Gメン75 318話は、’81サマーサスペンスシリーズ第二弾解決編・新宿を封鎖し包囲網を敷く警視庁幹部・結城警視正(中丸忠雄)!賀川陽子刑事(范文雀)と内妻(根岸季衣)を人質に籠城した脱獄囚(阿藤海)はGメン立花警部(若林豪)に要求をつきつける!
第318話 女の裏窓24時間 PART2 | ||||||||||
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仮題 |
女の裏窓24時間 女の裏窓24時間 PART2(シナリオ#317.318) |
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シリーズ名 | ’81サマーサスペンスシリーズ | |||||||||
放送 | 81.07.11 | |||||||||
脚本 | 佐藤純弥(佐藤純彌) | |||||||||
撮影 | 加藤弘章 | |||||||||
監督 | 小松範任 | |||||||||
役名(台本) |
三杉(安田)伸江(※脱獄囚の元情婦) 伸江の主人(※三杉) 赤木則男(※脱獄囚) 横山満(※脱獄囚の面会人) その母 律子(※スナック「りつこ」ママ) ミッチー・桂木美代子(※脱獄囚に小銭を奪われ暴行絞殺される) トラック運転手・小野浩二(※脱獄囚に服を奪われ殺される) 殺される巡査 幼稚園バスの運転手 幼稚園バスの保母 幼稚園バスの園児達 看守A 刑事A 刑事B 刑事C 釣りの男 総務課長 スリ 駐車場のアベック(※PARTII) マンションの主婦(※PARTII) 機動隊員A(※PARTII) 電報配達夫(※PARTII) 漏電検査員(※PARTII) 下着泥棒(※PARTII) 肉屋の親父(※PARTII) |
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出演 | 黒木 | 立花 | - | 田口 | マリコ・寺岡 | 賀川陽子 | 津村冴子 | 結城警視正 | - | - |
主演 | 立花警部 | |||||||||
ゲスト |
根岸季衣 阿藤海(阿藤快) 三角八郎(三角八朗) 宗方奈美 小鹿番 中島元 徳弘夏生 岸本功 浦上嘉久 高本直子 福島歳恵 山浦栄 安藤ひろみ 佐藤達郎 伊藤良昭 田島秀一 —- 中丸忠雄<結城警視正>(キイハンター/小田切慎二) |
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タイアップ | - | |||||||||
類似プロット |
Gメン75 33話「1月3日 関屋警部補・殉職」 Gメン75 306話「サヨナラGメンの若き獅子たち!」 |
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撮影日 | - | |||||||||
ロケ地 | - | |||||||||
収録 |
(1)FOREVER:- (2)BEST SELECT:- (3)BEST SELECT(女Gメン編):- (4)DVD-COLLECTION I:- (5)DVD-COLLECTION II:- (6)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~5):- (7)DVDコレクション:106号 |
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音楽 | - | |||||||||
備考 |
第17次香港カラテロケシリーズ(B)パターン特報 313-324話草鹿刑事欠場 |
Gメン75DVDコレクション収録予定:106巻
Gメン75 第318話 女の裏窓24時間 PART2 あらすじ(ストーリー)
模範囚として刑期を務めていた凶悪犯・赤木則男がふたたび狂暴化したのは内妻である安田(三杉)伸江が立花警部と共謀し自分が逮捕されたことを面会人・横山満から聞いてしまったことがきっかけだった。
脱獄した凶悪犯・赤木は新宿に潜入した。自分を裏切った伸江とGメンの立花警部に復讐するため警察庁の包囲網をかいくぐって元仲間・横山が経営するスナックに身を隠した。
しかし、伸江をおびき出す協力を得られず横山とその妻の律子を射殺。大都会の雑踏に姿を消した。
立花警部とマリコ・寺岡刑事は伸江をガードするため彼女のアパートを張り込んでいたとき、伸江が部屋を出てどこかへ向かった。
田口刑事とマリコは尾行を開始する。一方、逃走中の赤木は殺害した横山と律子の部屋から盗んだカツラを着用。変装したまま次の行動を開始した。
結城警視正は直接捜査の陣頭指揮をとり新宿を封鎖、全警察官に赤木逮捕を命じる。事態を重く見たGメン本部の黒木警視正は、立花に緊急指令を下す。
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Gメン75 第318話 女の裏窓24時間 PART2 当時の話題・感想
- ’81サマーサスペンスシリーズ・後編(潜伏と対決)
- 新宿を封鎖、迫る脱獄囚と包囲網
- 大きな犯罪と小さな犯罪に対するマリコの自論
- 賀川陽子刑事が人質にされる
立花警部(若林豪)と情婦(根岸季衣)が結託して自分を刑務所に送り込んだ事実を知った凶悪犯(阿藤海)が脱獄し、お礼参りをするというサスペンス活劇の後編。
結城警視正(中丸忠雄)の指揮により新宿は封鎖され緊迫した時間が経過する。漏電検査員に化けた脱獄囚が元情婦と賀川陽子刑事(范文雀)を盾に立花警部(若林豪)と対峙する!
草鹿刑事(鹿賀丈史)長期欠場による部分を少しでも補おうとしたのであろうか、結城警視正がキイハンターの小田切慎二のような雰囲気で黒木警視正(丹波哲郎)と屋外ロケに参加し陣頭指揮を執る。室内で怒鳴るだけの結城警視正ではないことが印象的だった。
シンガポール警察からGメンへ研修生として派遣されているマリコ・寺岡刑事(セーラ)。張込の過程で出くわす小さな犯罪と大きな犯罪を分け隔てなく対処しようとするが、現場の実践から少しずつ何かを掴んでいく姿も見どころ。
マリコの加入は非常に良い。当時、自分も含めファンの間でもハードボイルドさがなくなるという一抹の不安感があった「Gメン75・7期」。
だがマリコの新しい視点が加わることでドラマに深みが出ていると思う。外国からの研修生という設定から1クールで降板するのではという思いがあったが、見て行くうちに長くいてほしいキャラだという思いが日増しに強まってきた。
Gメン75 第318話 女の裏窓24時間 PART2 当時の記事
※新宿に潜伏した脱獄囚は血に飢えた復讐鬼と化し立花警部に迫ってくる!
※シナリオ段階での設定は、結城警視正を平賀警視正としてリセットする案で進んでいた。
特報!第17次香港カラテロケシリーズ(B)パターン
(A)パターンのように「特報」文字はなくいきなりシリーズ名を被せたロングバージョンの予告編だった。BパターンはCSファミリー劇場でも流れDVD-BOXでも収録されていた。Gメン75DVDコレクションではぜひとも(A)(B)両方の予告編を収録していただければと思う。