Gメン75

Gメン75 第87話 冬のパリの殺し屋

Gメン75 87話

Gメン75 87話は、ヨーロッパロケシリーズ第二弾!人種的偏見に満ちたパリ警察捜査員(ジェラルド・ラザロン)とGメンの確執、コルシカギャングが見え隠れする国際的な殺しに発展した三億円事件の謎

第87話 冬のパリの殺し屋
仮題 パリ警視庁の五百円紙幣
冬のパリの殺し屋
パリ-紺碧海岸 縦断捜査(※ふりがな:コートダジュール)(シナリオ#86-87-88合本)
シリーズ名 ヨーロッパロケシリーズ(第二弾)
放送 77.01.15
脚本 高久進(池田和雄、井口真吾)、西島大
撮影 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞)
監督 鷹森立一
役名(台本) <準備稿段階>
朝吹健吾
朝吹美佐緒
坂崎竜也
坂崎霧子
矢代静夫
バーのマダム
商社の社長
刑事A
刑事B
支店長A
支店長B
警官
銀行員
アナウンサー
評論家
殺し屋マルソー
密告屋
酒場の主人
シモン婆さん
ロスタン刑事
ルシアン主任警部
リシャール刑事
出演 黒木 草野 山田 津坂 圭子 小田切
主演 黒木警視以下全員・小田切警視
ゲスト 川津祐介スパイキャッチャーJ3/J3壇俊介、ザ・ガードマン/荒木隊員、ワイルド7/草波勝、トリプル捜査線/夏木)
中島ゆたか
范文雀Gメン75Gメン82/賀川陽子刑事、プレイガール/ユーミン・ダロワ、ハン・ザ・摩耶)
西田健アイフル大作戦/丘大介)
ジェラルド・ラザロン
五野上力(斎藤力、斉藤力、五之上力、五ノ上力)
木村修
亀山達也
山浦栄
畑中猛重
松尾文人
ロルフ・ジューサー(ロルフ・ジェーサー/ロルフ・ジェサー、ロルフ・ジュッサー)
ユセフ・オスマン(オスマン・ユセフ)
トニー・マトブ
ヤン・エリック
タイアップ サベナ・ベルギー航空SABENA BELGIAN WORLD AIRLINES(現・ブリュッセル航空
ホテル・ニッコー・ド・パリHOTEL NIKKO DE PARIS
類似作品
撮影日 1976年11月24日~12月11日<4話分>
ロケ地 フランス(パリ
トロカデロ広場アレクサンドル三世橋クレマンソー広場/アベニューマホン/モンマルトルグルーズ通りモンソー公園シャンゼリゼ/マモン亭/ボンヌーフカンブロンヌ広場、実景:パリ市内各所で実景撮影
備考 「DVD-COLLECTIONⅡ」収録作品
フランス語⇒字幕

Gメン75 第87話 冬のパリの殺し屋 あらすじ(ストーリー)

人種的偏見を持つパリ地区警察本部のリシャール刑事から逃走した坂崎竜也はモンマルトルの丘で恋人の霧子と落ち合った。だが、三億円強奪事件の容疑者として小田切警視らが追っていた矢先、坂崎は何者かによって刺殺されてしまう。

響圭子刑事は殺害現場で泣き崩れる霧子を励ましアパートまで送る途中、ピガール広場で娼婦として立つ朝吹美佐緒を見かける。殺された日本人商社マン・矢代静夫の妹がなぜ?そんな時、今度は霧子が同じ手口で刺殺された。

現場に急行した小田切警視は手口からプロの仕業と考え、リシャール刑事に「ミリュー・コルス」と呼ばれるコルシカギャングの仕業ではと告げるがリシャールはことごとくGメンの介入を拒絶する。

一方、東京の津坂刑事らから朝吹美佐緒に関して重要な情報が送られてきた。

Gメン75 第87話 冬のパリの殺し屋 解説・見どころ

Gメン75 87話
  • 日本人を徹底的に嫌うリシャール刑事と草野刑事の対立
  • 草野刑事と謎のフランス人・深夜の銃撃戦
  • パリ警察パトカー、警官大量出演

ヨーロッパロケシリーズの第二弾。異国の地で人種的偏見に満ちた現地捜査員とGメンとの確執。捜査協力も困難な状況下で次々と三億円事件の容疑者が消されて行くサスペンス編。

海外ロケとなると他の番組では1話内で広範囲に飛び回る撮影になりがちだが、Gメン75ではじっくり腰を据えて撮影する点がいい。しかも77年、78年頃の作品は字幕スーパー多用。言語習慣が違う異国での困難な捜査活動がひしひし伝わってくる。

末期はほとんど日本語での吹き替えになってしまう点が残念。

Gメン75 第87話 冬のパリの殺し屋 当時の記事

Gメン75 第87話 冬のパリの殺し屋
出典:毎日新聞
※人種的偏見を持つリシャール刑事は小田切警視らの介入を拒絶する。
Gメン75 第87話 冬のパリの殺し屋
出典:中日スポーツ
Gメン75 第87話 冬のパリの殺し屋

Gメン75 第87話 冬のパリの殺し屋
※「冬のパリの殺し屋」放送週は成人式の日。この日、主題歌を歌うしまざき由理氏は成人式だったとのこと。「バーディー大作戦」の主題歌を担当した1974年はなんと17歳!この成人式を知って改めて彼女の実力を感じた当時が思い起こされる。

出典:以上、週刊TVガイド

Gメン75 87話
※番宣写真は第三弾・88話「パリ-紺碧海岸縦断捜査」より。南フランス・ニースにて。

出典:週刊テレビ番組
Gメン75 第86話 パリ警視庁の五百円紙幣

Gメン75 ヨーロッパロケーション-ロケ手帳-

Gメン75 86話・87話・88話・94話 
ヨーロッパロケ本隊行程(抜粋)

日付

移動

撮影場所

11/22(月)
羽田(19:40)
↓SN252
バンコック
機内
11/23(火)

ブリュッセル(11:20)
ベルギー(ブリュッセル
11/24(水)
ブリュッセル
ブリュッセル公園グランプラスサンミッシェル寺院/他未定)
11/25(金)
11/26(土)
ブリュッセル(15:10)
↓SN663
ニース(16:40)
11/27(日)
フランス
ニースボリューキャプエステルホテル
11/28(月)
ニース
11/29(火)
ニース(17:20)
↓SN664
ブリュッセル(18:55)
ブリュッセル(20:00)
↓SN647
パリ(20:50)
11/30(水)

12/8(水)
フランス(パリ
12/9(木)
パリ・自由行動
12/10(金)
パリ(9:45)
↓SN643
ブリュッセル(10:35)
ブリュッセル(12:30)
↓SN261
12/11(土)

羽田(14:05)

※SN:サベナ・ベルギー航空

海外ロケ編にはロケ手帳なるものが存在した。以前、藤田三保子氏に見ていただいたが、俳優には配られてなかったとのこと。スタッフ専用の手帳だったと思われる。日程表の他、宿泊ホテルやシーン別の小道具やロケ地などが記載されている。

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