Gメン75 66話は、結城警視正(中丸忠雄)暗殺計画?!黒木警視(丹波哲郎)の捜査方針に納得いかない響圭子刑事(藤田美保子)はことごとくぶつかり合う
第66話 警視庁の中の密室殺人 | ||||||||||
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仮題 | 警視庁の中の密室殺人(台本#66) | |||||||||
シリーズ名 | - | |||||||||
放送 | 76.08.21 | |||||||||
脚本 | 西島大 | |||||||||
撮影 | 並木宏之 | |||||||||
監督 | 佐藤純弥(佐藤純彌) | |||||||||
役名(台本) |
石崎弘志 石崎ふみ 渡辺卓 新庄刑事 工場主 自動車整備工 哲(ヤクザ) 遊び人風の男 バーのマダム パトロール警官 制服警官 |
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出演 | 黒木 | 草野 | 津坂 | 山田 | 圭子 | - | - | 結城警視正 | - | - |
主演 | 響圭子刑事/黒木警視・結城警視正 | |||||||||
ゲスト |
丹波義隆 沢井桃子 垂水吾郎 冷泉公裕 大塚国夫 矢野間啓二 伊藤高 須賀良 章文栄 亀山達也 横山繁 久地明 高月忠 伊藤こずえ 川岡豊 島野登 中丸忠雄(キイハンター/小田切慎二、Gメン75/結城警視正) |
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タイアップ | - | |||||||||
類似作品 | - | |||||||||
撮影日 | - | |||||||||
ロケ地 | 横浜、渋谷、江東区ロケ | |||||||||
備考 | - |
Gメン75 第66話 警視庁の中の密室殺人 あらすじ(ストーリー)
内ゲバ殺人事件を捜査中の警視庁捜査一課・新庄警部補が帰宅途中、何者かによって刺殺された。犯人は警部補が携帯していた拳銃を奪って逃走する。
一方、新庄警部補を刺した凶器のナイフが発見され、付着していた指紋から内ゲバ殺人事件の容疑者で挙げられたことがある石崎弘志の存在が浮びあがる。黒木警視の指揮の下、響圭子刑事は石崎を追うが石崎は車にはねられて死亡。残された障害者の妹・石崎ふみとその恋人・渡辺卓。卓はなぜか異常なまでに警察を嫌う。
ある晩、料亭から出てきた警視庁幹部・結城警視正は、オートバイに乗った男に狙撃された。発射された弾丸から犯行に使用された拳銃は新庄警部補が奪われたものと判明。事故死した石崎は新庄殺しの犯人ではなかったのか。
圭子は石崎を死に追いやったことに苦悩するが、黒木は拳銃を持ったホシがオートバイに乗って存在する事実のみを突きつけ捜査に専念するよう言い放つ。圭子は黒木の強引さに疑問を持つ。
Gメン75 第66話 警視庁の中の密室殺人 解説・見どころ
- 黒木警視と響圭子刑事の捜査方針を巡るぶつかり合い!
- 丹波哲郎、丹波義隆親子共演!
- 両刃の剣の警察捜査!
- 黒木の結城に対するタメ口と結城邸シーン
警察が行きすぎた捜査をした場合の危険性への警鐘。そんな捜査体制に疑問を持ち、上司と真っ向からぶつかりあう人間・響圭子の目を通して描かれる悲劇。
今回は圭子を除いたGメンですらも行きすぎ捜査の危険性をはらんでいる側として徹底的にドライに描かれている点がユニークである。
見所は、何と言っても圭子と黒木の何度かのぶつかりあい。潜在的な危険性を持つ強引な捜査体制に疑問を投げかける圭子は視聴者目線か?沖縄シリーズを彷彿とさせる描き方である。
犯罪は社会の敵であり撲滅するためには手段は選ばず余計なヒューマニズムは不用と言い放つ黒木とのやりとりは見ごたえある。
結城警視正のゴージャスな邸宅シーンや上司(結城)相手ですら、タメ口対応の部下(黒木)という構図も面白い。なお、シナリオ段階での黒木は、ですます口調。
前週に放送された今回の予告編に被せてある劇伴は、通常の予告編のものではなく、楽器演奏のみのバージョンを使用。
Gメン75 第66話 警視庁の中の密室殺人 当時の記事
※当時の番宣写真。黒木警視のこのシーンは本編に無し。番組宣伝用のみのカット。