Gメン75

Gメン75 第14話 マフィアの招待旅行

Gメン75 14話

Gメン75 14話は、黒木警視(丹波哲郎)が逮捕しアメリカへ強制送還したマフィアの一員(フレッド・ボサート)が舞い戻ってきた!その男が何者かによって東京で射殺された

第14話 マフィアの招待旅行
仮題 -(※シナリオ#-)
放送 75.08.23
脚本 押川国秋高久進(池田和雄、井口真吾)
撮影 村上俊郎
監督 山内柏
役名(台本)
出演 黒木 関屋 草野 津坂 山田 圭子
主演 関屋警部補、草野刑事
ゲスト 川地民夫
鮎川いづみ(鮎川いずみ)
東野孝彦(東野英心)
尾川馨
高野隆志
木村修
フレッド・ボサート
沢田浩二
藤岡恵子
小笠原剛
佐藤栄子
備考 業務用でレーザーディスク化された作品

Gメン75 第14話 マフィアの招待旅行 あらすじ(ストーリー)

ラスベガス賭博ツアーに関与したマフィアの一員・スティーブが都内のホテルで何者かに射殺された。

スティーブは以前、黒木警視が逮捕し本国のアメリカに送還させた前科のあるならず者。その国際犯罪者がなぜ日本に舞い戻って来たのか。外国人射殺事件の捜査はGメンにも依頼され関屋警部補、草野刑事らが動き出す。

一方、スティーブを射殺し金を奪った殺し屋が犯行現場で偶然、自分の恋人に遭遇した。そのことを知ったマフィアのボスは警察にマークされることを恐れ殺し屋ごと抹殺しようと企む。

殺し屋の男とその恋人を時限爆弾でふっ飛ばそうと公園のごみ箱に爆弾をセットする。しかし爆発の被害を受けたのは、なんとGメンの響圭子刑事だった。

焦ったマフィアのボスは殺し屋に、スティーブ殺しの目撃者である自分の恋人を射殺しろと強く迫る。 

Gメン75 第14話 マフィアの招待旅行 解説・見どころ

Gメン75 14話
  • ボスに自分の恋人を暗殺しろと迫られ苦悩する殺し屋
  • 黒木警視の正装サマーバージョン復活(白ソフト、白スーツ)

サブタイトルから、キイハンタータッチのアクション編か海外ロケ編かと思ったが少々肩透かしを食らった思い出がある作品。

殺し屋の苦悩を軸にあくまでドライに悪党の生きざまを描いている。じりじり照りつける都会の夏のある一日。キイハンターやアイフル大作戦などでよく見られた丹波哲郎氏の白装束がまぶしい。颯爽と登場するシーンが心に残る。

主役は黒木警視(丹波哲郎)ではないが、当時、存在感ある俳優だなぁと改めて実感させられた。

Gメン75 第14話 レーザーディスク化

Gメン75 14話 マフィアの招待旅行
資料協力:くらやみ警視さま(2001年8月29日)

「Gメン75」にレーザーディスク(LD)が存在した。業務用見本盤で制作は東映ビデオ。情報提供していただいた2001年8月29日時点では、VHSはおろかDVD化もブルーレイ化もされてない時期だっただけに驚愕した。

当時、ビデオ化された作品は、「特別機動捜査隊」や「ザ・ボディガード」あたりが40,000円位で発売されていたものだけ。(東映芸能ビデオ

「Gメン75」が市販されたものは<東映TVドラマ主題歌集>のみだった。「キイハンター」や「特別機動捜査隊」等、東映制作の他の番組とともに紹介された第一話「エアポート捜査線」のオープニング、エンディングが収録されていた。

LD化されたこの「Gメン75」は14話の「マフィアの招待旅行」のみ収録。白一色のジャケットに、タイトルと品番を示すシールが貼られてある。配布された年月日は80年代後半以降と思われるが詳細は不明。CSを含む各放送局または海外向けの販売用番組資料と思われる。「Gメン75」の他には「遠山の金さん」も存在したそうだ。

補足だが、80年代後半にはVHS版「キイハンター」が市販された。この第1巻にはモノクロ版予告編等収録という広告が関係雑誌に掲載された。高まる気持ちを抑えつつ購入。蓋をあけてみたら何と、モノクロのみならずカラー編の予告編すら収録されてなかったという苦い思い出がある。

長く続くと思われた市販VHSのシリーズは第2巻で打ち切り。モノクロ編を含むセレクション型DVDボックスとしての再商品化は、VHSテープとしての商品化から20年ほど先になってしまった。

Gメン75 14話 当時の番組資料

Gメン75 14話
※「人気番組テッテイ追跡!Gメン75ガッツな野郎たちの刑事カタログ」より。黒木警視(丹波哲郎)をはじめとするGメンの各レギュラーと小田切警視(夏木陽介)のプロフィールを紹介した特集記事より。

響圭子刑事(藤田美保子/現・藤田三保子)の紹介欄で14話「マフィアの招待旅行」の番宣写真が使用されていた。

出典:中1コース(1976年2月号)

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