キイハンター 174話は、宮崎ロケ第一弾!国際的なダイヤ密輸組織を内偵していた秘密捜査官殺しに隠された謎を追って宮崎へ飛ぶキイハンター・黒木鉄也(丹波哲郎)たち
第174話 黒衣の花嫁南国の連続殺人 | ||||||||||
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仮題 | ①記載なし(※台本#174) ②黒衣の花嫁連続殺人事件(※ |
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放送 | 71.7.31 | |||||||||
脚本 | 池田雄一 | |||||||||
撮影 | 瀬尾脩 | |||||||||
監督 | 村山新治 | |||||||||
役名(台本) | 【予定レギュラー】 黒木、啓子、吹雪、島、ユミ、風間 ==== 佐知子 香月(男B・赤尾) 高林(男A) マキ オスマン 神谷 吉沢 大使 大使館員A 大使館員B 部長 係官 支配人 |
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出演 | 黒木 | 啓子 | - | 島 | ユミ | - | - | - | - | - |
主演 | 黒木鉄也・島竜彦 | |||||||||
ゲスト | 三条泰子 武内亨 西沢利明 原良子 木村元(木村玄) 河合絃司 団巌 山田甲一(山田光一) 伊達弘 ロバート・クロッケンブッシュ |
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類似シーン | クライマックス:Gメン75 5話「純金の死体」 | |||||||||
某国 | ノルーデン | |||||||||
備考 | ロケ地:日南海岸、はにわ公園、えびの高原、シーサイド動物園 |
キイハンター 第174話 黒衣の花嫁南国の連続殺人 あらすじ(ストーリー)
宮崎でダイヤ密輸組織の取引が行なわれた。組織の取引相手とみられた男達は、ダイヤ密輸組織専門の国際秘密捜査機構・IDSO(国際ダイヤ保安機構)のGメンだった。組織を追跡した捜査官・香月が焼死体となって発見され押収したダイヤも消えた。香月の妻・佐和子は夫を殺した犯人をつきとめるため、夫と行動をともにしていた兄の高林捜査官の行方を求めて宮崎へ行く決心をする。
一方、キイハンターの黒木鉄也は島竜彦と国際的なプロの窃盗犯・シャム猫マキを尾行していた。彼女が某国・ノルーデン大使館へ入ったことをつきとめた黒木は大使館へ向かう。黒木が大使館内に入った時、大使は何者かによって刺殺されていた。大使は黒木の親友でもあった。その現場で島は黒衣の女に遭遇。後を追った黒木は、黒衣の女が宮崎行きのフェリーに乗り込むのを発見し乗船する。
女は香月捜査官の妻・佐和子だった。そんなとき、黒木は大使館から飾り物の埴輪が消えていることを知らされる。黒木は、香月捜査官殺人事件が「佐和子」-「マキ」-「宮崎」-「埴輪」に関係があると睨み行動開始。島も応援の為宮崎へ飛んだ。
キイハンター 第174話 黒衣の花嫁南国の連続殺人 解説・見どころ
- 宮崎各地でロケ
- 人が死ぬと埴輪が消える謎
- 丹波哲郎アクション
準備稿段階のシナリオでは、村岡特別室長(仲谷昇)、小田切慎二(中丸忠雄)、壇俊介(宮内洋)を除く、黒木鉄也以下キイハンター全員が登場予定だった。主演は黒木、島竜彦(谷隼人)ではなく吹雪一郎(川口浩)、島、黒木で企画されていた。
1970年ハワイ・ロケ編で使用された軽快な劇伴に乗せて展開する宮崎ロケ第一弾(3作目)。タイアップは、キイハンターお馴染みの「宮崎シーサイドホテル・フェニックス」。
芥川隆行氏の予告編によると原題は「黒衣の花嫁連続殺人事件」。ダイヤ密輸組織を内偵していた秘密捜査官殺しに隠された謎。ミステリアスな事件を推理タッチでスリリングに描く。
ボスの黒木鉄也(丹波哲郎)も若手の島ちゃんこと島竜彦(谷隼人)に負けじとボディアクションを披露!クライマックスに判明する意外な真実、そしてラストはGメン75 5話「純金の死体」を思わせるようなハードボイルド・タッチ。謎解きやGメン75・テイストの原点を感じながら堪能できる作品である。
キイハンター 174話 放送当時の資料
※キイハンターカラー化記念でロケした宮崎編から1年半ぶり。今回の174話と178話「南の国へヌードで新婚珍道中」の2作品を2週間で撮影。