キイハンター 105話は、カラー化記念・宮崎ロケ第一弾!外交官を利用した犯罪者逃亡幇助組織の内偵。村岡特別室長(仲谷昇)率いる国際警察・UNIPOL特別室員たちとその密命を受けた黒木鉄也(丹波哲郎)をボスとするキイハンターたち秘密諜報部員のハードアクション
第105話 世界殺人集団 南国の決斗 (共同調査:NWP夏目プロダクツ) |
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仮題 | -(シナリオ#-) | |||||||||
シリーズ名 | - | |||||||||
放送 | 70.04.04 | |||||||||
脚本 | 池田雄一 | |||||||||
撮影 | 下村和夫(1975年度日本テレフィルム技術賞・受賞) | |||||||||
監督 | 村山新治 | |||||||||
役名(台本) | - | |||||||||
出演 | 黒木鉄也 | 津川啓子 | 吹雪一郎 | 島竜彦 | 谷口ユミ | 風間洋介 | 村岡特別室長 | 小田切慎二 | 壇俊介 | - |
主演 | 黒木鉄也以下全員・村岡特別室長以下全員 | |||||||||
ゲスト |
小川真由美(アイフル大作戦/岸涼子) 岡田英次 鶴見丈二 丹羽又三郎 相原昇 片山滉 守山竜二 鈴木健之 山浦栄 高須準之助 比良元高 溝口久夫 ロルフ・ジェーサー(ロルフ・ジェッサー) |
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某国 | - | |||||||||
タイアップ |
全日空(ノンクレジット) ホテルフェニックス(ノンクレジット) |
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ロケ地 | 宮崎(宮崎空港、えびの高原・宮崎市内・ホテルフェニックス(現・フェニックスシーガイアリゾート、フェニックスカントリークラブ)、日南海岸) | |||||||||
類似シーン | - | |||||||||
番組設定 | キイハンターとは | |||||||||
備考 | - |
キイハンター 第105話 世界殺人集団 南国の決斗 あらすじ(ストーリー)
羽田空港国際線到着ロビーで張込む国際警察特別室の村岡特別室長、小田切慎二、壇俊介。
彼らはマフィアの大幹部・ザンバーの来日をキャッチし緊急逮捕しようとしていた。ザンバーとともに空港から出てきたのは日本の外交官・小幡。ザンバーに近づいた村岡の目の前で、小幡は何者かの狙撃を受け、「帯刀氏の奥さんが危険・・・」とだけ言い残して死亡する。
村岡の依頼で、黒木鉄也らキイハンターが事件の捜査を担当することになった。吹雪一郎の調査で、事件の背後に外交官を利用して犯罪者を第三国へ逃がす国際的な逃亡幇助組織の存在があかるみに。ザンバーもこの組織の手により国外逃亡してきたらしい。
一方、外交官・帯刀真作の妻・加奈子は謎の男の電話を受け、宮崎へ向うよう指示される。加奈子をマークしていた津川啓子は、彼女と同じ便にチェックインしようとする帯刀に近づき、共に後を追って宮崎へ飛ぶ!
キイハンター 第105話 世界殺人集団 南国の決斗 解説・見どころ
- カラー化記念・宮崎ロケ第一弾
- キイハンター6人+国際警察特別室3人!全員集合
- 宮崎各地でロケ・えびの高原でのセスナ機を使った空中アクション
- 9人全員で記念ショット
大阪万国博覧会EXPO70も始まり、キイハンターも今回よりカラー放送となった記念すべき第一弾!宮崎ロケ編。
色彩鮮やかな南国・宮崎を舞台に”新・キイハンター”の大活躍!国際犯罪組織を追う黒木鉄也らの知力を尽くした潜入捜査、大草原でセスナを使ったハードアクション、炸裂する黒木ボスのチョップ!風間くんの決死の逃走!など見せ場もたっぷり。
後の「アイフル大作戦」校長・岸涼子(小川真由美)の未来も予感させるようなゲスト!
そしてクライマックスで暴かれる組織の黒幕。霞ヶ関ビルをバックに横並びで協力を誓い合う特別室とキイハンターたち全員の印象的なラストもサービスされている超娯楽作品!
今回のお休みは、なし(サブタイトル別出演ランキングはこちら)
キイハンターカラー化記念「特報」2007年7月東映チャンネル
キイハンター 104話「足のある幽霊部隊」の後流れた特報予告はカラーバージョンとモノクロバージョンの2種類が存在している。
2007年7月の東映チャンネルではカラーバージョンが放送されたが、以降の再放送ではDVD化も含めて全てモノクロバージョンのみ。本放送ではどちらが流れたかはわからない。
本放送時、この予告編は断片的だが風間くんとセスナのシーンを中心に記憶に残っている。
キイハンター 第105話 世界殺人集団 南国の決斗 放送当時の記事
①四月四日放送の”世界殺人集団・南国の決闘”からカラー放送になる「キイハンター」。これを記念して九州の宮崎県各地で二週間にわたってロケが行われた。
南国宮崎の陽気に思わず裸になる谷隼人。恋人気取りで語り合う千葉真一と野際陽子。ファンサービスにつとめる丹波哲郎。メンバーの表情が一様に明るいのはカラーになるためだけではなさそう。
「野際ちゃんや大川くんのお色気もいちだんとあがるだろうし、ボクのアクションもはえる」と千葉は張り切っていた。
②昭和43年4月6日に放送を開始して以来、そのチームワークの良さと、千葉真一の目を見張るアクションに、平均視聴率28%をマークしてきた。いよいよ3年目に入り、今回からカラー作品となる。千葉真一の猛烈アクションに、ますます磨きがかかるだろう。また、新メンバーとして、国際警察特別室に小田切慎二役で中丸忠雄がレギュラー入りし、壇俊介の宮内洋とともに国際警察行動隊員となる。
カラー放送は、南国宮崎のロケーションから始まる。丹波哲郎をはじめ、レギュラーの川口浩を除いた面々と、新加入の中丸忠雄・宮内洋がロケに参加。猛烈アクション展開に一層の拍車をかけたが、中でも宮崎が大好きという丹波、ファンの女学生と歌ったりの大活躍。<出典:週刊TVガイド(1970年4月)>
※津川啓子はキャディに変装し組織の阿佐見と広田大使の会話を盗聴する!(宮崎県フェニックスカントリークラブ)
※当時の週刊TVガイド切抜きより。村岡室長(仲谷昇)は撮影に加わってないがいるような存在感がすごい。