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Gメン75 第203話 また逢う日まで速水涼子刑事

Gメン75 第203話 また逢う日まで速水涼子刑事

Gメン75 203話は、速水涼子刑事(森マリア)最終編!不注意で拳銃と警察手帳を盗まれた涼子に老巡査殉職の知らせが入る!

第203話 また逢う日まで速水涼子刑事
仮題 -(シナリオ#-)
シリーズ名
放送 79.04.21
脚本 高久進(池田和雄、井口真吾)
撮影 吉田重業
監督 鷹森立一
役名(台本)
出演 黒木 立花 山田 中屋 涼子
主演 速水涼子刑事
ゲスト 今福正雄
須賀沢真理子
水原ゆう紀
根岸一正
小瀬格
千うらら
浅見小四郎
竹下江里子
麻田絋子
伊達弘
山口正二郎
藤村泰亮
伊藤昇
町田政則
佐藤淳一
山本緑
寒川蔵夫
石井浩
樫村まゆみ
杏里加代子
タイアップ
類似シーン
撮影日
ロケ地
収録 (1)FOREVER:◎
(2)BEST SELECT:-
(3)BEST SELECT(女Gメン編):-
(4)DVD-COLLECTION I:-
(5)DVD-COLLECTION II:-
(6)SELECTION一挙見Blu-ray(=DVD1~5):◎
(7)DVDコレクション:68号
主題歌 面影(3番)(作詞:佐藤純彌 作曲編曲:菊池俊輔 唄:しまざき由理
挿入歌
劇伴特記
備考 Gメン75 163話「首のない女の人形」の続編
速水涼子刑事(森マリア)最終編

Gメン75 第203話 また逢う日まで速水涼子刑事 あらすじ(ストーリー)

速水涼子刑事はふとしたことから拳銃を入れたショルダーバックを盗まれてしまった。自分の失態に気が動転した涼子はGメン本部に報告をせず拳銃を取り戻そうと必死に行方を追う。

拳銃を手に入れたチンピラ・加賀美健たちは自分たちに高圧的な人物に対して次々とお礼参りをしようと暴挙に出た。

そのとき、涼子のよく知る老巡査・沢木が何者かに射殺されるという事件が発生した。しかも犯行に使われた拳銃が涼子のものであることが判明し黒木警視の知ることとなった。

愕然とする涼子は沢木の遺体の前で拳銃を必ず取り戻せと立花警部補に厳命される。沢木巡査が殉職した時、一緒にいた孫娘・白石マリが逃げた犯人を知っていると考え行動を共にするがマリにつきっきりになってしまい捜査に支障をきたしてしまう。

その時、スーパーマーケットで強盗事件が発生し、またしても涼子の拳銃から弾丸が発射された。ホシの遺留品はマリファナたばこだったため立花は警察犬を担当する鑑識課員の捜査に涼子を加わえようとする。

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Gメン75 第203話 また逢う日まで速水涼子刑事 感想・ポイント

Gメン75 第203話 また逢う日まで速水涼子刑事
  • 一年前の捜査で知り合った老巡査と孫娘
  • 速水涼子刑事の不注意で拳銃入りのセカンドバッグが盗まれる
  • マリファナ中毒のチンピラが拳銃を手にし老巡査が殉職
  • 気が動転し初動捜査でミスを犯してしまう涼子

速水涼子刑事(森マリア)のGメンとしての最終編。今回のストーリーはGメン75 163話「首のない女の人形」の続編である。

前回の登場人物である老巡査・沢木(今福正雄)と両親を失った孫娘・白石マリ(須賀沢真理子)が引き続き登場する。

ベテランの域に達してもちょっとした気の緩みや一瞬の注意を怠ってしまうことで失態に繋がるコトは社会人であれば誰しも経験する。しかし、こと警察官に至っては取り返しのつかない事態に発展することもあるというエピソード。

自分が犯したミスに対して根性一本で取り組むという形にしていないところが奥深い。経験を積んで成長したものの予期せぬ失態を目の当たりにした速水涼子刑事の焦り動揺を森マリア氏が熱演!

経験不足による登場編の速水涼子刑事が思い起こされるが、今回の失態は不注意によるもので、しかも初期対応の基本を疎かにしてしまったことから事態は暗転する。

紆余曲折あるものの、成長する過程で見せた苦手意識を克服した129話「警察犬と女刑事」を思い起こさせる警察犬との捜査も絡めているところがいい。

上司としての黒木警視(丹波哲郎)や立花警部補(若林豪)の立ち位置、采配も見もの。

この捜査を境に速水涼子刑事は元の外事課へ戻り、パリのインターポール(国際刑事警察機構)本部での研修から改めてやり直すこととなる。単なる栄転話でないところが斬新であり人生の荒波を身近なものとして感じさせてくれる。

Gメン75 第203話 放送当時の資料

Gメン75 第203話 また逢う日まで速水涼子刑事
出典:毎日新聞
Gメン75 第203話 また逢う日まで速水涼子刑事
出典:週刊TVガイド

Gメン75 第203話 また逢う日まで速水涼子刑事
※テレビ誌ではない放送当時の週刊誌だったと思う。

出典:不明

Gメン75 第203話 また逢う日まで速水涼子刑事
※放送当時のマスコミ向けスチール写真。速水涼子刑事(森マリア)と警官である祖父・沢木(今福正雄)を失った孫娘・白石マリ(須賀沢真理子

Gメン75 203話
※今回のニールセン関東地区視聴率(関東/1979年4月16日~22日)。Gメン75は夜の部第12位で23.8%。同時間帯の競合「熱中時代・刑事編(日テレ)第3話/熱中刑事苦心の張込み」は7位で28.1%。

出典:週刊テレビ番組

Gメン75 203話放送週の刑事&アクションジャンルの番組(関東)
【土曜】
21:00~「Gメン75」(TBS)
21:00~「熱中時代 刑事編」(日テレ)
【日曜】
20:00~「俺たちは天使だ!」(日テレ
21:00~「刑事鉄平」(フジ
【月曜】
20:00~「鉄道公安官」(テレ朝
21:00~「大空港」(フジ
21:00~「ザ・スーパーガール」(東京12
【火曜】
20:00~「おやこ刑事」(東京12
21:00~「大都会 PARTIII」(日テレ
22:00~「刑事スタスキー&ハッチ<USA>」(TBS)
【水曜】
20:00~「明日の刑事」(TBS)※プロ野球休止の場合
22:00~「特捜最前線」(テレ朝
【木曜】
19:00~「少女探偵スーパーW」(TBS)※参考/ドラマ形式のバラエティ番組
【金曜】
20:00~「太陽にほえろ!」(日テレ
20:00~「七人の刑事」(TBS

※作品名はWikipediaにリンク。放送局はテレビドラマデータベースへ飛ぶようにリンク設定済。
※この時期の関東地区では深夜23:30より月~木で「キイハンター」を再放送(TBS)。(116話117話119話120話で118話「踊れ!墓場で幽霊ワルツ」は欠番)
※刑事・アクションジャンルに多彩な作品が犇めき合っていた時代。ほぼ毎日どこかのテレビ局で鑑賞できたことが嬉しかった。自分は大学に入ったばかりでまだバイトを始めてなかった。「大空港」が鯉沼刑事(中村雅俊)殉職を放送した週なので、多分、この週までがGメン以外の作品をほぼ毎週見られる最後の週になったと記憶している。この週に見た作品は太字。

Gメン75DVDコレクション収録予定:68号

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