怖と、後半のドンデン返しが見物。夢の中の殺人が現実とリンクするという展開は後のバーディ大作戦 18話「キャーッ!死体が訪ねて来た」と同じプロット。バーディでは<催眠術>がキイワードだったがキイハンターでは・・・。見てのお楽しみ。

暗闇の中で展開する戦慄と恐怖活劇はモノクロ画面ならではの演出効果。出だしからスリルいっぱいの作品。聞くところによると、プロデューサー・近藤照男氏は当初モノクロ作品にこだわったと聞く「キイハンター」。モノクロ映像を視聴するとその熱い思いがわかる気がする。

今回のお休みは、なし!

キイハンター 第45話 死体置場で今晩は 放送当時の記事

キイハンター 第45話 死体置場で今晩は
※「死体置場で今晩は」1シーンが紹介されている
出典:近代映画 1969年10月増刊号
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