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Gメン75 第112話 宇宙食の恐怖

Gメン75 112話

Gメン75 112話は、出所した覚せい剤密売ルートの売人を執拗に追い詰める中屋刑事(伊吹剛)!立花警部補(若林豪)にも打ち明けてなかった過去とGメンの任務に揺れ動く

第112話 宇宙食の恐怖
仮題 宇宙食の恐怖(シナリオ#112)
シリーズ名
放送 77.07.09
脚本 高久進(池田和雄、井口真吾)、酒井あきよし
撮影 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞)
監督 高須準之助
役名(台本) 吉岡清治(25歳)
山野百合子(22歳)
梓ひろみ(22歳)
村上五郎(27歳)
沼田大八(25歳)
刑事A
刑事B
所轄の刑事
経営者
職安の職員
教務主任
若い主婦
医師
組織の男達
出演 黒木 立花 草野 山田 中屋 涼子 結城警視正
主演 中屋刑事
ゲスト 大和田獏
沢井桃子
森川千恵子
石橋蓮司
江角英明(江角英/Gメン75 黒谷署・大町刑事課長
平田守
山田禅二
三重街恒二
鶴岡修
青木卓
五野上力(斎藤力、斉藤力、五之上力、五ノ上力)
木村修
山田光一(山田甲一)
谷本小代子(谷本小夜子、Gメン75亀田熊子
八百原寿子
山浦栄
亀山達也
仲塚康介
畑中猛重
比良元高
伊藤慶子
タイアップ
類似作品 プロット継承:332話「原宿・六本木の女を襲う男
撮影日
ロケ地
備考 中屋刑事(伊吹剛)の過去:定時制高校時代の恋人・梓ひろみ(森川千恵子)の自殺

Gメン75 第112話 宇宙食の恐怖 あらすじ(ストーリー)

中屋刑事はシャブの密売ルートを内偵中、人質を取って立てこもる中毒者・沼田大八を射殺した。異常なまでに覚せい剤を憎んでいた中屋は警視庁幹部の結城警視正に呼ばれ過剰防衛の疑いで追及されるが立花警部補の証言で正当防衛が認められた。

そんな時、中屋のもとに関東刑務所教務主任から吉岡清治が仮釈放になると連絡が入った。吉岡は二年前、覚せい剤密売ルートを追っていた時の売人として中屋が逮捕し刑務所に叩き込んだ男だ。

関東刑務所に出向いた中屋は執拗に吉岡をつけ回す。中屋の行動を知った立花警部補は、更正しようとしている人間に対しての行き過ぎ行為だと強く諭すが聞き入れない中屋に手錠をかけ留置する。

中屋が覚せい剤を極度に憎むには理由があった。定時制高校に通っていた頃の恋人・梓ひろみが覚せい剤の売人・吉岡のために自殺に追い込まれたという苦い過去があった。

卒業後中屋は警視庁へ、ひろみはスーパーと小料理屋の仕事を掛け持ちし病に倒れた母親の介護をしながら暮らしていた。吉岡はひろみに疲労回復剤だと嘘をつき覚せい剤を買わせていたのだ。真実を知ったひろみは自分の行為を恥、命を絶ったという。

吉岡は仮出所後も中屋がしつこくつきまとうと恋人・山野百合子に愚痴をこぼす。そんな吉岡に昔の仲間が近づいてきた。

Gメン75 第112話 宇宙食の恐怖 解説・見どころ

Gメン75 112話
  • 中屋刑事が異常なまでに覚せい剤を憎む理由
  • 警官である前に感情を持った人間だ
  • お前は死ぬまでGメンだ

中屋刑事を語るうえで外せないエピソードが描かれる今回。警視庁捜査一課時代から覚せい剤事件に対して異常なほどの怒りをぶつけていた中屋刑事。その理由を立花警部補がようやく知ることになる

覚せい剤の売人に転落した男にもそれなりの理由があったことを男の恋人から知ることになる中屋。

警官と元売人の身に起こった出来事とその行く末をハードボイルドタッチで描く傑作。

Gメン75 第112話 宇宙食の恐怖 当時の記事

Gメン75 第112話 宇宙食の恐怖
※一度覚せい剤の道に転落した人間はそう簡単に更正するはずがないと執拗に元売人を追う中屋刑事。

出典:毎日新聞
Gメン75 第112話 宇宙食の恐怖
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